【2024年版】1,000万円台の注文住宅ってどんな家?間取り実例や注意点を徹底解説!
夢を詰め込んだ憧れのマイホームとはいえ、コスパよく、できるだけおトクに建てたいものですよね。
家の建築費用の平均は注文住宅で3,935万円、中古住宅でも3,340万円です。
(出典:令和4年度住宅市場動向調査報告書)
ただそうなると、
「住宅ローンの返済が苦しいかも…」
「家だけがすべてじゃないから、他のことにもお金を使いたいのに…」
とせっかくの家づくりに暗雲が立ち込めてしまいますよね。
でも大丈夫。1,000万円台(本体工事費)でも家は建てられます!
もちろん新築で、かつ大手ハウスメーカーで建てることも可能なんです。
ではなぜ平均より大幅に低い1,000万円台で家が建つのでしょうか?
そのキーワードとなるのが「規格住宅」と「ローコストハウスメーカー」。
どちらも「家の作り方の工夫」によって、コストパフォーマンスの高さが実現されているんです。
ここでは、今人気が高まっている規格住宅の間取り実例やローコストハウスメーカー各社の特徴をご紹介いたします!
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
住宅メーカー選びで迷ったらまずやること
「どのハウスメーカーと契約すればいいかわからない…」と思ったら、住宅知識の豊富なアドバイザーに相談してみませんか。
あなたの希望をヒアリングし、複数のメーカーからピッタリの1社をお伝えします。
営業マンには直接聞きづらい予算感・メリット・デメリットも聞けるから、家づくりの課題感がクリアになります。
▼ こんな人におすすめ ▼
・営業マンとの対面が苦手な方
・条件に合うメーカーが見つからない方
・複数メーカーを客観的に比較したい方
家づくり専門アドバイザー
大学で材料工学・建築素材を研究、30歳でマイホーム購入を決意。コツコツと住宅知識を増やし、満足の家を建てた経験を持つ。現在は家づくりで役立つ情報をYouTube、SNSにて発信している。
1,000万円台の家はこんな家!実際の間取り実例2選【規格住宅】
1,000万円台で家を建てるには「規格住宅」がオススメです。
規格住宅が1,000万円台のように安く建てられる理由としては、ウッドショックや物価の高騰があげられます。
現在の住宅業界は、資材価格の高騰によって住宅価格も高騰し、従来の注文住宅が伸び悩んでいる現状があるんです。
そのため、住宅性能を保ちながら人件費や資材価格の影響を抑えられる規格住宅が続々発表され、人気が出始めているんですね。
間取りがある程度決まっているなど注文住宅よりも自由度が低いのは確かですが、ハウスメーカーによっては百パターン以上の間取りパターンを展開しています。
「決まった間取りの中から選ぶ」と言っても、選択肢の幅はかなり広いんですね。
ここでは、1,000万円台で建てられる規格住宅の間取りの実例とともに、お手頃価格が実現できる詳しいポイントをご紹介していきます!
桧家住宅・Smart One
ポイント1・規格住宅ならではの大量発注のメリットを最大限に発揮!
Smart Oneは桧家住宅の規格住宅の商品。
ハウスメーカーによって規格住宅の仕組みは異なり、Smart Oneは何通りもある間取りプランの中から希望に沿った間取りを選ぶ仕組みとなっています。
「柱の位置や部屋の位置関係を細かくこだわりたい」などの希望がなければ、ある意味「ガイドライン」を示してくれる規格住宅は、家づくりを簡単にしてくれますね!
規格住宅は間取りが決まっている分、プランに合わせて資材・部材を大量発注できます。
資材・部材の大量発注は単価を下げられるため、住宅の価格も安くなりやすいんです。
ですので、1,000万円台ではなくても規格住宅はハウスメーカー・工務店の住宅商品の中で比較的安価であることが多いんですね!
ポイント2・箱型で凹凸のない間取りで資材・人件費を最小限に!
