おすすめ木造ハウスメーカー20選! 耐震性や断熱・気密性などの特徴比較一覧も
注文住宅で「木の家」を検討されている方のために、木造の注文住宅におすすめのハウスメーカーを、4つの特徴を比較しながらまとめてご紹介!
ハウスメーカー選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者
大手ハウスメーカーや地元工務店で勤務。多くの住宅に触れる中でメーカーごとの違いが分かりづらく、お客様が自分に合ったメーカーを選択出来ていないと感じ、各ハウスメーカーを徹底的に調査・分析・パラメータ化を行う。現在はその経験を活かしアドバイザーとして活躍中。
この記事を執筆したライター
過去に、住宅展示場に足を運び、色々なハウスメーカーの営業マンの売り込みを受けて、かえって疑問が増えた経験を持つ。
「もっと体系的な住宅情報が知りたい」と考え、家づくりの情報サイト「おうちキャンバス」を設立。ライターとして記事を投稿する。
おすすめの木造ハウスメーカー一覧
ハウスメーカー | 耐震等級(倒壊防止) | 耐震等級(損傷防止) | 断熱性能等級 | 工法 | 初期保証 |
---|---|---|---|---|---|
住友林業 | 3 | 3 | 5~6 | 木造ラーメン工法(BF工法) | 30年 |
積水ハウス | 3 | 3 | 5 | 木造軸組工法(シャーウッド構法) | 30年 |
一条工務店 | 3 | 3 | 6~7 | 木造軸組工法(ツインモノコック構造) | 10年 |
スウェーデンハウス | 3 | 3 | UA値:0.38 C値:0.65 |
枠組壁工法(2×6) | 10年 |
アキュラホーム | 3 | 3 | 5~6 | 木造軸組工法 | 10年 |
三井ホーム | 3 | 3 | 5 | 枠組壁工法(プレミアムモノコック構造) | 10年 |
セキスイハイム | 3 | 3 | UA値:0.46~ | 枠組壁工法(2×6) | 30年 |
大和ハウス | 3 | 3 | 5~7 | 木造軸組工法 | 30年 |
住友不動産 | 3 | 3 | 5 | 木造軸組工法(ウッドパネル工法) / 枠組壁工法(2×4、2×6) | 10年 |
ミサワホーム | 3 | 3 | 5 | 枠組壁工法(木質パネル工法) | 35年 |
トヨタホーム | 3 | 3 | 5 | 木造軸組工法 / 枠組壁工法 | 30年~40年 |
クレバリーホーム | 3 | 3 | 5 | 木造軸組工法(SPG構造、モノコック構造) | 10年 |
日本ハウスHD | 3 | 3 | 5 | ストロング工法(木造軸組工法 / 枠組壁工法) | 10年 |
ヤマダホームズ | 3 | 3 | 5 | 木造軸組工法 / 枠組壁工法 | 10年 |
タマホーム | 3 | 3 | 5 | 木造軸組工法 | 10年 |
ウィザースホーム | 3 | 3 | 5 | 枠組壁工法(2×6) | 30年 |
セルコホーム | 3 (※オプション) |
3 (※オプション) |
UA値:0.32 C値:0.5 |
枠組壁工法(2×4) | 10年 |
アエラホーム | 3 | 3 | UA値:0.36 C値:0.35 |
木造軸組工法 | 20年 |
ヤマト住建 | 3 | 3 | UA値:0.35 C値:0.5以下 |
木造軸組工法(+ 金物工法+パネル工法) | 20年 |
アイフルホーム | 3 | 3 | UA値:0.44 C値:0.61 |
木造軸組工法 | 10年 |
木造ハウスメーカー選びの4ポイント
- 耐震性
- 断熱・気密性
- 工法
- 保証期間
木造ハウスメーカー選びでは、「耐震性」「断熱・気密性」「工法」「保証期間」の4つをしっかり抑えておきましょう。
耐震性や断熱・気密性は、安全・快適な木造住宅を建てるうえで重要なポイントだと多くの方が認識されていますが、この中で見落としがちなのが「工法」です。
工法は間取りの自由度や施工期間の長さ、建てた後のメンテナンス性の高さにもかかわってくるので、ここもしっかり抑えておく必要があります。
また初期保証期間もハウスメーカーによって10年~30年の幅があるので、ここもきちんと違いを見ておきましょう。
木造ハウスメーカー選びの比較ポイント①:耐震性
特に日本のように地震の多い国の場合では、木造住宅の「耐震性」が大切だということは、皆さんもよくわかっていると思います。 ただ、「耐震性」といっても2通りの意味があるので注意が必要です。
- 構造躯体(住宅)の倒壊等防止
- 構造躯体(住宅)の損傷防止
