【2024年最新版】一度は憧れる素敵な木の家が建てられるハウスメーカー6選!
おうちづくりをしている友人やSNSなどの投稿を見て
「私も木の風合いを感じる素敵な家に住みたい!」
「いろんなデザインの家があるけど、木を活かした家づくりってどんな特徴があるんだろう?」
と考えたことはありませんか?
「木」そのものの良さを活かして、内装や外観に温かみを感じられる素敵な「木の家」。
そんな家に住めたら、毎日の何気ない暮らしも少し前向きなものになりそうですよね。
しかし、一口に「木の家」と言ってもさまざまなデザインや個性があることをご存じですか?
また、おうちづくりの希望によってはハウスメーカー選びで後悔することも……。
そこで今回は、木の家の特徴や選び方のポイント、そしておすすめのハウスメーカーまでを徹底的に解説します。
家族の理想が詰まった素敵な「木の家」を見つけられるよう、価格や性能などさまざまな角度からお話しします。
魅力を活かした木の家が得意なハウスメーカー6社を今すぐ見たい方はこちら
また、「木の家」に限らず性能や予算なども含めて、自分にぴったりなハウスメーカーを知りたいという方は、下のハウスメーカー診断を試してみてください!
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この記事の監修者
大学で材料工学・建築素材を研究、30歳でマイホーム購入を決意。コツコツと住宅知識を増やし、満足の家を建てた経験を持つ。現在は「はなまるな家を建てよう🌸」をモットーに、家づくりで役立つ情報をYouTube、SNSにて発信している。
木の家の5つの魅力
まずはじめに、改めて「木の家」の魅力について確認します。
何よりも外観が素敵な木の家ですが、他にも多くの魅力があるのです。
木の家の魅力は大きく以下の5つになります。
- 温かみのある雰囲気
- 優れた断熱性
- 調湿効果
- 高い耐火性
- 環境負荷の低さ
これらについて、今から順番に解説いたします。
なお、「木の魅力は十分わかっているから、木の家でおすすめなハウスメーカーについてすぐに知りたい!!」という方はこちらをご覧ください!
1. 温かみのある雰囲気
木材は温かみを感じさせる自然素材です。
外観は自然と調和した落ち着いたデザインにすることが可能です。
居住空間は心地よく安らげる空間になり、リラックスできるでしょう。
たとえば床に無垢材を使用すれば、足元から触覚的にも温かさを感じられます。
家族が幸せに一歩近づくような、最も「木の家」らしい特徴です。
2. 優れた断熱性
木材は素材として、断熱性が高いです。
住宅には大きく「木造住宅」と「鉄骨住宅」があります。
比較すると、実は一般的に「木造住宅」の方が断熱性が高いです。
なぜなら、鉄骨の素材である金属に比べて、木は熱を伝えにくいからです。
金属のスプーンと、木製のスプーン、熱いスープに入れた時にどちらが熱くなるのか・・・
想像するとわかりやすいでしょう。
3. 調湿効果
次に、木材は自然に湿度を調節する機能があります。
湿度が高い場合は、湿気を吸収し、乾燥している場合は放出することで、室内の空間を快適に保つ助けをしてくれます。
そのため、無垢の木材が多く使われた家だと、実はジメジメも抑えられるのです。
4. 高い耐火性
意外かもしれませんが木材は耐火性が高く、火災に対しても強い素材です。
一般的には「木は燃えやすいので火事(炎)に弱い」というイメージがあるかと思います。
しかし、実際には燃えることで表面に炭化層を作るため、急速に燃え広がらず、家そのものは倒壊しにくいのです。
一方、鉄骨はある一定以上の温度になるとぐにゃりと曲がって倒壊してしまいます。
「災害対策」と言うとつい「地震」のリスクばかりを考えがちですが、火事の面では「木の家」は優れています。
5. 環境負荷の低さ
木材は再生産可能な資源です。
「再生産」というのは、資源そのものを再び作り出すという意味で、金属は溶かすことで「再利用」はできますが、金属そのものを作り出す「再生産」はできません。
その点、木材は森林から生産できるため、環境にやさしいと言えます。
もちろん、木材は「再利用」「再使用」もできるので、「木の家」なら環境に配慮した家づくりができますね。
ハウスメーカー選びの重要性
さて、そんな多くの魅力が詰まった木の家ですが、ハウスメーカー選びが普通の住宅に比べてとくに重要と言われています。
その理由はこちらの5つになります。
- 信頼性が性能や耐震性・デザインすべてに直結するから
- 実績によって好みの家を建てられるか決まるから
- 設計力がとくに大事だから
- 施工品質が低いと生活の質も落ちるから
- 木の家にはアフターサービスも重要だから
それぞれについてさっそく見ていきましょう!