間取り図を見てみると、家の形が長方形で凹凸がないことがわかります。
凹凸がなぜ価格に影響するかと言えば、「使う資材や労力の量」に関わってくるからです。
当たり前ですが、凹凸が増えればその分壁が増え、資材が増えます。
空間ができたところにさらに柱が必要になるかもしれませんし、増えた壁の分だけ断熱材なども増えることは明白ですよね。
また、凹凸が多い家ほど建てるのに時間がかかります。
その分人件費等、工事のためにかかる費用も増えてしまうんです。
そのため、凹凸のない箱型の間取りが一番資材や人件費の分の料金を抑えられているため、おトクに建てやすいんですね!
一条工務店・Hug me
ポイント3・二階建てで屋根や基礎を上手に活用!
複雑そうで平屋よりもお金がかかりそうな二階建ても、実は平屋より価格が抑えやすい構造なんです!
理由は、それだけコンパクトだから。
直方体のブロックを縦に置くか、横に置くか考えていただけるとイメージしやすいかと思います。
同じ延べ床面積の場合、建物の横幅は二階建ての方が短くなりますよね。
その分、家の基礎や屋根もコンパクトに済みます。そのため、ポイント2と同様に資材の料金を抑えられるので、安く建てやすいんです。
ちなみに、「多層階であれば何階でも安い」というわけではないのでご注意ください!
3階以上になればそれだけ延べ床面積自体も増えますし、移動するための階段などもプラスで必要になるため、資材の料金を最小限にする目的からは外れてしまいます…。
「おトクに家を建てる」以外に3階建てを建てたい理由がある場合は、決してダメな構造というわけではないので、メリットデメリットを確認の上、検討してみてくださいね!
ポイント4・必要最小限のスペックで設備費を上手に節約!
たとえば、一条工務店の規格住宅であるHug meでは、自分たちの好みに合わせてオプションで設備を加えたり、グレードアップしたりすることが可能です。
具体的には、窓をペアガラスからトリプルガラスにグレードアップしたり、床暖房を採用したりできるんですね。
実のところ、このトリプルガラスや床暖房は他のフルオーダーの商品では標準仕様になっている場合があります。
つまり、設備のグレードを最小限に抑えることで、その分の価格を抑えられているんです。
そう聞くと、「グレードが低い、質の悪い家になってしまうのかな…」と少し不安になってしまいますよね。
しかし、ペアガラスは他のハウスメーカーであれば2,000万円以上の家でも標準仕様になっているなど、質の悪い仕様というわけではありません。
床暖房も、一条工務店の断熱性や気密性があれば、ないと困るほど寒くなってしまうことはないと言えます。
これらは他のハウスメーカーでも同様です。
フルオーダーの商品から標準設備のグレードを下げているとは言っても、あくまで「+α」にしていた部分を削っていることがあります。
ですので、「グレードが下がる=満足できない家になる」ことなくお手頃な価格で建てられるんですね!
とくに一条工務店は性能に長けたハウスメーカーであるため、フルオーダーの設備が一般から見ると120点のクオリティなんです。
そのため、自身のこだわりや住んでいる地域の気候事情などに問題がなければ、Hug meでも100点の満足感を得られます。
「でも、自身のこだわりが整理しきれない…」と感じたあなたには、おうちキャンバスの無料オンライン相談がオススメです!
専門アドバイザーがヒアリングを通して一緒にこだわりを整理いたします!
予算感や住宅ローンのことも踏まえて、あなたのこだわりが叶うハウスメーカーもご紹介いたしますよ!
住宅メーカー選びで迷ったらまずやること
「どのハウスメーカーと契約すればいいかわからない…」と思ったら、住宅知識の豊富なアドバイザーに相談してみませんか。
あなたの希望をヒアリングし、複数のメーカーからピッタリの1社をお伝えします。
営業マンには直接聞きづらい予算感・メリット・デメリットも聞けるから、家づくりの課題感がクリアになります。
▼ こんな人におすすめ ▼
・営業マンとの対面が苦手な方
・条件に合うメーカーが見つからない方
・複数メーカーを客観的に比較したい方
1,000万円台でフルオーダーが建てられるローコストメーカー5選
では、実際に1,000万円台で注文住宅が建てられるハウスメーカーはどのハウスメーカーなのでしょうか?
