【住宅のプロ監修】中庭のある家の間取り3選!おしゃれな中庭を作るコツも解説

中庭のある家

中庭のある家って憧れる!
中庭のある家の事例をもっと見たい!

この記事にたどり着いたあなたは、このような思いを抱えているのではないでしょうか?

マイホームを建てるなら、おしゃれでこだわりが詰まった、周りの家と差別化できるような家を建てたいですよね。

そんな方に中庭はぴったりの間取りです!

しかし、一生に一度のマイホームですから
中庭を作ろうかどうか迷う..
中庭を作って後悔したくない..

という不安もあることと思います。

そこでこの記事では、住宅業界で10年以上にわたり家づくりをサポートしてきた住宅のプロがオススメする中庭のある家の間取りをご紹介していきます!

こだわりの詰まった間取りを見て、中庭のある暮らしのイメージを広げていただければと思います。

さらに、中庭を作って失敗しないためのコツや、周りの家を差別化できるおしゃれな中庭を作るコツもご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてくださいね!

それではさっそくまいりましょう!

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中庭のある家の5つのメリット 

1) 光が入り、開放感のある家になる

中庭のある家の開放感

このメリットが特に活かされるのは平屋です。

平屋はワンフロアに全ての部屋を集めるため部屋数が多くなり、家の中心部分に光と風が届きにくくなるのですが、中庭があれば家の中に光を取り込むことができます。

平屋を建てたいと考えている人には、中庭は特にオススメです。

2) プライベートな空間が作れる

中庭は外からは見えないプライベート空間なので、近所の目を気にせず自由に過ごすことができます。

例えば、ビニールプールやアウトドアリビング、BBQも気兼ねなく楽しめます。

また、夜に中庭に出て、風にあたりながらお酒を飲んで一息つく...なんていうのも、大人な楽しみ方で素敵ですよね!

3) 自慢したくなるようなおしゃれな空間になる

中庭があるとピクチャーウィンドウを楽しむことができます。

中庭のある家のピクチャーウィンドウ
専門アドバイザー
たてまる

ピクチャーウィンドウとは、窓の外の風景を絵画のように見立てる窓のことです。植栽や青空の一部を切り取ったかのような素敵な景色が楽しめますよ!

4) 二世帯住宅の場合、親世帯との緩衝材になる

さらに、中庭は二世帯住宅の緩衝材にもなります。

親世帯との距離感が難しい二世帯住宅ですが、二つの世帯の間に中庭を挟むことで、適度に距離を保ちながらも交流することができます。

5) 中庭は延べ床面積・建築面積に加算されない

専門アドバイザー
たてまる

中庭のもう一つのメリットとして「中庭は延べ床面積・建築面積に加算されない」という点があげられます。

これの何がいいのかというと、①固定資産税をおさえられる、そして②決められた建ぺい率の中で空間を最大限活用できるんです。

延べ床面積

まず、固定資産税は延べ床面積をもとに算出されます。

延べ床面積とは各階の床面積を合計した面積で、例えば2階建ての家の延べ床面積は1階と2階の面床積の合計値、平屋だと1階の床面積が延べ床面積になります。

中庭は税制上床面積には加算されないため、中庭がない場合よりも固定資産税をおさえることができるんです。

建ぺい率

建ぺい率とは敷地面積に対する建物面積の割合のことです。
(建物面積=建物を真上から見た時の面積のこと)

家は敷地を最大限活用して建てたいものです。
しかし、敷地に対する建物の割合が大きいと防災や風通しなどの観点からよくない、ということで地域ごとに建ぺい率が決められているんです。

せっかく広い土地を買っても、建ぺい率が低ければ敷地を十分に活用することができません。

しかし、そんな時に中庭があれば、建物面積には含まずに、マルチに使えるプライベートな空間として活用できますよ!

