【2024年最新】パナソニックホームズの特徴まとめ〜表で解説〜

パナソニックホームズは、高性能な全館空調「エアロハス」による快適かつキレイな空気のおうちを実現できるハウスメーカーです。
耐震性やメンテナンス性も高く、高スペックな家を建てることができます。

しかし、ネット検索やYouTubeで調べれば調べるほど、
「パナソニックホームズって結局どんな特徴があるのかわからない…」
「他のハウスメーカーと比較するとどうなの？」
「標準仕様は？坪単価は？」
などお悩みが出てきますよね。

そこで今回は、パナソニックホームズの特徴について徹底解説します！
以下を本記事では解説しております。

この記事でマルッとパナソニックホームズの特徴を理解して、今後の家づくりを大成功させましょう！

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この記事の監修者

はなまるな家をたてよう🌸

たてまる

• YouTubeチャンネル

大学で材料工学・建築素材を研究、30歳でマイホーム購入を決意。コツコツと住宅知識を増やし、満足の家を建てた経験を持つ。現在は家づくりで役立つ情報をYouTube、SNSにて発信している。

  会社概要

パナソニックホームズの創業者は松下幸之助さんで、
「住まいは人が暮らしていくうえで最も大切なもの。それにふさわしい良い家をつくりたい。」
という想いでスタートしました。
創業以来、暮らしを守る「強さ」と幸せを持続させる「暮らしやすさ」を兼ね備えた家づくりを目指しています。
2018年には社名を「パナホーム株式会社」から「パナソニック　ホームズ株式会社」に変更し、「パナソニック」のブランド力をより押し出しています。

パナソニックホームズはその理念通り、安心安全の暮らしを支える耐震性と高耐久外壁、日々の生活を快適にする全館空調を得意としています。

また、パナソニックホームズはトヨタホーム、ミサワホームと2020年に経営統合し、「プライムライフテクノロジーズ」という会社を設立しています。
今後、トヨタホームの技術力、ミサワホームの提案力なども組み込まれてますます発展していきそうです。

パナソニックホームズの特徴5選

パナソニックホームズの優れた特徴を5選お伝えします。
性能に特化したパナソニックホームズの優秀な点はこちらです！
（タップで該当部分に遷移します）

以下で詳しく解説します！

汚れにくく高耐久な外壁タイル「キラテック」

パナソニックホームズの特徴1つ目は、外壁タイルの「キラテック」が超優秀なことです。

「キラテック」は、耐久性が高く汚れにくい外壁タイルです。

一般的なハウスメーカーでは、外壁にサイディング材を使用しており、10年でメンテナンスが必要と言われています。
しかし、パナソニックホームズの外壁タイル「キラテック」は耐用年数60年のため、かなり長持ちします。

さらに、「キラテック」には光触媒技術が使用されており、セルフクリーニング機能があります。
光触媒のある「キラテック」は太陽の光を浴びることで親水性と分解力が生じます。

タイルの表面に太陽の光が当たると親水性が生まれ、空気中の水分から薄い水の膜を形成します。
その水膜がホコリや塵を吸い寄せる静電気を抑え、汚れが付きにくくなるのです。
また、太陽の光が当たって分解力が生まれると、タイル表面についた汚れの吸着力が弱まり、排気ガスのベタベタした汚れも剥がれやすくなります。
さらに、雨が降ると雨水が汚れの下に入り、汚れを浮かせて落ちやすくしてくれます。
この親水性と分解力により、外壁の汚れが雨で自然と洗い流されるため、きれいな状態を保つことができるのです。

ツヤツヤしていて重厚感もあるタイル外壁が、耐久性も高くメンテナンス費用もかからないのは、かなり魅力的ですよね。

鉄骨造で叶える高い耐震性

パナソニックホームズの特徴2つ目は、鉄骨造による高い耐震性です。

パナソニックホームズは鉄骨造で家を建てるハウスメーカーです。
木造住宅よりも地震に強く、倒壊リスクが低いのが特徴です。

さらに、パナソニックホームズは「アタックダンパー」という制振ダンパーが標準採用されているため、鉄骨造なのにさらにその中でも耐震性が高いといえます。

「アタックダンパー」が地震による引っ張る力を受けた時も押し出す力を受けた時も耐力を発揮するため、スリップ現象（※）の恐れがありません。
つまり、パナソニックホームズは「アタックダンパー」により、大地震が来た後も安心して住み続けられる家を建てられるというわけです。

