家を建て替えたい!流れ・費用・注意点・ハウスメーカーをご紹介

建て替え

家の建て替えを検討中の方必見!
建て替えの流れ費用の目安注意点をわかりやすくまとめました。
また、希望の家に建て替えるために知っておきたい、要望別のオススメハウスメーカーもご紹介します。

ハウスメーカーを先に見る
(記事後半にジャンプします)

この記事を最後までご覧いただければ、家の建て替えが成功に近づくこと間違いなしです!
それではさっそく、建て替えの流れと費用から見ていきましょう!

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たてまる
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たてまる

大学で材料工学・建築素材を研究、30歳でマイホーム購入を決意。コツコツと住宅知識を増やし、満足の家を建てた経験を持つ。現在は家づくりで役立つ情報をYouTube、SNSにて発信している。

建て替えの流れと費用を大公開

家を建て替える流れは、家を新築するときの流れとほぼ変わりません。
以下の図の流れで進んでいきます。

建て替えの流れ

家の建て替えにかかるお金を洗い出すと、大きく解体費用+新築にかかる費用+諸費用の3つに分けられます。
そのうち、解体費用は木造住宅で1坪あたり4〜5万円鉄骨住宅で1坪あたり6〜7万円です。
1坪あたりの値段と坪数をかければ、解体費用の目安を知ることができます。

建て替え費用の大半を占める新築にかかる費用は、どの建築会社にどのような家を依頼するかによって異なります。
ただ、新しく土地を買って家を建てるよりは、総額を抑えられることが多いです。

それでは時系列にそって、具体的に何をやるのか、どんなお金がかかるのか見ていきましょう。

建築会社を探す【約3〜6か月】

家の建て替えでも、新築を建てるときと同じく建築会社選びから始まります。
どんな性能がほしいか、どんなデザイン・間取りにしたいか、希望の予算はどのくらいかなどをある程度決めておくと、建築会社を絞り込みやすいです。

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効率的にハウスメーカー探しができるので、ぜひやってみてくださいね。

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プランや資金計画を相談する【約3〜5か月】

いくつか気になる建築会社が見つかったら、プランや資金計画の相談に移ります。
1社だけで進めるのではなく、複数社を比較することがオススメです。

また、住宅ローンを検討している方は、この時点でローンの仮審査を行う必要があります。
住宅ローンの仮審査は、本審査前に行う簡易的な審査です。

もしこの相談段階で「思っていたより予算オーバーだった!」「建築会社選びが振り出しに戻った」などと困ったときには、おうちキャンバスの無料オンライン相談 をご利用ください。
オンライン相談では、家づくり全般に詳しいアドバイザーがあなたの状況を丁寧にヒアリングし、お悩みを解決します。

ご希望であれば、あなたに合ったハウスメーカーの優秀な営業担当を紹介することも可能です。
建て替えで失敗しないために、ぜひご参加ください。

建築会社と契約する

建築会社を1社に決めて契約するときには、施主と建築会社で工事請負契約を結びます。

その後プランが決まり次第、施主が役所などに建築確認申請書を提出します。
建築確認申請書とは、新築・増改築時にその建築物が建築基準法・条例等に適合しているかのチェックを受けるための書類です。
申請には費用がかかり、自治体によって金額は異なります。

また、住宅ローンの本審査もこのタイミングで行います。

かかる費用 費用の目安
建築確認申請費用 14,000円
(床面積:100㎡超え〜200㎡以下、千葉県の場合)

仮住まいに引っ越す

家の建て替えが本格的に始まる前に、仮住まいに引っ越します。
賃貸を契約する場合は、直前になって慌てないように新居のプラン決めと同時並行で探しておくといいでしょう。

かかる費用 費用の目安
引っ越し費用 地域・時期によって異なる
仮住まいの家賃 建物によって異なる

家を解体する【約1か月】

仮住まいへの引っ越しが終われば、いよいよ家の解体が始まります。

解体工事は解体業者に依頼しますが、ハウスメーカーで建て替える場合はそのままハウスメーカーに依頼することもできます。
ハウスメーカーに解体工事を依頼すれば、ご自身で解体業者を探す手間が省けて楽です。

解体工事は、木造住宅であれば3〜10日鉄骨住宅であれば10〜20日で完了します。
上記の実際の工事期間に加え、手続きや家の片付けに1か月近く見込んでおくと安心です。

また、家を解体するときには滅失登記が必要です。
ここでいう登記とは、土地や建物などの不動産がどこにどのような状態で存在しているのか、誰が不動産を所有しているかの記録を指します。