中庭のある家の5つのデメリット

1) 水はけが悪い

中庭のデメリットの一つは日当たりが悪くなること。
特に、家の中心部分に中庭を作った際は、四方が壁で塞がれてしまうので日の光が行き渡りにくく、雨や雪が降った時に乾きにくくなります。

2) 家の断熱性能が下がりやすい

窓は家の中で最も熱が逃げていきやすい場所のため、中庭につながる大きい窓をとると家の断熱性能が下がります。

3) 家のメンテナンスが大変

綺麗な中庭を保つには相応のメンテナンスが必要です。
中庭のウッドデッキやタイル、植栽のメンテナンスも事前に考えておきましょう。

4) 建築費用がかさむ

加えて、中庭を作ると建築費用が高くなります。
なぜかというと、家は角が多くなればなるほど表面積が増えるためです。
中庭を作ると家の形は複雑になるので、正方形や長方形の家よりも建築コストは増してしまいます。

5) 家事動線が長くなる

家事動線とは、料理や洗濯、掃除などの家事をする際に行き来する経路のことをいいます。

家事は同時並行で行うことが多いですよね。
キッチンやお風呂、洗面所などの家事でよく通る場所が近くにあると作業効率がいいのですが、家の中心部分に中庭がある間取りだと反対側の部屋にいくために中庭をぐるっと回って移動しなければなりません。
 

さて、ここまで中庭のメリットとデメリットをご紹介してきましたが、
「中庭って意外とデメリット多い...」
「やっぱり作らない方がいいのかな...?」

と不安に思われたかもしれません。

ですが、ご安心ください。

デメリットがわかっているなら、対策をとることができます!
ここからはプロのこだわりが詰まった間取りと、中庭で失敗しないためのコツをご紹介していきます。

【住宅のプロ監修】理想の中庭の間取り3選

ここからは、中庭の形別に3種類の中庭の間取りをご紹介していきます!

中庭の形

大開口窓を採用!中庭とLDKの一体感が感じられる、プライバシーも高いコの字型の中庭

コの字型の中庭

間取りのこだわりポイント

  • 中庭とLDK、和室を大開口の窓で繋ぎ、室内にいながらも庭の自然や開放感を感じられます。中庭を通して室内にも日の光がたくさん入る間取りです。
     
  • 隣家との境目には植栽を植えて目隠しをし、プライバシーも守ります。
     
  • キッチンと中庭までの導線が近いので、キッチンで作った料理を中庭で楽しむこともできます。
     
  • 中庭と室内の境目にはウッドデッキを設け、子どもたちも走り回れる作りになっています。ウッドデッキと室内の床の高さを揃えることで、外に出やすい工夫がされています。
     
  • 中庭を南側に設けることで、植栽にも日の光がたくさん当たるようになっています。落葉樹を植えると、夏は葉が茂り室内に強い日差しが直接入らないようカバーしてくれ、冬は葉が落ちて室内にも日の光が差すようなります。
     
  • キッチンの近くに水回りをまとめ、家事の同時並行をしやすくしてます。
専門アドバイザー
たてまる

コの字の中庭はこんな人にオススメです!

・子どもたちが自由にはしゃげたり、家族でBBQを楽しめる家にしたい!
・明るくて開放感のあるリビングにしたい!
・季節ごとに移り変わる植栽を楽しみたい!

家のどこにいても自然を感じられる平屋!シンボルツリーのあるおしゃれなロの字型の中庭

ロの字型の中庭

間取りのこだわりポイント

  • 家の中心に中庭を設けることで、家の中に光と風が入り、開放感のある平屋になっています。
     
  • キッチンから洗面所、浴室、トイレなど水回りを近くに集めることで、ロの字型の間取りでも家事動線が確保されています。
     
  • 室内と中庭のウッドデッキの床をフラットにすることで、中庭に出やすい作りになっています。
     
  • シンボルツリーには高木のアオダモを植えて、爽やかな見た目を楽しめます。アオダモは幹も美しいので葉が落ちてからの姿も楽しめます。
     
  • ロの字型の中庭は完全なプライベート空間なので、近所の目を気にせずに子どもたちがビニールプールを楽しむことができます。家族団欒で過ごせるスペースです。
     
  • 玄関から入ってすぐにシンボルツリーが目に入るので、来客があった時もおしゃれなシンボルツリーを見ながらお客様をお通しすることができます。
     
  • ランドリールームとウォークインクローゼットを繋ぎ、洗濯後の収納もしやすい間取りになっています。
専門アドバイザー
たてまる

こちらの中庭はこんな人にオススメです!