パナソニックホームズの構法は、「HS構法（制震鉄骨軸組構造）」「F構法（大型パネル構造）」「NS構法（重量鉄骨ラーメン構造）」の3種類があります。

HS構法は、15cmピッチで間取りの変更が可能なため、非常に間取りの自由度が高いです。
F構法は、HS構法よりも工期が早くコスパよく建てることができますが、間取りの自由度は劣ります。
NS構法は重量鉄骨を採用しており、地震にかなり強く、ハウスメーカーで唯一9階建まで可能です。

各構法とその特徴について、表でまとめたものがこちらです。

全館空調「エアロハス」を活用した空気の質

パナソニックホームズの特徴3つ目は、全館空調「エアロハス」の性能です。

「エアロハス」は、パナソニックホームズの醍醐味であり、これなしにはパナソニックホームズは語れない設備です。
特に優れている、「高性能フィルター」「温度設定」「省エネ性能」の3点について詳しく解説します。

空気の質が違う！高性能フィルターで空気の汚れを除去

パナソニックホームズの家が他のハウスメーカーの家と決定的に違うのは、ズバリ「空気の質」です。
「エアロハス」の2種のフィルターによって外の花粉やPM2.5を除去し、室内の空気がキレイな状態を保ってくれます。

まず、床下から外気を取り入れ、空気中に含まれる大きめの花粉やホコリなどがほとんど床下に落ちて除去されます。
これを、沈降効果と言います。
この「自然のフィルター」により、大きめの粒子が除去されるのです。
さらに、その先ではHEPAフィルターにより外気の汚れだけでなく室内に漂う細かなホコリや花粉、ハウスダストまで除去します。
HEPAフィルターは、精密機器工場のクリーンルームでも使用されるほども性能があり、0.3μmの微粒子を99.97%カットすることができるという優れものです。

これが家の空調システムに導入されているのですから、家の空気はかなりキレイになります。

全館空調なのに、各部屋で±2℃まで温度設定可能

「エアロハス」は、部屋ごとに風量を変えて温度調整が可能です。

一般的な全館空調では、部屋ごとの温度調整は難しく、基本的には家全体で同じ温度設定でなくてはなりません。

しかし、パナソニックホームズの全館空調「エアロハス」では、リビングは風量普通、子供部屋は風量少なめなど、部屋ごとに快適な温度を設定できるため、全館空調のデメリットである「温度調整ができない」という問題を解消できるのです。

これにより、
「全館空調で家全体を快適にしたいけど、自分の部屋だけは涼しくしたい」
などの希望を叶えることができます！

環境とお財布に優しい「省エネ性能」

パナソニックホームズの全館空調「エアロハス」は、一般的な全館空調よりも電気代を安く抑えることができます。

「エアロハス」の省エネ性を実現しているのが、「地熱利用」と「自動セーブ運転」の技術です。

「エアロハス」は、外気に比べて夏は涼しく冬は暖かい地熱を利用することにより、エアコンの冷暖房負荷を軽減しています。
パナソニックホームズは基礎の内側まで断熱を施しているため、床下が外気の影響を受けず、効率的に地熱を活用することができるのです。

また、部屋ごとに運転モードを変えられるため、誰もいない部屋は「自動セーブ運転」にして無駄な冷暖房費をカットできます。
さらに、旅行や帰省などで数日間家を空ける場合には、「おでかけ設定」にすることにより、おでかけ中は空調を停止し、帰宅時間に合わせて快適な室内温度に戻すことができます。

この2つの大きな技術により、「エアロハス」は一般的な全館空調よりも空調＋換気の電気代を約26%削減することができます。
快適な空気・室温が電気代を抑えながら叶えられるのは、魅力的ですよね。

大空間・大開口が得意

パナソニックホームズの特徴4つ目は、鉄骨造を活かした大空間・大開口の間取りです。

30畳柱なしの大空間リビングや、開放的な大開口窓を採用できるため、広々とした家を建てたいという方にオススメと言えます。

特に、HS構法では15cm単位で設計が可能なので、縦横に柔軟に間取りを作ることができます。
天井高は、240cmを基準に、225cm、250cm、270cmの4段階で選ぶことができます。
横幅も、2階部分がせり出すオーバーハングも可能ですので、駐車場上のスペースを有効活用することができます。

「地震あんしん保証」で万が一の時も安心

パナソニックホームズの特徴5つ目は、地震による倒壊で建て替える際に5000万円まで保証される「地震あんしん保証」です。

一般的な地震保険では、地震の揺れによって建物が全壊したとしても、建物価格の半額までしか保証されません。
最大でも火災保険金額（建物価格）の50%となるため、建て替える場合の費用の半額は自己負担となってしまいます。