2000年4月、日本では「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」が施行され、この品確法の中で「住宅性能表示制度」が規定されました。
住宅性能表示制度では、「耐震性」を「倒壊等防止」と「損傷防止」の2つに分け、3段階の「等級」で評価しています。
木造住宅の耐震性を気にする方は、「構造躯体の倒壊等防止」と「構造躯体の損傷防止」を基準に考えてみるといいでしょう。
現在では、最高等級3の耐震性を標準仕様としている木造ハウスメーカーが多いのですが、商品や家の造りによっては変わる可能性もあるので、きちんと確認しておきましょう。
構造躯体の倒壊等防止 | |
---|---|
耐震等級1 | 極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力に対して倒壊、崩壊等しない程度 |
耐震等級2 | 極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力の1.25倍の力に対して倒壊、崩壊等しない程度 |
耐震等級3 | 極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力の1.5倍の力に対して倒壊、崩壊等しない程度 |
構造躯体の損傷防止 | |
---|---|
耐震等級1 | 極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力に対して損傷を生じない程度 |
耐震等級2 | 極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力の1.25倍の力に対して損傷を生じない程度 |
耐震等級3 | 極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力の1.5倍の力に対して損傷を生じない程度 |
地震の多い日本では、やはり耐震性はとても気になるポイントですよね。中には「やっぱり鉄骨造のほうがいいのかも?」と悩んでしまう方もいるかもしれません。
しかし日本に展開するハウスメーカーの木造住宅は耐震性がとても優れているので、過度な心配はいりませんよ。実際、鉄骨造と遜色ないほどの耐震性を誇る木造住宅も数多く存在します。
一方で、住宅の耐震性と同じく気を付けなければならないのは、土地の地盤の固さです。いくら住宅の耐震性が強くても、地盤が弱ければ元も子もなくなる可能性がありますよ。
木造ハウスメーカー選びの比較ポイント②:断熱・気密性
最近特に注目されている「断熱・気密」性能も、木造ハウスメーカー選びの一つのポイントとなります。
住宅の断熱性と気密性は、「UA値」と「C値」で示すのが一般的です。いずれも数値が低いほど熱が逃げにくく、隙間が少ない家と評価できます。
- UA値(外皮平均熱貫流率):住宅の断熱性能を表す数値
- C値(隙間相当面積値):住宅の気密性能を表す数値
断熱性能を示すUA値
UA値は、今注目されている「ZEH」でも基準として用いられる断熱性能数値です。北海道の基準値は0.46、東京をはじめとする広いエリアでは0.87となっており、寒い地域と温かい地域で差があります。
ハウスメーカーが「高断熱」と説明するときは、「UA値が1より小さい」を意味していることもあるので、気になる方はZEH基準なのかどうかも確認しておくのがいいでしょう。
気密性能を示すC値
一方C値は、以前は「5.0以下」という努力目標値があったものの、現在では努力目標値もなくなりました。C値は、完成直後の住宅内部で気密測定試験を行わなければならないため、事前に性能を提示することがとても難しいからです。
実際、ハウスメーカーによってはC値をカタログスペックとして公表していないところもありますし、「C値よりUA値のほうが重要」と考えるハウスメーカーも少なくありません。
しかし、だからといってC値が無意味というわけではありません。C値は家の断熱性能を保つうえでとても重要な数値です。そのためC値を強みとして積極的に公開しているハウスメーカーも多数あります。
例えば一条工務店の場合、「現場平均実測値」として0.59というC値を公表しています。 またその他のハウスメーカーでも、「高気密」と説明する場合、「C値が1より小さい」ことを意味していることが多いようです。
現在は「高気密・高断熱の家」が大人気ですので、UA値やC値を気にする方もたくさんいると思います。ハウスメーカーの中でもこのUA値やC値をとても重視するところが数多く存在しますよ!