1. 信頼性が性能や耐震性・デザインすべてに直結するから
木の風合いに憧れて、家づくりを進めるということはさまざまな部分にこだわりを持たせていきたいはずです。
そうなると、ハウスメーカーに対する信頼感はもちろん、営業担当の腕や相性、信頼関係も大事と言えます。
自然の雰囲気を楽しむ豊かな木の家を作る時に、怪しい会社や、対応が不誠実な営業担当と進めていくのは不安ですよね。
2. 実績によって好みの家を建てられるか決まるから
ハウスメーカーや工務店は全国で35000社以上あると言われていますが、そのほとんどが「木造住宅」を扱っています。
そのため、自分の好みにあったメーカーを見つけないとただ「木材」を使っただけの「木造住宅」になってしまいます。
実績や考え方を通じて、そのメーカーと自分が合っているのかを見極めることが失敗のリスクを抑えるコツです。
実例集などに自分の理想に近い木の家があれば安心でしょう。
3. 設計力がとくに大事だから
間取りの利便性も考えつつ、たとえば庭との自然の繋がりを意識したり、日光の入り方を考えたり、となると高い設計力が必要です。
「ただ便利に過ごせれば良い」という考えのハウスメーカーだと、自然との関わりや、「木」そのものの良さを無視してしまうかもしれません。
つまり、木の家には高い設計力・提案力が必須だと言えます。
4. 施工精度が低いと生活の質も落ちるから
施工精度というのは、いかに工事を正確に行えるかの精度のことです。
これが低いと極端な話、壁を作る時に隙間ができたり、耐震性が下がったりします。
隙間があれば当然、そこから空気が入り、部屋の中の空気は逃げていきます。
せっかくデザインが希望通りで木の風合いを出せていても、夏の暑さ、冬の寒さを快適に乗り切れないと悔しいですよね。
細かくこだわりの間取りを作っていきたい場合、なおさら施工精度は重要です。
品質安定のために工場でパーツのほとんどを作るようなメーカーもある中、「木の家」は現場で作っていくメーカーが多いのも事実。
建ててからの生活のためにも、現場での施工でも品質が安定したメーカーにしましょう。
5. 木の家にはアフターサービスも重要だから
「木の良さ」を活かすとなると、建てて終わりではなく、経年変化や手入れを前提としていることも多いです。
そのため、建てた後もしっかりとフォローしてくれるメーカーだと安心です。
ハウスメーカーによってアフターサービスや保証の内容は千差万別。
「木の家」のためには無視できない部分です。
木の家 ハウスメーカーを選ぶポイント
ハウスメーカー選びの重要性を説明したところで、次は具体的なポイントについてお伝えします。
どのような部分を見ていけば良いか、簡単にご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
1. 設計・デザイン
自分の理想に合ったデザインか、自由設計は可能かは必ずチェックしましょう。
間取りについてもメーカーによってその調整力は異なります。
設計の技術力や対応力は、ホームページにある実例などで確認すると良いでしょう。
2. 木材の種類と品質
「木の家」を目指す以上、その木材には注目すべきです。
- 国産材か輸入材か
- 構造材(柱や梁、土台などの構造部分の木材)は何か
- 内装材(床、壁、天井に使用する木材)は何か
- 品質保証はあるか
一口に木材と言っても性能から価格に至るまでさまざまな違いがあります。
楽しみながら選べるとなお良いですね。
3. 工法
木造住宅の工法にはいくつかの種類があります。
- 間取りの自由度を高くしたいなら・・・・・・木造軸組み工法