しかし、パナソニックホームズの「地震あんしん保証」では、建物が地震により壊れても5000万円まで保証されるため、ほとんど自己負担なく建て替えることができます。
パナソニックホームズの耐震性に対する強い自信が表れている保証内容と言えます。

巨大地震のリスクを最小限にするためにも、「地震あんしん保証」は要チェックの内容ですね。

「地震あんしん保証」の保証条件はこちらです。

パナソニックホームズで建てる際の注意点

ここからは、パナソニックホームズで家を建てる際に気をつけるポイントについてお伝えします。

家を建ててから後悔しないよう、デメリットについてもしっかりおさらいしましょう。

金額は高め｜ハイブランド帯のハウスメーカー

パナソニックホームズは、ハウスメーカーの中でも比較的高価格帯のハウスメーカーです。

パナソニックホームズの坪単価は103.5万円〜、
30坪2階建て住宅の参考価格は3,105万円〜となります。

当サイトの４タイプ比較表では、「テクノロジータイプ」に該当します。
しかし、選ぶ商品によっては「ゴージャスタイプ」に並ぶ価格帯です。

パナソニックホームズで価格を抑えたい場合は、規格住宅商品のV'esse（ヴェッセ）がオススメです。
V'esseだと本体工事費2,200万円台〜（税込2,500万円台〜）となり、「グッドバランスタイプ」くらいの価格になります。
ご希望の内容や予算によっては、商品ごとにも検討してみましょう。

パナソニックホームズの商品ごとの特徴はこちら

パナソニック以外の設備をつけようとすると割高に

パナソニックホームズのキッチンやお風呂などの設備は、パナソニックの中グレード以上の製品が標準です。

パナソニック製なので、丈夫かつ便利で問題ないのですが、
「どうしてもLIXILがいい」
「海外のキッチンメーカーが好き」
という方にとっては標準のパナソニック製設備が活かせず割高になってしまうため、注意が必要です。

パナソニックホームズの標準仕様

パナソニックホームズは標準設備に中グレード以上のパナソニック製品を採用できます。
高性能な住宅設備を標準で採用したい方にはピッタリですね。
設備不良が起こった際にも、「パナソニックに問い合わせればいい」と思えば良いので、建てた後も安心できます。

詳細は下記の表をご覧ください。

パナソニックホームズの商品5選

パナソニックホームズは、商品ごとに得意な領域が異なります。
そのため、ここからはパナソニックホームズの商品5選についてご説明します。

CASART（カサート）

「カサート」シリーズは、軽量鉄骨のHS構法（制振鉄骨軸組構造）の注文住宅商品です。

カサートの特徴は、間取りの自由度の高さにあります。
フォルティナだと、間取りの最小変更単位が45cmですが、カサートは15cm単位で変更できるため、無駄なく間取りを作ることが得意なのです。

鉄骨ならではの柱なしの大空間リビングや、駐車場の2階部分のスペースを有効活用したオーバーハングなどの自由な間取り設計が可能です。

さらに、「アタックダンパー」という制震装置もついているため、地震の揺れを軽減し、繰り返し地震がきても安定した強度を保つ家にすることができます。

間取りや耐震性についてこだわりがある方にオススメな商品と言えますね。

FORTINA（フォルティナ）

「フォルティナ」シリーズは、軽量鉄骨のF構法（大型パネル構法）の注文住宅商品です。

パナソニックホームズの注文住宅の中では比較的コスパ良く建てることができます。
HS構法の商品よりも、坪単価が5万円ほど安くなります。

また、外壁パネルを組み立てて家を建てるため、工場生産率が高く、現場での施工がかなり早いです。
工期が短く、雨に濡れずに上棟できるので、カビの不安もなく安心できますよね。

鉄骨でコスパよく全館空調「エアロハス」も採用しながら家を建てたいという方にオススメな商品と言えます。

EL・SOLANA（エルソラーナ）

「エルソラーナ」シリーズは、軽量鉄骨のF構法を採用した、環境配慮をコンセプトにした注文住宅商品です。

断熱性能は次世代省エネルギー基準をクリアし、太陽光パネル、オール電化仕様が標準になっているため、省エネで環境にもお財布にも優しい家を作ることができます。

また、アタックダンパーも採用されているため、耐震性も高いです。

高い断熱性と優れた耐震性、メンテナンス性の高さや省エネ性能などによって、エルソラーナは「長期優良住宅」の認定基準に標準仕様で適合しています。
「長期優良住宅」の認定を受けることによって、住宅ローン控除や減税制度、補助金が適用されるため、快適かつ経済的に良い家を建てたい方にオススメです。