例えば「家は、性能。」という理念を掲げる一条工務店などはその代表格。「高気密・高断熱と言えば一条工務店」と言えるくらいの快適な家づくりを得意としています。
一点注意したい点は、経年劣化でUA値/C値ともに新築時よりも上がってしまうことです。そのため新築時点で気密性・断熱性を妥協してしまうと、数年後に思わぬ後悔をしてしまうかもしれませんよ。
木造ハウスメーカー選びの比較ポイント③:工法
木造住宅の工法は、各ハウスメーカーごとに名称が異なりますが、大きくは「木造軸組工法」「枠組壁工法」「木造ラーメン工法」の3つに分類されます。
- 木造軸組工法
- 枠組壁工法
- 木造ラーメン工法
木造軸組工法(在来軸組み工法)
木造軸組工法は「在来軸組み工法」とも呼ばれる伝統的な工法です。
柱や梁、筋交(すじかい)を組み合わせ壁や屋根を作り、建物を「線」で支えるという特徴があります。 また設計自由度が高く、木造ながら広い開口部をつくれるのも、木造軸組工法のメリットです。
枠組壁工法
枠組壁工法(ツーバイフォー工法 / 木質パネル工法)は、規格材を組み合わせてパネルを作り、床・壁・屋根が一体となった六面体構造の家を建てる工法です。
六面体構造となるため耐震性が強く、気密性能も高いというメリットがあります。 2×4(ツーバイフォー)や2×6(ツーバイシックス)という名称は、規格材のサイズを表しています。また木質パネル工法は、釘を使わずに接着剤でパネルを組んでいく枠組壁工法となります。
木造ラーメン工法
木造ラーメン工法は、柱と梁で頑丈な枠(ラーメン)を造り、そこに壁や天井を組み立てていく工法です。
木造ラーメン工法は枠の結合部を強化することで、耐震性の強化はもちろん、壁や筋交いも減らすことで大開口部を作ることができるという特徴があります。
木造住宅の工法は、「家づくりの際に何を重視するか」でおすすめが変わります。
例えば「設計自由度の高い木造住宅にしたい!」」とお考えなら「木造軸組工法」がおすすめですし、「面で地震に耐える安心感が欲しい」というご希望があるなら「枠組壁工法」がおすすめです。また「大開口の広いリビングが欲しい!」とのことであれば、「木造ラーメン工法」がおすすめです。
おすすめの工法を選ぶには、間取りの自由度やデザイン性はもちろん、建てた後のメンテナンス性なども考慮して、「どんな家作りをしたいのか」をしっかりとイメージしておくことが大切ですよ。
木造ハウスメーカー選びの比較ポイント④:保証
木造ハウスメーカーを比較する際には、やはり「建てた後の保証」もしっかりと抑えておきたいポイントです。
日本では「住宅品質確保法」によって、「構造耐力上主要な部分」(土台、壁、柱、梁、床板など)と、「雨水の浸入を防止する部分」(屋根、外壁、開口部など)に関しては、住宅引き渡し後10年間の初期保証が義務付けられています。
しかしハウスメーカーによっては、これ以外に30年長期保証や定期的な無償点検など、独自の保証制度を用意しています。ハウスーカー選びの際には、これらの保証制度についてもしっかりと押さえておきましょう。
家づくりでは、「建てる前のハウスメーカー選び」ももちろん大切ですが、それと同じくらい「建てた後のメンテナンス」も重要です。
ハウスメーカーの中には30年の初期保証に加え、50年~60年のさらなる有償長期保証を用意しているところもあるので、手厚いアフターサービスを重視する方はこういった保証内容について、ハウスメーカーとしっかり相談することをお勧めします。
おすすめ木造ハウスメーカーの特徴解説
それでは「おうちキャンバス」がお勧めする木造ハウスメーカー20社の特徴や強みをご紹介していきます。 木造ハウスメーカー選びでお悩みの方は是非ご参考ください。
住友林業
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5~6 |
工法 | 木造ラーメン工法(BF工法) |
初期保証 | 30年 |
住友林業と言えば、木造ラーメン工法を取り入れた「BF(ビッグフレーム)工法」により、木造住宅とは思えない大開口の家づくりを得意とするハウスメーカーです。
さらに住友林業は、ハウスメーカーであると同時に国内No.1の木材・建材商社。木材を知り尽くしたスペシャリストが、木の風合いを生かしたデザイン性の高い家づくりを実現。
耐震性も抜群で、将来のリフォームにも柔軟に対応できる点も大きな魅力です。