こちらでは代表的なハウスメーカーを5社紹介いたします。
※各ハウスメーカーの全商品が1,000万円台で建てられるとは言い切れません。
詳しくは各社にてお見積もり等でご確認いただくことをオススメいたします。
【メンテナンス最小限でコスパも◎】アイダ設計
アイダ設計は1981年に埼玉県で創業した会社です。
さまざまな補助金の条件になっている「ZEH(ネット・ゼロエネルギー・ハウス)」の基準を満たす断熱等級5・一次エネルギー等級6を誇りながら1,000万円台の家を実現しているハウスメーカーです。
広告費宣伝費のカットやエリア常駐の設計士を置かないことによる人件費のカットで、性能を保ちながらお手頃価格を提供しています。
アイダ設計のここがすごい!
瓦屋根を標準採用できる!
「ライフサイクルコスト」において重要な屋根や外壁のメンテナンス。
とくにメンテナンスがかかりにくい瓦屋根は、ハイブランドのメーカーでもオプション対応になることが多々あります。
そんな中、アイダ設計はローコストながら瓦屋根が標準で選択できるんです!
もちろん、スレート材やガルバリウム鋼板といった屋根材も採用できるため、コストのバランスやお好みに合わせてご検討くださいね!
【住みやすさ抜群でコスパも◎】レオハウス
レオハウスは、現在のヤマダホームズの母体となる「株式会社ナック」の子会社と「タマホーム」の業務提携によって誕生した会社です。
1階も2階も天井高2.5mとゆとりがあり、間取りの自由度も高いハウスメーカーです。
設計単位として、尺モジュール(柱から柱までの幅が0.91m)とメーターモジュール(柱から柱までの幅が1m)を選択できるのが特徴になります。
たとえば、車椅子の方や幅広く廊下を取りたい方はより広いメーターモジュールを選択して移動しやすい家にするなど、1,000万円台で住みやすさをしっかり調整できるんですね。
レオハウスのここがすごい!
ハイグレードなオプションをコスパよく採用できる!
レオハウスはヤマダグループのハウスメーカーであるため、スケールメリットを有効に活用できるんです。
たとえば、「スーパーフル装備パック」は全居室分のエアコン・カーテン・LED照明に加えて、洗濯機や冷蔵庫など一流メーカーの家電・家具をセットでサービスしてくれるんですよ!(家電・家具はヤマダポイントでのお渡し)
賃貸で家電が備え付けだった場合や壊れてしまった場合、お引越しには家具家電の買い替えがつきもの。
そうした部分のコストもうまくカットできるチャンスですのでぜひご検討くださいね!
【安心安全を突き詰めてコスパも◎】アイフルホーム
アイフルホームは株式会社LIXIL住宅研究所が展開するフランチャイズのハウスメーカーです。
安全性にとくにこだわっており、構造に使用する木材、構造を固定する金物、床の構造、通気にとことんこだわったグランドスクラム構法が特徴になります。
加えて、地震の揺れを吸収してくれる制振システム「EVAS」を組み合わせることで、建物の変形量が約1/2に抑えられるんです。
安全性においてはもちろん、ライフサイクルコストの観点においても重要な「耐震性」。
とくに、揺れによる建物の変形量を1/2に抑えてくれることで、1,000万円台で壁のひび割れや構造の劣化などのリスクを最小限にしてくれるんですね。
アイフルホームのここがすごい!
子どもに優しい、子育て世代に優しい家が建てられる!
安全性にこだわるアイフルホームでは、耐震性だけではなく「子どもにとって安全な家か」が重視されています。
「キッズデザイン」という考え方では、窓のチャイルドロックや段の先に滑り止めクッションのついた階段など、子どもが安全に住める細かな配慮を自然に組み込んでいるんです。
また、「家事デザイン」の考え方では、子どもと一緒に料理がしやすいカスタマイズキッチンや動線に合わせた収納スペースなど、子育てをする親世代も住みやすい仕組みが考えられています。
「家族を守る家にしたい」と考えている方はぜひご検討くださいね!