Vieuno（ビューノ）

「ビューノ」は、重量鉄骨のNS構法（重量鉄骨ラーメン構造）を採用した、多層階住宅商品です。
3階建て以上の階層ができ、ハウスメーカーの中では最大の9階建てまで可能です。
3階建て住宅は狭小地に強いため、土地が狭くても上に建物を伸ばして家の中は広々とした空間を実現できるのが魅力です。

また、高層階が可能な商品のため、賃貸併用や店舗併用型の住宅を作ることができます。

狭小地に建てたい方、賃貸併用を検討している方にオススメの商品と言えますね。

V’esse（ヴェッセ）

「ヴェッセ」は、パナソニックホームズのWeb限定の規格住宅商品です。

プロが厳選したプランの中から選んで家の間取りやデザインを決めるため、注文住宅商品よりもコスパ良く家を建てられるのがメリットです。
本体価格は2,200万円台〜（税込2,500万円台〜）となっています。
※標準仕様での2階建て、本体工事費のみの価格です。付帯工事費や諸経費などは含まれていません。

また、規格住宅でありながら、高性能な外壁タイル「キラテック」や地震あんしん保証、60年長期保証延長システムも可能なので、性能や保証について注文住宅よりも劣りはしません。
決まった間取りプランの中から選ぶというシステムのため、価格が抑えられているのです。

Web上で好きな間取りや外観、仕様を選んで、その場で概算の見積もりも確認できるので、イメージもしやすくわかりやすいのが魅力的ですよね。

パナソニックホームズで家を建てたいけど、家への支払いは抑えて家族との時間やプライベートなどに資金を充てたいという方にオススメです。

【表でわかる】よく比較されるハウスメーカー

パナソニックホームズとよく比較されるハウスメーカーについて、どういった違いがあるのか、どのようなポイントで比較すればいいのか解説します。
各分布帯のメーカーごとに表でわかりやすく比較しているため、ぜひご覧ください！

ハイブランドメーカー

まずは、ハイブランドメーカーの中で、パナソニックホームズとよく比較されるハウスメーカーについてお伝えします。

積水ハウス

積水ハウスは、累積建築戸数で世界一を誇る業界トップのハウスメーカーです。

積水ハウスの魅力は、ズバリ間取りの自由度の高さです。
邸別自由設計という1邸ごとに建材を作って家を建てる設計になっているため、どのような間取りにも対応できるのが強みです。
積水ハウスの設計力の高いもう1つの理由が、「チーフアーキテクト」の仕組みです。
積水ハウスには2,900人を超える設計士が在籍していますが、トップクリエイター集団である「チーフアーキテクト」の称号は上位のわずか8％の設計士しか取ることができません。
この称号を得るべく社内間競争も激しいため、切磋琢磨して間取り設計力を高め合えているのです。

パナソニックホームズと積水ハウスの比較で重要なポイントは、外壁のデザインです。
パナソニックホームズはタイル外壁ですが、積水ハウスは鉄骨なら「ダインコンクリート」、木造なら「ベルバーン」という外壁になります。
どちらも高性能でデザイン的にも重厚感がありますが、光触媒技術で汚れにくいなど性能を重視したい場合はパナソニックホームズ、コンクリート外壁で重厚感のあるデザイン性を重視したい場合は積水ハウスがオススメです。

大和ハウス

大和ハウスは、60年前から日本の住宅業界を支えてきた老舗のハウスメーカーです。

性能やデザイン、間取りやメンテナンスなど総合力に長けており、隙のない特徴を持つのが魅力です。
断熱性は鉄骨で断熱等級6が取得でき、Σ型デバイスで地震対策もバッチリ。
さらに遮音性にも優れており、-50dBも軽減してくれるほどです。

パナソニックホームズと大和ハウスの比較で注目すべきポイントは、天井高と換気システムです。

パナソニックホームズは標準の天井高が240cmですが、大和ハウスは標準の天井高が272cmとなっています。
最大の天井高はパナソニックホームズ270cm、大和ハウス316cm（床を下げて天井高も上げる「グランリビングモア」を採用した場合）となっているため、より広々と開放的な家にしたい方には大和ハウスがオススメです。

しかし、換気システムではパナソニックホームズの方が勝ります。
大和ハウスは、標準の換気システムが第3種換気システムという排気だけを機械で行うという仕様になっています。
換気システムを優れたものにして空気の質を重視したいという方には、第1種換気システムで吸気・排気を機械で行い、HEPAフィルターで空気をキレイにできるパナソニックホームズの方がピッタリです。