積水ハウス
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5 |
工法 | 木造軸組工法(シャーウッド構法) |
初期保証 | 30年 |
鉄骨造と木造の両方に対応できる積水ハウスでは、木造軸組工法・モノコック構造・ラーメン構造を融合させた「シャーウッド構法」を採用する木造住宅「シャーウッド」シリーズを展開しています。
積水ハウスと言えば、「邸別自由設計」による高級感あるデザインが特徴ですが、耐震性能や断熱性能、さらに遮音性能も高い点も特徴。
デザイン性や間取りの自由度だけでなく、安全性でも国内トップクラスと言えるハウスメーカーとなっています。
一条工務店
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 6~7 |
工法 | 木造軸組工法(ツインモノコック構造) |
初期保証 | 10年 |
一条工務店は「高気密・高断熱の家づくり」を得意とするハウスメーカーさんです。UA値0.25、C値0.59という数値は業界の中でもダントツのレベルです。
また従来の木造軸組工法を改良した「ツインモノコック構造」を採用することで、耐震性のさらなるアップを実現。
木造建築の耐震診断では「耐力壁の長さ×壁の強さ倍率」で建物全体の強さを計算しますが、一条工務店の住宅は、建築基準法の認定上の上限値である「壁倍率5倍」の強度を持った耐力壁を使用することで、快適性だけでなく安全性も抜群の住まいを作ることができます。
スウェーデンハウス
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | UA値:0.38 C値:0.65 |
工法 | 枠組壁工法(2×6) |
初期保証 | 10年 |
北欧のハウスメーカーであるスウェーデンハウスは、北欧の厳しい寒さの中でも快適に過ごせる断熱・気密性能の高い家づくりに定評があります。
特に、高断熱性能を持った木製サッシトリプルガラスを標準採用した窓は優秀で、標準仕様のままで国の定めるZEHの性能基準をクリアすることができます。
工法は木質パネル工法と2×6工を採用。地震に強く、標準仕様が省令準耐火構造なので、火災保険が一般的な木造住宅よりも安くなります。また長期優良住宅や省エネの補助金も下りやすいというメリットがあります。
「設計満足度オリコンNo.1」を連続で獲得する間取りでは、福祉先進国である北欧の考え方を採用し、歳を重ねても暮らしやすい設計を重視しています。
アキュラホーム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5~6 |
工法 | 木造軸組工法 |
初期保証 | 10年 |
アキュラホームは、木造最高峰といっても過言ではない間取りの自由度が最大の特徴。1mm単位での間取りの変更が可能で、家具のサイズに合わせて柔軟に壁の位置を変えられますよ。
6m超えのワイドな大空間や約30帖の無柱空間、ゆとりの天井高の他、遊び心のある間取りのレパートリーも豊富で、まるで鉄骨住宅のような贅沢な空間を実現できます。
さらに耐震性も、壁倍率15倍という独自の耐久壁「8トン壁」を採用し、災害に強い木造の家づくりを実現してくれます。
三井ホーム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5 |
工法 | 枠組壁工法(プレミアムモノコック構造) |
初期保証 | 10年 |
三井ホームは「2×4工法」のパイオニアメーカーで、現在では2×4をさらに進化させた「プレミアムモノコック構造」を採用。耐震性能に優れるだけでなく、天井高3メートルという大空間が実現できる間取り自由度の高さが特徴です。
また三井ホームと言えば「デザイン性の高さ」。
外観・内装・家具・インテリアに至るまで、設計士とインテリアコーディネーターがきめ細やかに提案してくれるデザイン性の高さは、間違いなく業界トップクラスと言えます。
セキスイハイム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | UA値:0.46~ |
工法 | 枠組壁工法(2×6) |
初期保証 | 30年 |