- 気密性、断熱性、耐震性を高めたいなら・・・・・・ツーバイフォー工法
- 施工精度を高くしたいなら・・・・・・CLT工法
など、同じ木造でも特徴が異なります。
自分たちにあった工法を選びましょう。
4. 保証とアフターサービス
保証は少なくとも初期10年、長期30年のメーカーにすると安心です。
また、家を建ててからのサポート体制についても調べておきましょう。
将来に渡って良い家を住むためには重要なポイントです。
5. 価格
価格ももちろん、ハウスメーカーを選ぶ大事なポイントになります。
しかし、ただ坪単価や建物費用を見るだけでは足りません。
実はお家づくりには、メインとなる「本体工事費」に加え、「附帯工事費」やオプションの価格など、多くの項目があります。
さらには将来的なメンテナンス費用(外壁・屋根の塗り直しの費用など)も踏まえて検討しないと、暮らしてからの負担が大きくなることも。
そのため、長期的な視野で全体の目安を意識しましょう。
6. 顧客満足度
「みんなが良いと言っているから良い」とは一概には言えませんが、それでもやはり口コミなどの評価が高いことは大事です。
匿名でのインターネット上のネガティブな口コミなどは信頼性に欠けるため、注意する必要があります。
しかし、オリコンでの評価や受賞歴などは、会社の信頼を示す指標ですので、希望にあったものがあるかチェックすることがおすすめです。
会社理念に自分が共感できるかなども、ハウスメーカーの見極めに使用できるでしょう。
魅力を活かした木の家が得意なハウスメーカー6選
さて、ここからは実際に「木の家」を得意としているハウスメーカーをご紹介します。
今回は、広い価格帯から6社に厳選してお伝えするので、ぜひ自分の理想と照らし合わせながら見てみてくださいね。
さっそくですが、ご紹介する6社はこちらです。
- 住友林業
- 積水ハウス
- 大和ハウス
- スウェーデンハウス
- セルコホーム
- 日本ハウスホールディングス
この6社を価格とデザインの特徴で整理するとこのようになります。
それでは、この6社についてそれぞれ解説してまいります!
住友林業
・上質な木材で木の風合いを楽しみたい
・陽の光や、風の通り道など、自然を感じながら生活したい
・外構から間取りまで、自分だけの自由な空間を実現したい
住友林業は木質感あふれる高いデザイン力と、設計自由度が高いことで知られる最大手の木造ハウスメーカーです。
2022年度の年間戸建て販売戸数は8,680戸で業界第5位(住宅産業新聞社より)、2022年のオリコン顧客満足度は第4位であり、長年に渡って木造業界を牽引しています。
坪単価目安は111.7円〜で、30坪の参考価格は3,351万円です。
そんな住友林業ですが、とくに理想の木の家を実現するに当たって嬉しいポイントはこちらです。
上質かつ豊富な種類の木材を標準で選べる
「林業」という社名の通り、住友林業は「木のエキスパート」です。
国土面積の約800分の1、総面積約4.8万haもの社有林を所有しており、世界中を網羅する木の調達力があります。
あなたの好みにあった木もきっと見つかるはずです。
このような上質な木材を、床材にはもちろんのこと、木質感あふれる内装オプションにも取り入れられます。
全体として木の温かみに包まれた統一感のあるデザインとなり、その魅力は業界トップクラスです。
実際、住友林業の家の写真を見て、「木の家」を検討しはじめた人も多いのではないでしょうか。
住友林業の家づくりの魅力についてさらに知りたいという方はぜひこちらもご覧ください!