【顧客フォローがバッチリでコスパも◎】一建設
一建設は1967年に創業した会社です。
分譲住宅を中心に注文住宅、マンション事業など幅広く手掛け、2009年にはジャスダック株式市場に上場を果たしています。
分譲住宅の供給棟数がトップクラスである一建設は、年間10,000棟分の資材や備品の大量発注やヒアリングから引き渡しまで営業担当者が一貫して担当することによる中間マージンのカットでお手頃な価格を実現しています。
また、そうした営業担当者の一貫専任制によって設計やデザインの面で齟齬が発生しづらいため、1,000万円台で間取りに後悔するリスクや契約後の予算オーバーを最小限に抑えられるんですね。
一建設のここがすごい!
分譲の戸建て住宅・マンション・リフォーム・リノベーションなどの幅広い経験と実績!
一建設のお手頃価格を実現しているのがまさにこの幅広い事業展開。
これによってスケールメリットを得ていますし、同時に、住宅建築の経験や実績が高いとも考えられます。
もちろん、大手ハウスメーカーなどであれば不安になるほど建築実績が少ないということはありません。
しかし、逆を言えば、一建設はハイブランドのハウスメーカーと同様、またはそれ以上の経験を持っているとも考えられるんです。
資材や標準仕様の部分で質がまったく一緒になるとは言えませんが、1,000万円台でハイブランドと同じくらいの施工品質を保てると考えると、幅広い経験と実績は重視して損はないポイントなんですね。
【土地探しもこだわれてコスパも◎】オープンハウス
オープンハウスは東京23区を中心に、横浜や埼玉などの関東圏、関西や福岡などのエリアで土地・戸建てを仲介している不動産会社です。
土地の仲介もメイン事業の一つであるため、好立地な土地を豊富な選択肢の中から選べるのが特徴です。この土地への強さにオープンハウスのお手頃価格の理由があります。
オープンハウスでは、土地を効率的に使用できるよう、無駄のない土地割りがされているんです。
たとえば、好立地で気に入った土地なのに「◯坪もいらないし、半分だったらそれだけ安く済んだのに」ということも多々あります。
それを適切な広さに割ることで、安く無駄のない土地購入ができるんです。
土地がまだ決まっていないけど、建てたい場所の坪単価が高くてできるだけ土地の代金を抑えたいという方はぜひご検討くださいね!
オープンハウスのここがすごい!
建築士オススメの参考プランを元に家が建てられる!
オープンハウスの注文住宅では、土地の形状や周辺環境に合わせた参考プランから間取りを考えられます。
もちろん、その間取りから動かせないわけではなく、自分のこだわりを加味して間取りを変更することも可能です。
ですので、「こだわりはあるけど、ゼロから自分で考えるのは難しい」という方にはぴったりなんです!
たとえるなら「下書きに沿って絵を描いていく」イメージ。 収納や床材などのオプションでさらに彩りを加えてあげれば、下書きのおかげで土台が整っているのに遊び心やこだわりも見える「自分だけの家」づくりができること間違いなしです。
さて、ここまで1,000万円台で建てられるローコストメーカーをご紹介してきましたが、 「結局自分のこだわりが掴めなくてどこが合っているのかわからない…」 という方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、おうちキャンバスの「住宅メーカー診断」を使ってみてください! 質問に答えていくだけで、あなたにピッタリなハウスメーカーを見つけられますよ!
↓ 好みの外観を選択して Web診断スタート ↓
1,000万円台で建てられる住宅商品2選【規格住宅】
さて、1,000万円台で家が建てられるローコストメーカーを紹介してきましたが、「ローコストメーカー」でなければ1,000万円台の家は建てられないのでしょうか。
実際は、「"注文住宅で"1,000万円台の家を建てるのはローコストメーカーでないと難しい」と言えます。
しかし、ミドルコストやハイブランドのハウスメーカーにも冒頭で間取りをご紹介した「規格住宅」がございます。
注文住宅ほど間取りを自由に決めることはできませんが、建売住宅よりは間取りを自由に決められる余地があります。
規格住宅は間取りがある程度決まっているため、その分資材の大量発注がしやすく、他商品が1,000万円台を超えるハウスメーカーの商品の中でもお手頃な価格であることが多いんです。
こちらでは、1,000万円台で建てられる規格住宅の商品をご紹介いたしますね!