セキスイハイムといえば、なによりも「メンテナンス性能と、施工品質の安定感」が特徴のハウスメーカーです。木造住宅では「グランツーユー」シリーズを展開しています。
通常、屋根や外壁は20〜30年で塗装や葺き替えが必要で、100万円以上のメンテナンスコストが発生します。しかしセキスイハイムはオリジナルの屋根・外壁を使っているため、建ててからのメンテナンス費用を大幅に節約できます。
また施工スピードも業界トップクラス!家の大部分を工場内で作る「ユニット工法」を採用し、現場ではユニットをつなぎ合わせるだけなので、短期間で建築が完了します。
「グランツーユー」シリーズは、セキスイハイムの中でもトップクラスの高気密・高断熱を誇っているので、メンテナンス性だけでなく快適性も重視したい人におススメですよ。
大和ハウス
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5~7 |
工法 | 枠木造軸組工法 |
初期保証 | 30年 |
木造・鉄骨造を問わず、高品質な注文住宅をオールラウンドに手がける大和ハウスは、「高耐震」「高断熱」「高耐久」にこだわった木造の家づくりが特徴です。
鉄骨造でも業界トップクラスの耐震性を誇る大和ハウスでは、木造住宅でも開放的な空間づくりと優れた耐震性を両立するために、緻密な「邸別構造解析」を行い、そのデータを基に、地震に強い家づくりを進めてくれます。
また独自の「外張り断熱」をさらに進化させた「遮熱断熱技術」を採用することで、高気密・高断熱の住まいを実現。
基礎や壁につなぎ目のない「シームレス構造」でシロアリや雨水の侵入を許さないため、建てた後の耐久性も抜群な、「快適で長持ちする木造住宅」が実現できます。
住友不動産
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5 |
工法 | 木造軸組工法(ウッドパネル工法) / 枠組壁工法(2×4、2×6) |
初期保証 | 10年 |
業界最大手の総合ディベロッパーである住友不動産は、間取りとデザインが優れた木造住宅を手掛けるハウスメーカーです。
オフィスビルやマンションで使われる設備や建材を注文住宅にも流用しているため、標準仕様設備の満足度が非常に高いのが特徴。さらに木造メーカーの中でも間取り自由度が高いため、スキップフロアや地下、ダウンリビング、最大幅5.6mのビルトインガレージといった設計も可能となっています。
もちろん耐震性にも優れており、制震ダンパーを用いた制震システムを標準搭載している点も、総合ディベロッパーの住友不動産だからこその強みです。
ミサワホーム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | UA値:0.38 |
工法 | 枠組壁工法(木質パネル工法) |
初期保証 | 35年 |
「蔵やスキップフロアの木造住宅に住みたい!」とお考えなら、断然ミサワホームがおすすめです。
ミサワホームでは柱の少ない枠組壁工法(木質パネル工法)を採用しているため広い空間を確保しやすく、1階と2階と間に中2階を設けた、スキップフロアや蔵のある家作りを得意としています。
またミサワホームの強みは、建物の強度を保ったまま、施工精度の高い多層構造住宅を作れること。
普通ならスキップフロアや蔵のある家は、建物の強度が下がりがちですが、ミサワホームでは地震の揺れを50%軽減する制震システム「MGEO」採用し、耐震強度の高い木造住宅に仕上げてくれます。
トヨタホーム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5 |
工法 | 木造軸組工法 / 枠組壁工法 |
初期保証 | 30年~40年 |
トヨタホームでは、「木造軸組工法」による「MOKUA-J」シリーズと、「枠組壁工法(2×4)」による「MOKUA」、2つの木造住宅を展開しています。
MOKUA-Jでは、木造軸組工法による自由度の高い間取り設計と広い開口部を実現しつつ、耐震性の優れた「トヨタホーム・メタルジョイント工法」を採用。トヨタグループの技術力を詰め込み、長期保証も用意された高品質な木造住宅です。
またMOKUAは、トヨタ生産方式による一貫体制だからこそ実現できる、高品質な木造住宅が特徴。優れた耐震性と高い断熱性を併せ持つ2×4工法で、さらに吹き抜けやロフトなど、高さや広がりのある空間を実現してくれます。