・プライバシーの高い中庭で家族団欒の時間を楽しみたい! ・家のどこにいても自然を身近に感じたい!
・シンボルツリーを植えておしゃれな空間を楽しみたい!

日当たりが良く植栽を楽しめる!アウトドアリビングとして、ペットとの遊び場としてもマルチに使えるLの字型の中庭

Lの字型の中庭

間取りのこだわりポイント

  • 中庭と室内を大開口の窓で繋ぐことで、リビングと庭が一体となったような広々としたLDKを楽しめます。
     
  • L字型の中庭、かつ南東に中庭を設けているため日当たりと水はけがよく、植栽も育てやすい環境です。室内からは青々と茂る植栽を眺めることができます。
     
  • 中庭の一部をタイルにしてテーブルや椅子を置き、カフェテラスのような憩いのスペースを作りました。
     
  • キッチンから中庭が近いため、キッチンで調理した料理を中庭で楽しんだり、BBQなどもしやすい間取りです。
     
  • 広々とした中庭でペットとも遊びやすい空間です。
     
  • 広々した中庭なので、高木と中木を組み合わせて植えています。繊細でおしゃれな印象にできるフェイジョアやシマトリネコ、異国風を楽しめるソテツなど家の雰囲気に合わせて植栽を選ぶのがおすすめです。
専門アドバイザー
たてまる

こちらの中庭はこんな人にオススメです!

・子供たちやペットとのびのび過ごしたい!
・BBQやアウトドアリビングなど外空間を最大限活用したい!
・植栽をたくさん植えて自然を楽しみたい!

専門アドバイザー
たてまる

家のイメージを広げる際は、インスタで実際に建てた家の写真を見るのがおすすめです!

中庭で失敗しないために押さえておきたい5つのポイント

1) 中庭の用途を考えて広さを決める

中庭の失敗でよくあるのが
「案外そとに出ないから、中庭いらなかった...」
「中庭を作らずリビングをもっと広げればよかった...」

というもの。

この失敗を防ぐために大事なのは、そもそも中庭を何に使いたいのかを考えることです。

中庭をどういうふうに使いたいかを具体的にイメージして、中庭を作るべきか、どれくらいの大きさにするかを決めていきましょう。

中庭のざっくりとした大きさはこちらを参考にしてみてください。

用途 必要な広さのめやす
シンボルツリーを飾りたい
2畳〜
4人家族でテーブルや椅子を置きたい 4畳半〜6畳
4人家族+数人を招いてBBQをしたい 6畳程度

2) 中庭の水はけをよくする

四方を壁に囲まれたロの字型の中庭では、日の光や風が入りづらく水捌けが悪くなります。雨が降るたびに中庭が池のようになったり、庭に苔が生えるのは防ぎたいですよね。

中庭のある家の水はけをよくする方法は以下がオススメです。

専門アドバイザー
たてまる

庭で植栽を楽しみたいならコの字型、Lの字型の中庭にしたり、建物を平屋にして日当たりをよくするのがおすすめです。
また、排水経路がないと庭が池になってしまうので、排水設備の確保は必須です!

床材 メリット デメリット
タイルデッキ
  • 水が染み込まない
  • 紫外線による劣化が少ない 
  • プランターなど水気のある物を置くのに向いている
  • 高級感がある
  • 費用が高い
  • 温度が変わりやすい
  • 滑りやすい
ウッドデッキ
  • 水が染みにくい
  • ナチュラルな雰囲気がある
  • メンテナンスの手間がかかる
  • 色が褪せたり経年劣化がある
  • 費用が高い
砂利
  • 水溜りができにくい
  • 比較的安価
  • 砂利の下の土には水が染み込むため排水設備をしっかり確保することが必要
人工芝
  • 透水性の人工芝は水はけがいい
  • 美しい緑を楽しめる
  • 費用が高い
  • 火気厳禁なのでBBQなどはできない

3) 断熱性能を高める

中庭と室内の境目を大開口の窓にすると、家の断熱性能が下がります。
ただでさえ電気代が高くなっているこの頃ですから、光熱費がかさむのは避けたいですよね。

中庭のある家の断熱性能を高める方法は以下がオススメです。

まずは弱点である窓を強化すること、または、そもそも断熱性が高いハウスメーカーで建てるのもオススメです。

専門アドバイザー
たてまる

断熱性能に特に定評があるハウスメーカーは以下の4つです。 (一条工務店 アエラホーム ウィザースホーム ヤマト住建 アイ工務店)

これらのメーカーについてもっと知りたい!という方は、ハウスメーカー徹底解説マニュアルをチェックしてみてくださいね!