※地域や広さ等により、必ず1,000万円台で建てられるとは言い切れません。詳しくは各社にてお見積もり等でご確認いただくことをオススメいたします。
ヤマト住建【エネージュSGR】・1,920万円など(本体価格)
注文住宅であれば2,706万円〜となる(30坪二階建ての場合)ヤマト住建の規格住宅です。
ヤマト住建といえば、ミドルコストの中でもとくに断熱性や耐震性といった性能の高さが評価されているハウスメーカー。
規格住宅でもその性能の高さは変わらず、壁の中の結露を発生させない外張り断熱や地震の揺れを吸収してくれる制振ダンパーもしっかりついてきます。
また、エネージュSGRでは「スカイガーデンプラン」でヤマト住建が得意とする屋上も採用できます。
規格住宅だと、「室内の間取りのみの提案で外観も屋根があるものに決まっているから屋上が採用できない」ということもあるのですが、ヤマト住建では屋上のことも考えてくれているんですね!
「1,000万円台でも高性能で住みやすく、屋上の憧れも叶えてくれる家を建てたい」という方はぜひご検討ください!
ERABERU【アエラホーム】・1,798万円など(本体価格)
注文住宅であれば2,535万円〜となる(30坪二階建ての場合)アエラホームの規格住宅です。
ミドルコストの中でもとくにコスパよく高断熱・高気密を実現できるアエラホーム。それは規格住宅でも変わりません。
たとえば、高断熱・高気密を実現する「外張W断熱」や耐震のための耐力面材は注文住宅と変わらず採用されています。
アエラホームの規格住宅のすごいところは、若い世代の家づくりの助けになっていること。
公式HPによると、購入者の年齢は20代で29%、30代で51%と20〜30代の若い世代で80%を占めていることがわかります。
「販売数が少なくて、割合上は20〜30代が多いだけじゃないの?」と思うところですが、規格住宅の販売シェアは全商品中29%とのこと。
それも、2020年度から着々とシェアを伸ばしているため、確かに若い世代の家づくりの強い味方になっていると言えますね!
「若いうちにローンを組んで家を建ててしまいたいけれど、年収を考えると1,000万円台の家がいい」という方はぜひご検討くださいね!
木麗な家【タマホーム】・1,550万円など(本体価格)
また、フルオーダーの注文住宅でも1,000万円台で建てられることもございます。
たとえば、タマホームの「木麗な家」は3LDKが1,550万円で建てられた事例もあるんです。
タマホームのすごいところは、メインの商品「大安心の家」でもお手頃価格になっているにも関わらず、「木麗な家」でさらに低価格を実現しているところ。
20代で建てられたお客様もいるなど、注文住宅と若い世代を繋げる商品となっているんですね!
もちろん、注文住宅である以上坪数や間取りが自由となっているため、誰の場合でも1,000万円台に収まるとは言い切れません。
そのため、自分の希望を整理した上でプラン提案や概算をご確認くださいね!
このほかにも、HPでは公開していないものの間取りやプランによって1,000万円台で建てられる規格住宅はございます。
家を建てる=注文住宅と考えていた方も、「規格住宅」の選択肢をプラスして家づくりを考えてみてくださいね!
「そうは言っても、他のハウスメーカーはいろいろありすぎてわからない」
「規格住宅でも、性能やアフターフォローなどがこだわりに合うハウスメーカーを絞ってから検討したい」
という方には、おうちキャンバスの無料オンライン相談がオススメです。
家づくりの専門家があなたの状況をお伺いし、潜在的なこだわりまで引き出してくれるほか、予算やこだわりに合ったハウスメーカーをご紹介いたしますよ!