クレバリーホーム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5 |
工法 | 木造軸組工法(プレミアムハイブリッド構法) |
初期保証 | 10年 |
クレバリーホームは、ミドルコスト帯のハウスメーカーながら、他のメーカーではオプションになることが多い「タイル外壁」を標準で採用できるため、総タイル外壁の高級感ある木造住宅が実現できるのが特徴です。
構造面では、「木造軸組構造」と、壁パネルで家を支える「モノコック構造」を組み合わせた「プレミアムハイブリッド構法」を採用しているので、地震に強く、間取り自由度の高い家を建てられます。
日本ハウスHD
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5~7 |
工法 | 木造軸組工法 / 枠組壁工法(新木造ストロング工法) |
初期保証 | 10年 |
「和風」「和モダン」なデザインの木造住宅がお好みなら、日本ハウスHDがおすすめです。
日本ハウスHD専属の棟梁と職人さんが、広いリビングや吹き抜け、スキップフロア、小上がり和室など、幅広い設計に対応。柱や壁に、高級木材「檜」を使うことで、高い耐久性と、室内でも森林浴をしているような気持ちのいい空間も提案してくれます。
耐震性も「耐震等級3」を標準で取得。断熱性能等級も「日本の家・檜の家」シリーズは最高の7と、「安心して快適に暮らせる和風の木造住宅」が実現可能です。
ヤマダホームズ
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5 |
工法 | 木造軸組工法 / 枠組壁工法(木質パネル工法、2×6工法) |
初期保証 | 10年 |
大手家電量販店「ヤマダ電機」のハウスメーカーであるヤマダホームズは、家具・家電も提案してくれるトータルコーディネートが得意な点と、標準で制震ダンパーがついた耐震性の強さが特徴です。
さらに玄関・階段・トイレ・浴室に標準で手すりがついていたり、柱や壁の角が丸く加工されていたりと、家族の安全性に配慮した家づくりも得意としています。
また低価格帯から高価格帯まで、幅広い商品ラインナップを取り揃えているので、予算のミスマッチが起こりにくいのもうれしいポイントです。
タマホーム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5 |
工法 | 木造軸組工法 |
初期保証 | 10年 |
高品質な木造住宅をローコストで建てたいとお望みなら、タマホームがおすすめです。
タマホームは「家の価格が下がれば、もっと生活にお金を回せる」という理念のもと、20代の方でもマイホームが持てるよう、徹底したコストカットを実施。
一方でローコストにもかかわらず、性能のいい設備や建材を使うことで、高品質な住宅を低価格帯で提供することができるのです。
商品の選び方によっては「月々のローンが5万円を切る」という世帯もあり、賃貸よりもずっとお得に、憧れのマイホームが手に入ります。
ウィザースホーム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | 5 |
工法 | 枠組壁工法(2×6) |
初期保証 | 30年 |
木造・鉄骨造両方に対応できるウィザースホームですが、最も得意としているのが木造住宅です。
陶器瓦や磁器タイルが標準装備となっているので、高級感のある総タイル外壁の家を、比較的リーズナブルな価格で建てることができますよ。
地震に強い2×6工法と制震ダンパーも取り入れ、耐震性は抜群。2021年からは「設備10年保証」と「外装20年保証」を標準実施しているので、アフターサービスも万全です。
セルコホーム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 (※オプション) |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 (※オプション) |
断熱性能等級 | UA値:0.32 C値:0.5 |
工法 | 枠組壁工法(2×4) |
初期保証 | 10年 |
セルコホームは、本格的なカナダの輸入住宅を、リーズナブルな予算で建てられるハウスメーカーです。