その中で、滅失登記は現在ある登記簿を除去するときに行います。
滅失登記はご自身で行うことも可能ですが、土地家屋調査士に依頼することが一般的です。

滅失登記は建物の解体後1か月以内に行う必要があり、行わなかった場合は罰金が課せられます。
加えて、滅失登記を行わないとすでに解体してなくなった建物にかかる税金を払い続けることになってしまうため、ご注意ください。

かかる費用 費用の目安
解体費用 木造:1坪当たり4~5万円
軽量鉄骨造:1坪当たり6~7万円
登記費用 4〜5万円
(土地家屋調査士に依頼する場合)

地盤調査をする【約1週間】

家を解体し土地だけが残ったら、次は地盤調査です。

「これまで家が建っていたから地盤調査しなくても大丈夫でしょう」と思われるかもしれませんが、地盤調査の実施は法律で決められています。

もしこの調査で地盤が弱いと判明した場合は、地盤改良工事をする必要があります。
地盤改良工事の金額は30〜250万円ほどなので、あらかじめ予算に入れておくと安心です。

期間は地盤調査と地盤改良工事を合わせて約1週間になります。

かかる費用 費用の目安
地盤調査費用 5〜10万円
地盤改良工事費用 30〜250万円

新築工事をする【約3〜6か月】

地盤調査と地盤改良工事が終われば、いよいよ新築工事が始まります。
建築会社にもよりますが、新築工事にかかる期間は大体3〜6か月です。

建て替えの場合でも、地鎮祭や上棟式は行います。
ただし、最近は地鎮祭を行わない人も増えてきました。

かかる費用 費用の目安
地鎮祭費用 5万円
上棟式費用 10万円

引き渡し【約1か月】

新築工事が完了すれば引き渡しです。
仮住まいから建て替えた新居に引っ越します。

家が引き渡されたら、新しく登記簿を作るための建物表題登記、所有権を証明するための所有権保存登記、住宅ローンを組むときの抵当権設定登記を行う必要があります。

かかる費用 費用の目安
引っ越し費用 地域・時期によって異なる
登記費用

以上が建て替えの流れ・費用の目安でした。
ここからは建て替えの注意点をご紹介します。        

建て替えの注意点

建て替えだからこそ気をつけていただきたい注意点は以下の7つです。

  1. リフォームも検討する
  2. 建て替えができる地域か確認する
  3. セットバックが必要か確認する
  4. 北側斜線制限に配慮したデザインにする
  5. 給水管・排水管などの交換費用も予算に含める
  6. 仮住まいの検討は早めに行う
  7. 近隣住民に配慮する

それぞれご紹介します。

リフォームも検討する

家の建て替えを検討中の方は、念の為リフォームという選択肢も視野に入れておくといいでしょう。
建て替え後に「リフォームでも十分だったかも?」と後悔することがなくなります。

建て替えのメリットは、間取りや性能を自分好みに変えられることです。
そのため、「暖かい家にしたい」「間取りを変えたい」という方は建て替えがオススメです。

反対に、リフォームのメリットは工事箇所が一部分のため後期が短く工事費も抑えられることです。
そのため、「キッチンが使いにくい」など住宅設備にお悩みの方はリフォームで十分かと思います。

しかし、1箇所リフォームしたら他の箇所も気になってしまい、気づけばリフォームを繰り返して出費がかさむケースもあります。
ご注意ください。

建て替えができる地域か確認する

土地によっては、法律で建て替えが禁止されている場合もあります。
そのため、建て替えを検討する方は、はじめに建て替えたい家の地域区分を確認してください。

もし、建て替えたい家が都市計画区域あるいは準都市計画区域にあり、下記の再建築不可物件の条件に当てはまっていると建て替えができません。

しかし、再建築不可物件でもリフォームは可能です。
そのため、再建築不可物件で建て替えをお考えの方は、大規模リフォームを検討されるといいでしょう。

セットバックが必要か確認する

建て替えたい家が面している道路の幅にも注意です。

現在の建築基準法では、住宅などの建物は幅員4m以上の道路に2m以上敷地が接しなければいけない接道義務があります。
そのため、家に面している道路の幅が4m未満の場合、ご自身が所有する土地を後退させる必要が出てきます。

セットバック

基本的に、道路を挟んで向かい側が宅地の場合は道路の中心線より2m後退し、向かい側が川や線路の場合は道路の反対端から4m後退します。

そのため、家が小さくなってしまう可能性があります。
セットバックは家の建て替え時に行うため、セットバックを避けるためにリフォームを選択する方もいます。

北側斜線制限に配慮したデザインにする

北側斜線制限がある土地では、外観デザインの幅がやや狭くなります。

北側斜線制限とは

北側斜線制限とは、北側隣接地の日照を確保するために、自分の家の北側の高さが制限されることを指します。
採用したい外観デザインや屋根の形があっても、北側斜線制限を超えていたら不可能です。