LINE限定。ハウスメーカーの坪単価・強みがわかる家づくりのお役立ち情報をお届け。LINE登録はこちら。

4) 水回りをまとめて家事をラクにする

家の内部に庭を設置する場合は、中庭を挟んだ反対側の部屋にいくために、中庭をぐるっと回る必要が出てきます。
そのため、日中よく過ごす場所や家事で行ったり来たりする場所はなるべく近くに配置しておくのがベストです。

ポイントは、キッチンや洗面所、お風呂といった水回りを一箇所にまとめること。そうすることで料理をしながら合間に洗濯〜といった家事の同時並行がしやすくなります。

5) メンテナンスの高い部材を採用する

中庭のある家のメンテナンス性能を高める方法は以下がオススメです。

メンテナンスのかかりやすい外壁や床はタイルにするのがオススメです。

タイルは粘土や石を焼き上げた外壁材で、メンテナンス性が非常に高い部材です。傷がつきにくく吸水率も低い、さらに色褪せにくいという特徴があります。

また、最近では自動で綺麗を保つセルフクリーニング機能があるタイルも登場しているので、お手入れはかなりラクになりますよ。

タイルについて詳しくはこちら>外壁タイルの家

中庭のメンテナンス

さらに、庭に植物を植えたいけれど手入れが面倒...という方にオススメなのはドライガーデンです。

ドライガーデンとはサボテンや多肉植物などの乾燥に強い植物を使った庭のことで、水やりの頻度が少なくすみますし、落ち葉の処理も必要ありません。

お手入れが簡単で、異国のようなおしゃれな雰囲気が出ると人気なんですよ!

周りの家と差別化できる!おしゃれな中庭を作るコツ

ここからは、周りの家とは一味違う、こだわりの詰まったおしゃれな中庭を作るコツをご紹介していきます。

中庭と室内の床の高さを揃える

中庭をおしゃれにするひとつ目のコツは、室内と中庭の床をフラットにして一体感を出すことです。

室内と中庭がひとつづきの空間のように感じられ、より開放感が感じられます。

大開口窓にする

大開口窓とは、外とつながる開口部を大きくとった窓のことです。
天井から床までの大きな窓ですので、うちと外との境界が曖昧になります。

リビングのソファーにもたれて窓の外を眺めていたら、まるで庭に寝転がって日向ぼっこしているような感覚を味わうことができますよ...。

地窓を作る

地窓とはその名の通り、地面に近い場所に設置された窓のことを言います。

中庭と地窓


地窓を通すと庭の緑の一部分が切り取られ、まるで絵のように見える、ピクチャーウィンドウが楽しめます。
普段とは違った角度から植栽が楽しめるので、中庭に面した場所にさりげなく地窓をつけるのがオススメです。

全体ではなく一部分が見えるからこそ、その先の奥行きの深さを想像させる...といった味わい深い効果もあります。

専門アドバイザー
たてまる

こういう細かいところまで気を配っているところがおしゃれ上級者という感じがしますね...!

外壁をタイルにする

タイルは外壁材の中でも厚みがあり、高級感のある部材です。
タイルは凹凸があり光が差した時の陰影がかっこよく、どっしりとした高級感、重厚感のある家の外観にできます。

そんなタイルを中庭の外壁にも採用することで、家の中から見える中庭まで高級感のある洗練された空間にすることができますよ。

植栽にこだわる

中庭のシンボルツリー、おしゃれですよね。

「中庭で自然を楽しみたい」
「中庭にシンボルツリーを植えたい!」
という方も多いのではないでしょうか?