住友林業の特徴まとめ一覧|他社にはない強みを多く持つハウスメーカー【2024年最新版】
積水ハウス
・モダンさと自然の繋がりを両立したい
・落ち着いた雰囲気のある極上の自由設計をしたい
・性能面やメンテナンス性も大事にしたい
積水ハウスは、1960年創業の歴史あるハウスメーカーです。
創業当初から2024年1月現在までの累計建築戸数は266万戸で、世界一の記録を誇ります。
そのため、「マイホームが積水ハウスである」ことが1つのステータスになるほど、高いブランド力を持っています。
坪単価目安は[cost_sekiui]円〜で、30坪の参考価格は3,303万円です。
そんな業界のリーダーである積水ハウスにおいて、「木の家」を目指す上でとくに嬉しいポイントはこちらです。
邸宅自由設計でデザインも、性能も妥協しなくて良い
積水ハウスの木造住宅である「シャーウッド」は木を活かした洗練されたデザインと、耐震性や断熱性、メンテナンス性まで兼ね備えた特別な木造住宅です。
一流の設計士による「邸宅自由設計」となっており、枠にとらわれない自由度の高い住まいを、敷地に合わせてオーダーメイドしていきます。
自由で開放感のあるリビングである「ファミリースイート」や、屋外にある自然とのシームレスな繋がりを感じる「クリアビューデザイン」など家族との繋がり、自然との繋がりを非常に大事にしているのです。
「なんとなく繋がりを感じて心地よい」というだけではなくて、総合住宅研究所という場所で科学的に検証する徹底ぶりには脱帽です。
加えて鉄骨住宅も扱っているだけあって、耐震性への取り組みも妥協がありません。
事実、鉄骨住宅の技術が一部取り入れられています。
陶器外壁のベルバーンは「焼き物」としての土の温かみと、耐久性・メンテナンス性を両立した代物です。
より積水ハウスの魅力を知りたくなったという方はこちらもご覧ください。
【2024完全版】積水ハウスの特徴まとめ|世界一選ばれる理由はコレだ!
大和ハウス
・どっしりと邸宅感のある木の家に住みたい
・木の温かみと高い性能を両立したい
・高い対応力を持ったメーカーと理想の住まいを考えていきたい
大和ハウスは1947年に設立された創業約68年の老舗メーカーです。
今では戸建て住宅だけでなく、賃貸やホテルなども手がけており、経営基盤の安定した超安心な一流ハウスメーカーと言えます。
鉄骨住宅のイメージも強いかもしれませんが、木造住宅に対するこだわりも強く、日本の伝統建築の考え方を受け継ぎつつ、技術的なノウハウをふんだんに活かしています。
坪単価目安は108.7円〜で、30坪の参考価格は3,261万円です。
とくに木の家を検討するに当たっておすすめなのがこちらのポイントです。
高い対応力と、超安心の性能
ホテルや事業所などの施設建築なども幅広く行っていて、これまでさまざまな要望にも答えてきた大和ハウス。
木造住宅「GranWood」は高級感・邸宅感のあふれるどっしりとしたデザインを多く見かけますが、それしかできないというわけではありません。
大和ハウスにはトップデザイナー集団の「ZIZAI」がいます。
一級建築士やインテリアコーディネーター、一級造園施工管理技士など、あらゆる資格を持ったプロが在籍しているのが特徴です。
この「ZIZAI」が外観から間取り、室内のインテリアの配置まで提案してくれます。
「なんでもできるがゆえに、迷ってしまった!」という時もプロの提案があるので安心です。
「自分がどういう家にしたいか」が具体的な間取りや部屋作りに展開しやすくなると考えるとかなり心強い存在ではないでしょうか。
そして木造住宅ではあるものの、鉄骨住宅で培った技術力を活かすことで、開放的な空間と耐震性を保つことができます。
とくに断熱性能にも強くこだわっており、国内最高ランクの「断熱等級7」も取得できます。
「断熱等級」とは家の断熱性を表す指標で、7が最高です。
これを実現できるのは一部のメーカーに限られています。
「自然との繋がりや、空間の心地よさも配慮したいが、快適性も優先したい」という方にはまさにぴったりです。
その大和ハウスの対応力についてさらに知りたいという方はこちらもご覧ください!
【2024年9月版】ダイワハウスの特徴まるわかりガイド|性能から標準仕様まですべてわかる!
スウェーデンハウス
・北欧風のデザイン・家具に囲まれたい
・木の強みを活かした断熱性が欲しい
・北欧基準の性能・設計で建てたい
スウェーデンハウスは1984年に設立された、輸入住宅を扱うハウスメーカーです。
福祉先進国としての考え方と、北欧の厳しい自然に対応した住宅を日本でも建てられます。
まず目を引くのはなんといっても、北欧風の可愛い見た目です。
北欧風のデザインや雑貨が好きな人にとってはまさに理想の木の家となるでしょう。
坪単価目安は104.3円〜で、30坪の参考価格は3,129万円です。
とくに嬉しいのはもちろんこのポイントです!