住宅メーカー選びで迷ったらまずやること
「どのハウスメーカーと契約すればいいかわからない…」と思ったら、住宅知識の豊富なアドバイザーに相談してみませんか。
あなたの希望をヒアリングし、複数のメーカーからピッタリの1社をお伝えします。
営業マンには直接聞きづらい予算感・メリット・デメリットも聞けるから、家づくりの課題感がクリアになります。
▼ こんな人におすすめ ▼
・営業マンとの対面が苦手な方
・条件に合うメーカーが見つからない方
・複数メーカーを客観的に比較したい方
なんで1,000万円台で建てられるの?注文住宅がおトクに建てられる理由
記事の冒頭でもお伝えした通り、家の建築費用の平均は注文住宅で3,935万円です。
そう聞くと、「1,000万円台で建つ家ってどこか不足しているのでは?」と不安になりますよね。
必要な設備がないから、質が悪いから、安く済むのでは…と疑念を抱いてしまうのもよくわかります。
もちろん、平均と比べて安く済むのには理由があります。
ただ、安易に「安かろう悪かろう」ではないんです。
設備の大量発注をしているから
身近で言えば、「1個100円の商品が、今なら3つで250円!」のような感じ。
とくにメーカーなどで働いている方であれば、数多く発注するほど単価が下がる「スケールメリット」というのを経験したことがあるかもしれません。
詳しくは経済の話になってしまうため省きますが、何かを作る際は、発注の数に問わず、人件費などの固定費がかかってきます。
発注の数が増えるほど、一個の商品が負担する固定費は小さくなるため、大量発注するほど単価が下がるんです。
そのため、大量発注が可能な企業や同じ設備を発注できる規格住宅の商品では、そうしたコストカットによって1,000万円台の家が実現できることもあるんです。
資材・部材業者との提携、または自社管理で手数料をカットしているから
家に限らず、「手数料」が価格に影響を及ぼしていることが多々あります。
そのため、資材や部材業者と提携したり、自社で管理することで、そうしたハウスメーカーや工務店が担当する「建設」ではない部分のコストも抑えることで1,000万円台の家を提供しているところもあります。
家ではありませんが、身近な例で言えば「ユニクロ」が提携や自社管理によってコストカットを実現している企業ですね!
あの品質であの価格は決して当たり前ではなく、世界の工場や素材メーカーと提携してコストカットしているからこそなんです。
それは家も同じで、上手にコストカットをしているハウスメーカーや工務店であれば、安く高品質の家を建てられるというわけなんですね!
広告費・モデルハウス維持費等の節約をしているから
資材などの部分でコストカットをするほかに、宣伝費用を抑えてコストカットをしているハウスメーカーや工務店もあります。
たとえば、CMなどの広告費やモデルハウスの維持費、住宅展示場への出展料などです。
もちろん、CMを出しているところやモデルハウス・住宅展示場に出展しているところが悪いわけではありません。
宣伝費用が本体価格のほとんどを占めるわけではありませんし、少なくとも「損」になるわけではないのでご了承ください。
ただ、宣伝費用をコストカットしたことで商品の価格に還元しているところもあり、大量発注や資材・部材のコストカットとも合わせることで1,000万円台の家を実現していることも多々あります。
このように、様々な部分でコストを上手にカットすることで価格を抑えているため、「1,000万円台で安い=その分質も悪い」にはならないんですね!
1,000万円台の家を買うときの注意点
さて、間取り実例などを見ていると、1,000万円台の家でも十分満足できそうに思えてきますよね。
現に、ハウスメーカー・工務店全体の技術力は上がっています。
「安いからすぐにボロが出てしまう」「安いから買ってからずっとトラブルばかり」ということはほとんどありません。
もちろん、保証などの面でハイブランドとローコストに差がないわけではありませんが、ローコストでもマイナスになることはほぼないんです。
後悔、失敗があるとしたら、「安いから」ではなく「安さ以外をしっかり検討していなかったから」です。
こだわりや目的(家に求めること)を叶えられるか?
たとえば、皆さまは家づくりをどんな目的で開始されましたか?