【比較表】パナソニックホームズ・積水ハウス・大和ハウス

パナソニックホームズと積水ハウス、大和ハウスとの比較表は以下の通りです。
この3社で比較する際に注目したいポイントをまとめておりますので、参考にしてみてください。

性能特化系メーカー

続いて、理系的な工業化住宅を推進している性能特化系メーカーの中で比較します。

セキスイハイム

セキスイハイムは、エネルギーの自給自足型を目指し、太陽光発電システムに特に力を入れているハウスメーカーです。

太陽光パネルの実績が累計24万棟以上あり、さらに異常を検知して報告する太陽光見守りサービスもあるなど、実績・機能・サポートどれをとっても優秀なハウスメーカーとなっています。

パナソニックホームズとセキスイハイムの大きな違いは、全館空調の吹き出し口の位置です。
セキスイハイムの全館空調「快適エアリーT-SAS」は、床に空いた穴から冷暖房と換気を行うという特徴があります。
暖かい空気は下から上に行くため、上から暖気を送るよりも効率的に部屋が温まるのです。
一方、パナソニックホームズの全館空調「エアロハス」は一般的なハウスメーカー同様に上から空調を行います。
しかし、床下で沈降効果による空気清浄を行う側面があるため、空気をキレイにするという観点ではパナソニックホームズの方が優秀です。

また、セキスイハイムは基本ユニット工法なので、「箱枠」で家を建てる以上、間取りの制限がかかってくるのが弱点です。
間取りの自由度を優先するのであれば、パナソニックホームズのカサートなどを選ぶのがベストです。

トヨタホーム

トヨタホームは、トヨタ自動車の住宅事業部から派生した、自動車製造で培われた技術を活かしているハウスメーカーです。

家と電気自動車を繋げる「クルマde給電」が優秀で、太陽光パネルで発電した電気を電気自動車に蓄電でき、停電時でも電気自動車から電気を使うことができます。
最大5日間も電力を供給できるほどで、災害時の対策もバッチリになります。

パナソニックホームズとトヨタホームの違いは、価格帯にあります。
パナソニックホームズは坪単価103.5万円〜ですが、トヨタホームは坪単価95.7万円〜と、トヨタホームの方がやや価格が低いです。

電気自動車との連携や、コスパ良く家を建てたいという方にはトヨタホームがオススメです。

一条工務店

一条工務店は、業界トップクラスの気密・断熱性能を誇るハウスメーカーです。
「家は、性能。」をキャッチコピーにし、高気密高断熱で太陽光発電にも強く外壁タイルも優秀という、まさに性能特化のハウスメーカーと言えます。

パナソニックホームズと一条工務店の比較で注意すべきポイントは、間取りの自由度です。
一条工務店は、「一条ルール」と呼ばれる間取りの制限があるのが弱点です。
業界屈指の高断熱住宅を実現できる反面、大空間などの間取りが苦手なのがネックです。
一方、パナソニックホームズは鉄骨造を活かした大空間・大開口が得意なので、広々とした間取りにしたい場合はパナソニックホームズの方がオススメです。
断熱性・気密性を特に重視する方には、一条工務店がオススメとなります。

【比較表】パナソニックホームズ・セキスイハイム・トヨタホーム・一条工務店

パナソニックホームズとセキスイハイム、トヨタホーム、一条工務店の比較表がこちらです。
「性能に優れた家にしたいけど、どのポイントを比較したらいいかわからない」
という方はぜひ参考にしてみてください！

まとめ

今回は、パナソニックホームズの特徴についてお伝えしました。

改めて、パナソニックホームズの特徴を以下にまとめます。

「地震に強く、高耐久な家にしたい」
「アレルギーや花粉症持ちだからキレイな空気の家にしたい」
という方にオススメなハウスメーカーと言えますね。

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担当者コメント

家づくり専門アドバイザー

たてまる

パナソニックホームズは、パナソニックの技術力を活かし快適に住める住宅を目指しているハウスメーカーです。

家電でお馴染みのパナソニックですが、どれも高品質で使いやすいですよね。
パナソニックホームズも同様に、住む方に安心かつ快適な生活を送ってもらうために、高品質な家を実現しているのです。
パナソニックホームズの「強さ」を支える鉄骨造や外壁タイル「キラテック」、「快適さ」を支える全館空調「エアロハス」や大空間リビングなど、安心して住める仕様が数多くあります。

「大地震に備えられる丈夫な家にしたい！」
「室内の空気をキレイにして健康的な生活を送りたい！」
という方にピッタリなハウスメーカーと言えますね。

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