北欧基準のデザインと性能
その見た目の通り、北欧風のデザインは唯一無二です。
スウェーデンハウスなら360度、外観から内装まで北欧を体験できます。
家具も北欧風でそろえれば統一感はバッチリです。
本格的な北欧風の住宅ができるハウスメーカーは非常に限られているため、外観のこだわりが強い場合はとくにおすすめです。
また、スウェーデンは寒さも厳しいため、断熱性能も高いと言えます。
特徴的なのは、標準で木製サッシを採用している点です。
窓サッシには、「アルミ樹脂複合サッシ」「樹脂サッシ」「木製サッシ」の3種類があります。
そして、その中で最も断熱性が高いのは木製サッシとなります。
なぜなら木はアルミや樹脂よりも熱を通しにくいため、サッシにとって優れた材質だからです。
バリアフリー設計にも力を入れており、日本の一般的な住宅よりもゆとりある通路を作れます。
スウェーデンハウスの見た目だけではない優れたポイントについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください!
【2024最新版】スウェーデンハウスの特徴をどこよりもわかりやすく解説
セルコホーム
・北米風の可愛らしい木の家に住みたい
・カナダ基準の安心できる断熱性が欲しい
・凝ったデザインをコスパよく取り入れたい
セルコホームは1959年に設立された、カナダの輸入住宅を扱うハウスメーカーです。
北米基準のデザイン、性能を強みとしています。
カナダは多文化主義の国です。
そのため、隣国のアメリカや、ヨーロッパのイギリスなどに影響されたカナダならではの建築様式を展開することが可能となっています。
坪単価目安は78.3円〜で、30坪の参考価格は2,349万円です。
見た目の特徴もさることながら、おうちキャンバスでは「グッドバランスタイプ」に分類されており、コストパフォーマンスの高さも評価されています。
そんなセルコホームで木の家を建てるにあたって嬉しいポイントはこちらです。
デザイン・性能・コスパのグッドバランス
木の家に魅力を感じてこのページを見にきていただいている方の中には、
「木材にとことんこだわって建てたいけど、価格が気になる」
「可愛らしい見た目は嬉しいけど、性能などリアルな部分も両立したい」
と不安になっている方もいるのではないでしょうか?
セルコホームはそんな夢と現実を両方手に入れることができます。
デザインについては、
- 八角形の塔屋「アン」や特徴的な窓の額縁などが特徴の「クィーンアンスタイル」
- 屋根から突き出した小さな三角屋根「ドーマー」などが特徴の「アーリーヴィクトリアンスタイル」
- 左右対称で均整の取れたデザインや上下に2枚窓が並ぶ上げ下げ窓の「ダブルハングウィンドウ」などが特徴の「ジョージアン様式」
などと一口に「北米風」と言ってもさまざまなデザインが選べます。
加えて、北米の気候に耐える住宅ということで、断熱性・気密性も高いです。
そして実は、太陽光パネルが標準で採用された「Covered Poach House(カバードポーチのある家)」という商品もあります。
「北米風だから太陽光パネルなど最新技術は合わない」と思い込む必要は決してないですよ!
これらの強みを持っていながら、価格としてはハイブランドよりも抑えられるため、コストパフォーマンスが高いと言えます。
そんなセルコホームの特徴をより知りたくなった方はこちらもご覧ください!
セルコホームの特徴がすべてわかる!坪単価からメリットまで徹底解説!
日本ハウスホールディングス
・昔ながらの日本家屋に憧れる
・国産の檜に包まれて暮らしたい
・木の風合いを大事にしつつ断熱性も高めたい
日本ハウスホールディングス(以下、日本ハウスHD)は、1969年に設立された東証プライム市場にも上場しているハウスメーカーです。
もともとは「東日本ハウス」として岩手県盛岡市でスタートし、檜の良さや施工精度の高さが人気で、現在では日本全国に展開しています。
坪単価目安は82.1円〜で、30坪の参考価格は2,463万円です。
もちろん、日本家屋・和モダンも得意としていますが、洋風デザインにも対応できます。
実際、半数近くが洋風デザインと言われているので洋風デザインも候補にある方も安心ですね。
そんな日本ハウスHDの木の家づくりで嬉しいポイントはこちらです。
国産檜の無垢材を標準採用!