「マイホーム」という言葉が初めて出た時、どんな家をイメージしていましたか?
もしかしたら、中庭のある家がほしくて家づくりを始めたのかもしれません。広い平屋の家に憧れて家づくりを始めたのかもしれません。
そうなると、1,000万円台で収まるお家とはまず方向性が違う可能性があります。
「安さには代えられない」と強いこだわりを我慢して家を建てても、結局後悔が残りかねません。
また、こだわりを諦めきれずオプションなどを多数追加して、結局2,000万円台の家を買うのと変わらなかったということも考えられます。
それなら最初から2,000万円台で質も高く、こだわりが標準仕様でついていた家を買う方が良いですよね。
目的や自分の中の予算(計算上ここまでと決めた予算か?「◯円くらいに収めたい」といった感情的な予算か?)と、1,000万円台の家がマッチしているのか照らし合わせることが重要です。
ライフサイクルコストのコスパは良いか?
1,000万円台の家の特徴は、資材の料金を上手にカットしている点でした。
外壁や屋根などの部分で、ハイブランドよりも安い資材を使用していることが多いのも事実です。
そのため、高価なものよりも高頻度でメンテナンスの必要は出てくると考えて良いでしょう。
たとえば、メンテナンスがかかりにくい瓦屋根やタイル外壁は、ローコストのみならず、ミドルコストのハウスメーカーでもオプションになることが多いです。
今は性能が向上しているため、それ以外の屋根・外壁であっても大幅にメンテナンスの頻度や費用が上がってしまうわけではありません。
しかし、瓦屋根やタイル外壁であれば"より抑えられる"のは事実です。
また、こちらも現在は価格による大きな差はありませんが、断熱性や気密性が低い住宅であればそれだけ光熱費が高くなってしまう可能性も考えられます。
ですので、家自体の価格だけではなく、ランニングコストも鑑みて「最終的に費用が抑えられるのはどちらか」を考えることも重要です。
こうした注意点を聞くと、「本当に自分の計画は合っているのだろうか…」と不安になってしまいますよね。
そんな方にはおうちキャンバスの無料オンライン相談がオススメです。
家づくりの専門家があなたの現在の状況やお悩みをヒアリングし、適切な進め方のアドバイスや満足いく家づくりができるハウスメーカーのご紹介もさせていただきます。
ここまで1,000万円台(本体工事費)で建てられる家についてご紹介してきました。
しかし、住めるようにするには「建物以外のお金」ももちろんかかってきます。
たとえば、家づくりにかかる建築費用(土地代除く)は以下のようになっています。
<本体工事費>
- 仮設工事費
- オプション工事費
- 人件費
<附帯工事費>
- 地盤改良
- 屋外電気・屋外給排水
- ガス配管
- 冷暖房設備機器
- 外構・運搬
<諸経費>
- 契約費用・手数料や保証料
- 火災保険・地震保険・引っ越しなどの費用
- 地鎮祭、上棟式等の費用
附帯工事費や諸経費は建築費用全体の3割で、およそ800万円前後かかると考えられています。
また、頭金は建築費用の1〜2割程度となっていますが、ハウスメーカーによっても異なるため、詳しくは各ハウスメーカーにご確認くださいね。
このように、本体価格以外にもお金がかかるため、総予算が1,000万円台でないと厳しいという場合はお子様の入学・進級時期などタイミングを検討し直すこともオススメです。
「本体工事費はカタログでわかったけれど、合計金額がどうなるのかわからないから予算が心配…」
「やっぱり貯金して余裕を持ってから買う方が良さそうだけど、だとしたら家を建てるタイミングってどう決めたらいいんだろう…」
そんな時はおうちキャンバスの無料オンライン相談がオススメです!
専門アドバイザーが予算設定はもちろん、家を建てるまでの流れなどを詳しくご紹介いたします。
もちろん、あなたのこだわりや叶えたい要素をじっくりヒアリングして、予算を抑えながら憧れを叶えられるハウスメーカーもご紹介しておりますのでぜひご参加ください!