そのため、打ち合わせの早い段階で、担当者に北側斜線制限について聞いておくといいでしょう。
また、やりたいデザインができなかったとしても、デザインの提案幅が広い建築会社であれば、制限内であなた好みのデザインを提案してくれるかもしれません。

給水管・排水管などの交換費用も予算に含める

数十年前の建物を建て替える場合、もともと使用していた給水管・排水管は劣化して使い回しができなくなっていることもあります。
その場合は給水管・排水管を引き直す必要があり、もちろんお金がかかります。

また、劣化していなくても、給水管の太さが基準と異なる場合は新しいものに交換しなくてはなりません。
現在と過去では基準の太さが異なるため、先に確認しておくといいでしょう。

仮住まいの検討は早めに行う

建て替え期間に賃貸を借りる場合は、早めに決めておくと安心です。
建築会社と打ち合わせが始まると、忙しくて仮住まい探しに時間を割けなくなってしまうかもしれません。

また、実家に住まわせてもらう場合でも、荷物が多ければ貸し倉庫に預けることもあります。
そのため、貸し倉庫を借りる必要はあるのか、借りるならどこの倉庫かなどを事前に考え、建て替え費用に組み込んでおくと予期せぬ出費に焦ることもなくなるでしょう。

近隣住民に配慮する

建て替え期間中、特に解体中は近所に騒音が鳴り響きます。
そのため、解体工事前は近隣住民に挨拶に行くなど配慮しましょう。

希望がかなうハウスメーカーをご紹介!

満足のいく建て替えをするには、あなたの希望を叶える建築会社に出会うことが大事です。
そこで、ここでは以下の基準で選んだオススメハウスメーカーをご紹介します。

それでは見ていきましょう。

暖かい家を建てるのにオススメのハウスメーカー7社

「今の家が寒いから、建て替え後は暖かい家で暮らしたい」
というあなた。

暖かい家にするには、高気密高断熱が得意なハウスメーカーに依頼することをオススメします。

高気密高断熱住宅のオススメハウスメーカーは以下の7社です。

各ハウスメーカーの商品の特徴や参考価格、効率よく高気密高断熱を実現できるポイントは以下の記事で解説しています。
暖かい家を建てたい人は要チェックです!

高気密高断熱住宅を建てるには

二世帯住宅を建てるのにオススメのハウスメーカー10社

「建て替え後は2世帯で暮らしたい」
というあなた。

二世帯住宅には、一緒に暮らす同居タイプや一部の生活スペースを一緒にする共有タイプ、居住スペースを完全分離する完全分離タイプがあります。
そのうち、各世帯のプライバシーが守れる完全分離の二世帯住宅にオススメハウスメーカーは、以下の10社です。

各ハウスメーカー・商品の特徴や完全分離の二世帯住宅のメリットデメリット、成功するための事前準備は以下の記事で解説しています。
二世帯住宅を建てたい人は要チェックです!

二世帯住宅にオススメのハウスメーカー

平屋を建てるのにオススメのハウスメーカー5社

「老後も見据えて平屋にしたい」
というあなた。

平屋は基本的にすべてのハウスメーカーで建てられます。
その中でも、平屋を建てている比率が高いメーカーは、間取りやデザイン提案の幅が広く、施工ミスも少ない傾向があります。

そのため、満足のいく平屋を建てるには、平屋の施工比率が高いハウスメーカーに依頼することがオススメです。
平屋の施工比率が高いハウスメーカーは以下の5社です。

各ハウスメーカー・商品の特徴や平屋のメリットデメリットは以下の記事で解説しています。
平屋を建てたい人は要チェックです!

平屋が得意なハウスメーカーTOP5

メンテナンスが楽な家を建てるのにオススメのハウスメーカー8社

「メンテナンスに時間もお金もかけたくない!」
というあなた。

メンテナンスが楽な家にするには、屋根・外壁・シロアリ対策に力を入れているハウスメーカーに依頼することをオススメします。

屋根・外壁・シロアリ対策に力を入れているオススメハウスメーカーは以下の8社です。

各ハウスメーカーの屋根・外壁・シロアリ対策は以下の記事で解説しています。
メンテナンスが楽な家を建てたい人は要チェックです!

メンテナンス性の高い家

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担当者コメント

たてまる
家づくり専門アドバイザー
たてまる

建て替えの流れは新築の家づくりの流れとほぼ同じです。
そのため、新築時に悩みやすい建築会社選びは、建て替えでも同様に悩みます。

後悔のない建築会社選びをするためには、おうちキャンバスの記事や私のYouTube動画を見て勉強してみてください。
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