日本ハウスHDでは国産の檜を独自ルートで調達して、標準でコスパよく採用しています。
この檜ですが、なんといってもまず見た目が美しいです。
この木の風合いに憧れを持っている方は多いのではないでしょうか。
その檜を、標準で、構造材・柱・フローリングに使用できます。
あえて、梁や柱を見せるような檜の魅力を前面に押し出したようなデザインも可能です。
加えて、檜には「フィトンチッド成分」が含まれます。
この「フィトンチッド成分」はリラックス効果やストレス軽減、安眠効果があることで有名です。
檜は伐採後200~300年で最も強度が増すため、家が長持ちします。
世界最古の木造建築である「法隆寺」では、昭和の大修理の際に1300年前の檜材の約65%をそのまま使用できたという話もあるほど。
もともと施工精度(工事の正確性)の高さも評価されているハウスメーカーなので、檜の特徴と合わさって安心感があります。
山に入って自分で木を選ぶこともできるので、自分の家の木材にとことん向き合いたい方には納得できる部分でしょう。
日本ハウスHDの特徴や檜以外の強みを詳しく知りたい方はこちらもご覧ください!
日本ハウスHDの特徴をわかりやすく解説!自分にピッタリかわかる!【2024年最新】
理想の木の家に住むために必要な4つの準備
木の家に限らず注文住宅を建てるためには、家づくりを進める上でいくつかの準備が必要になります。
そちらについても丁寧、簡潔にご説明いたします。
「木の家」という理想のために、どのような準備をしたらいいのか、参考になれば幸いです。
さて、その準備ですが大きく以下の4つになります。
- 土地探し
- 資金計画
- 建築確認申請
- 工事請負契約
それぞれ非常に大事な部分ですので、一つひとつ見ていきましょう!
1. 土地探し
建て替えや譲り受けた土地でのおうちづくりでない場合、ハウスメーカー選びと並行して、土地探しもしなければなりません。
おうちのデザインや性能とは別に、「希望のエリアや駅の近くに住みたい」という方も多いのではないでしょうか。
土地選びのポイントを以下にまとめました
- 焦らず効率良く進めたい場合は「ハウスメーカー」と一緒に探す
- 土地の優先度を決める
- 6割の条件を満たしていたら合格とする
不動産会社やwebで土地を見つけた場合、約2週間程度で購入を決断する必要があります。
多くの場合、ハウスメーカーをすぐに決めるか、決まらない状態で購入することになるため不安が残ります。
そして、物価高もあり、立地・広さ・価格とすべてが納得いく100点満点の土地は基本的に存在しません!
誰もが欲しい土地は需要があるので少なくとも価格は高くなります。
ですので、何を優先するかを決めて、6割の条件を満たしていたら合格とする方がスムーズです。
決まらないうちに土地の価格も高くなるのが一番もったいないことだと思います。
それでも不動産会社にお願いする場合、信用できる不動産会社を選びましょう。
建築のことまで考えた提案か、焦って購入を迫ってこないかなど、「おうちづくり」という本来の目的を理解した会社だと信頼できます。
2. 資金計画
後悔しないおうちづくりのためには、必要なお金や将来のことまで考えることが重要です。
とくに注意したいのが以下のポイントです。
- 住宅ローンは適切か
- 自己資金はいくらあるか
- 諸費用について理解しているか
住宅ローンは支払いの要ですので、心配な方も多いと思います。
返済期間は35年が一般的と言われていますが、40年も可能です。
現在の状況や月々の支払い負担に応じて臨機応変に検討しましょう。
なお、住宅ローンは生命保険などもつき、金利も他と比べて低いローンです。
「『ローン=借金』だからなるべく少なくしよう」という考えは必ずしも当てはまりません。
むしろ長く付き合うことがメリットになることもあるのです。
また、土地とハウスメーカーを契約する時、それぞれ契約金という形で自己資金が必要になります。
加えて、おうちづくりは「建物」「土地」以外にも何かとお金がかかるものです。
火災・地震保険料、各種手数料、引越し代など、いろいろとあるため事前に把握するようにしましょう。
何千万円という家の額を見た後だと、つい軽く感じてしまいそうですが、後から「こんなにお金がかかるの!」となると不安も大きくなってしまいます。
いずれにせよ、このような資金計画の部分はハウスメーカーの営業担当と一緒に考えていきましょう。
その時は疑問や不安はそのままにせず、営業担当に聞くことが大切です。
優秀な営業担当ほど、あなたの不安に寄り添って、明朗な資金計画を考えてくれるはずですよ。
おうちキャンバスではハウスメーカーだけでなく、優秀な営業担当もご紹介しています。
不安の少ないおうちづくりをしていきたい方はぜひ、無料のオンライン相談会もご参加ください!