まとめ
1,000万円台で家を建てるポイントはこちら!
- 1,000万円台で建つ家のポイントは、規格住宅・箱型で凸凹がない・二階建て・設備が最小限
- 1,000万円台でフルオーダーが建てられるハウスメーカーは、アイダ設計・レオハウス・アイフルホーム・一建設・オープンハウスなど
- 1,000万円台で建てられる規格住宅は、ヤマト住建のエネージュSGR・アエラホームのERABERAUなど
- 1,000万円台で家が建つ理由は、設備の大量発注・資材等業者との提携、自社管理・広告費等のカットで住宅価格に還元できているから
- 1,000万円台で家を買うときの注意点は、家づくりの目的が達成できているか・ライフサイクルコストで見たときのコスパはいいか
こだわりや家づくりの目的からそれない形で間取りや住宅のタイプ、ハウスメーカーを考えていけばお手頃な価格で家は建てられます。
ただ一番重要なのが「こだわりや家づくりの目的からそれない形で」という点。
「家づくりの後悔」は、実際にお金こそかかりませんがメンテナンスや修繕の出費と同じくらい痛みを伴います。
「あと数百万でより標準仕様のグレードが高い家にしていたら」
「あと数年お金を貯めて妥協せずにあのハウスメーカーで家を建てていたら」
満足いく家づくりをしても生まれてしまう「後悔」は大きければ大きいほど住み続ける間ずっと続いてしまいます。
そんなことがないよう、こだわりや目的を今一度整理した上で、ご予算を検討してみてくださいね!
「自分のこだわりや目的がわからない…」
「自分のこだわりと検討しているハウスメーカーが合っているのか自信が持てない…」
など、家づくりやハウスメーカー選びでお悩みの方は、おうちキャンバスの無料オンライン相談で現在のお悩みを詳しくお聞かせください。
家づくりの専門家が現在の状況やお悩み、漠然としたこだわりを整理し直して、客観的な立場から家づくりの効率的な進め方についてアドバイスいたします!
また、あなたのこだわりにマッチしたハウスメーカーもご紹介させていただけますよ。
さらに、おうちキャンバスではご紹介後も無料で家づくり全般のサポートをさせていただいております。
「家づくり計画から引き渡しまで客観的なプロのサポートがあると安心」という方はぜひご相談くださいね。
住宅メーカー選びで迷ったらまずやること
「どのハウスメーカーと契約すればいいかわからない…」と思ったら、住宅知識の豊富なアドバイザーに相談してみませんか。
あなたの希望をヒアリングし、複数のメーカーからピッタリの1社をお伝えします。
営業マンには直接聞きづらい予算感・メリット・デメリットも聞けるから、家づくりの課題感がクリアになります。
▼ こんな人におすすめ ▼
・営業マンとの対面が苦手な方
・条件に合うメーカーが見つからない方
・複数メーカーを客観的に比較したい方
それでは、あなたがこだわりを叶えてコスパも最高な家を建てられますよう、心からお祈りしております!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
担当者コメント
家づくりで一番気になるのが「お値段」という方は多いのではないでしょうか。大きなお買い物ですし、できる限り損はしたくありませんよね。
しかし、大きなお買い物だからこそ「お値段だけ」を気にすることはないようにしていただきたいんです。
家づくりで後悔する方のほとんどは、お値段に限らず何か一つの要素にこだわりすぎてしまっていることが多いんです。
家づくり相談の詳細はこちら「広い家がいい」「暖かい家がいい」などの本来の目的とお値段の"バランスを取る"のが家づくりのポイント。
そのためには優先順位をつけて、いらない設備を削ったり、必要な性能に強いミドルコスト以下のハウスメーカーを探したり、折り合いをつけることが重要です。
「でもなかなか自分の希望と予算のバランスを言語化しきれない…」という方は、ぜひおうちキャンバスの無料オンライン相談をご活用くださいね。
家づくりの専門アドバイザーがあなたに合った家づくりの進め方やぴったりのハウスメーカーをご紹介。その後のサポートも無料で行っておりますよ。