ミドルコスト帯ながら、高級感のある木造住宅が実現でき、内装もカナダ風、無垢材の床を標準採用。
またデザイン性だけでなく気密性・断熱性にも優れ、特に「高性能グラスウール32k」を採用すれば、さらに断熱・気密性能の高い家にできます。
北米のデザイン性と高気密・高断熱を兼ね備えた木造住宅がご希望の方におすすめですよ。
アエラホーム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | UA値:0.36 C値:0.35 |
工法 | 木造軸組工法 |
初期保証 | 20年 |
アエラホームは、ミドルコスト帯のハウスメーカーの中では頭一つ抜けた高気密・高断熱な家づくりを得意としています。
外張りダブル断熱を採用したことで、業界の中でもトップクラスの高気密・高断熱を実現したアエラホームの「クラージュ」は、メンテナンス性能の高い外壁・屋根を標準採用できるので、建ててからの塗装費用も抑えられます。
ヤマト住建
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | UA値:0.35 C値:0.5以下 |
工法 | 木造軸組工法(+ 金物工法+パネル工法 |
初期保証 | 20年 |
ヤマト住建は、断熱性能に特に力を入れているハウスメーカーです。
すべての商品で「外張W断熱」と樹脂サッシのLow-Eガラスが採用可能で、さらに外壁の全ての目地部分に気密テープを張り、熱が出入りしないよう処理。ここまでやるメーカーは非常に珍しく、建てた後も1邸1邸気密測定を行い、正確な数値を出してくれるのも安心できます。
またダクト式の「第1種換気システム」も標準採用。エアコン2台で家中の空調を管理する「Air(エア)フローシステム」も用意されているなど、高気密・高断熱の家づくりが可能です。
アイフルホーム
耐震等級 (倒壊防止) |
3 |
---|---|
耐震等級 (損傷防止) |
3 |
断熱性能等級 | UA値:0.44 C値:0.61 |
工法 | 木造軸組工法 |
初期保証 | 20年 |
アイフルホームと言えば、LIXILグループのハウスメーカー。そのため、住宅用のサッシやキッチンなどの水回り設備、外壁材、内装材まで、LIXILの中でも比較的グレードの高い住宅設備を標準で採用しています。
2019年10月からは抗菌・消臭・VOC除去作用があるLIXILの「清潔すこやかフロア」が1階と2階の標準床材になっており、滑りにくい床材でもあるため、とくにペットを飼っている人にオススメです。
さらに間取り自由度が高く、スキップフロアや小上がり和室などの間取りが可能で、家具にあわせて数センチピッチでの間取り変更もできます。
木造ハウスメーカー選びで迷ったらプロに相談を
以上、「耐震性」「気密・断熱性」「工法」「保証」の4つのポイントを比較して木造ハウスメーカーをご紹介となりますが、「いくつか絞れたけど、どこのハウスメーカーを選べばいいのかわからない」という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、一度家づくりのプロに相談してみることをお勧めします。
住宅アドバイザーへの無料相談サービスは多々ありますが、「おうちキャンバス」では、お一人おひとりのご要望をしっかりとヒアリングしたうえで、皆さんに最適なハウスメーカーと優秀な営業担当者をご紹介いたします。
特定のハウスメーカーのみを紹介するようなことはございませんのでご安心ください。ぜひ一度、「おうちキャンバス」の無料相談をご利用ください。
担当者コメント
木造ハウスメーカーには、それぞれの強みや特徴がありますが、自分にとってピッタリのハウスメーカーを見つけるには、カタログを見比べるだけでは一般の方にはなかなか難しいところです。
そんな方のために、「おうちキャンバス」では責任をもって皆さんにピッタリなハウスメーカーをご提案いたします。
また併せて、ハウスメーカーの優秀な営業担当者にもお繋ぎいたします。注文住宅では、自分の理想をきちんと形にしてくれる優秀な営業担当者の存在がとても大切だからです。
「おうちキャンバス」なら、ハウスメーカーだけでなく優秀な営業担当者も併せてご紹介いたしますので、ぜひ一度、無料相談をご利用ください。
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