3. 建築確認申請
建築確認申請とは、建てようとしている家が建築基準法や各市町村の条例に適合しているかを確認する申請のことです。
工事をする前に申請を行い、最長で35〜70日が必要となります。
流れはイラストの通りです。
これらの申請は一般に、ハウスメーカーの担当者が施主に代わって行います。
ですので、複雑なことを自分でしなければいけなくなることは稀だと言えます。
その点はご安心ください。
以下のような書類が必要です(一部記載します)。
とくに委任状については施主が書く書類になります。
- 確認申請書
- 建築計画概要書
- 委任状(これらの申請をハウスメーカーにお願いするための書類)
- 建築工事届
- 受付表
- 各種図面
などなど内容や建築地によっても変わります。
すべてを把握するのは困難を極めます。
しっかりと信頼して任せられるハウスメーカーと出会いたいですね!
4. 工事請負契約
ハウスメーカーからプランと見積もりをもらい、「いざ決定!」となったタイミングで結ぶのが「工事請負契約」です。
契約を結ぶ際、契約書に双方の署名が必要です。
一般的な契約と違い、署名が法律で義務付けられているため、いかに重要なものかわかります。
この契約を結んだあとは工事の着工となり、完成を待つばかりとなるのです。
その際に気をつけるべきポイントはこちらです。
- 設計内容は問題ないか
- 費用は問題ないか
- その他契約内容に不備はないか
以後、この契約を元におうちづくりが進むため、見積もりと間取りのプランはしっかりと納得いくものかのチェックは必須です。
曖昧な項目があった場合、ハウスメーカー側と認識の違いが発生しトラブルになる場合があります。
可能な限り明確にしましょう。
工期や補償内容についても同様です。
まとめ:理想の木の家を実現するために
ここまでお読みいただきありがとうございました!
自分だけの理想を詰め込んだ木の家を実現するために、木の魅力の再確認から、ハウスメーカー選びのポイント、おすすめのハウスメーカーなどをお伝えしてきました。
今回のまとめはこちらになります。
- 木の家には見た目の良さから性能まで多くの魅力がある
- 理想に近づくためにはハウスメーカー選びが非常に重要
- ハウスメーカー選びのポイントは「デザイン」「木材の種類・品質」「工法」「アフターサービス」「価格」「顧客満足度」
- おすすめのハウスメーカーは「住友林業」「積水ハウス」「大和ハウス」「スウェーデンハウス」「セルコホーム」「日本ハウスHD」の6社
- 事前の準備を理解しておくと、よりおうちづくりがスムーズになる
多くの人を魅了してやまない「木の家」。
木との親しみを感じつつ、家族が笑顔で過ごせるマイホームが建てられたらとても幸せですよね。
家づくりで大切にしていきたいことは何か、なぜ「木の家」に惹かれるのか、自分の気持ちを大切にしていきましょう。
そして、理想の木の家を実現するためには地道な準備や、信頼できるハウスメーカー・営業担当との出会いが必要不可欠です。
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おうちづくりを検討している方はぜひご参加ください。
あなただけの素敵な木の家になることを願っています!!
担当者コメント
「木の家」の中でも、さまざまな個性があること、おわかりいただけたでしょうか。
和風か洋風か、可愛らしい印象か、どっしりとした印象か。
「木」を見ても国産木材・輸入木材などそれぞれのこだわりがあり、それぞれの風合いがあります。
だからこそ、どこのハウスメーカーにするか、選び方が非常に重要なのです。
今回の記事を参考に、自分に合ったメーカーを探してみてください。
魅力的な部分が多すぎて、判断できない、より生活の希望を元に絞っていきたいという方は、ぜひおうちキャンバスのオンライン相談会にご参加ください。
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