そこで、SNSでも今人気な、シンボルツリーにオススメの植栽をご紹介します。
 

中庭にオススメの木

アオダモ

種類 アオダモ
モクセイ科落葉樹(高木)
環境 反日陰〜日向を好む
特徴 インスタでも人気のアオダモ。成長が緩やかなので建物に影響しにくく、寒さや乾燥にも強いので育てやすい高木です。華奢なシルエットと小ぶりな葉が爽やかなイメージを与えます。幹の斑点模様が特徴的で、葉が落ちてもなお美しく、冬も鑑賞を楽しむことができます。

ヤマモミジ

種類 ヤマモミジ
カエデ科落葉樹(高木)
環境
反日陰
特徴
ヤマモミジは色の移ろいで四季を感じることができます。日の当たり具合によって葉の色づきが異なり、強い日差しに当たり続けると変色してしまうため、直射日光を避け反日陰で育てましょう。

ヒメシャラ

種類 ヒメシャラ
ツバキ科落葉樹(高木)
環境
反日陰〜日向
特徴
ヒメシャラは一年を通して多様な姿を楽しむことができる高木です。6〜7月には椿に似た白い花を咲かせ、秋には紅葉し、葉が落ちた冬も鮮やかな赤褐色の幹を楽しむことができます。和風洋風を問わずさまざまな空間に合わせやすいのも魅力です。

オリーブ

種類 オリーブ
モクセイ科常緑樹
環境 日向
特徴
オリーブは迫力のある幹に銀色がかった葉が特徴の木で、異国風の雰囲気を醸し出します。5〜6月には花が咲き、9〜11月には実を楽しむこともできます。乾燥を好むため中庭に植える際は日当たりに注意しましょう。

ハイノキ

種類 ハイノキ
ハイノキ科常緑樹
環境 反日陰
特徴
ハイノキは真っ直ぐ上に伸びる幹と繊細な葉が特徴的な常緑樹です。成長が遅くお手入れが簡単なのも人気の理由の1つです。乾燥を苦手とするため、水やりはしっかり行いましょう。

ドウダンツツジ

種類 ドウダンツツジ
ツツジ科落葉樹
環境
反日陰〜日向
特徴
インスタでも人気のドウダンツツジは一年を通してさまざまな姿が楽しめます。春にはツボ状の小さな花が咲き、秋には葉が鮮やかに色づきます。成長も穏やかで管理もしやすく、庭のワンポイントの木としてオススメです。
専門アドバイザー
たてまる

植栽を選ぶときは、どれくらい大きくなるのか必要な日の光の量お手入れのしやすさなどを考える必要があります。

また、一年を通して緑を楽しみたい方は常緑樹、季節の移ろいを楽しみたい方には落葉樹がオススメですよ!

中庭を作りたい人にオススメのハウスメーカーとは?

専門アドバイザー
たてまる

中庭は大抵のメーカーで作ることが可能です。
ですがここからは、中庭を作るなら特にこのメーカーがオススメ!というハウスメーカーをご紹介していきます。

中庭を作るなら!オススメのハウスメーカー

1) 一条工務店

 一条工務店で中庭を作るのがオススメの理由は大きく2つあります。

1) 一条工務店の断熱性能の高さ

一条工務店は、Q値が0.51、UA値が0.25と、他のハウスメーカーから突出した断熱性能を誇り、高性能樹脂サッシ、3枚ガラスを標準で採用できます。

専門アドバイザー
たてまる

UA値は「外皮平均熱貫流率」といって、壁や窓、屋根などから熱がどれくらい逃げやすいかを表します。

Q値は「熱損失係数」といい、どれくらい家の中から熱が逃げにくいかを表したものです。(これらの数値は全て値が小さい方が断熱性能が高くなります。)

専門アドバイザー
たてまる

一条工務店の中でも特に断熱性能の高い「アイスマート」は、真冬にTシャツ1枚でも快適に過ごせるぐらい暖かいですよ!

2) 高性能外壁ハイドロテクトタイル

ハイドロテクトタイルとは、TOTOの技術「ハイドロテクト」をタイルにした高性能タイルです。
汚れを自然に洗い流してくれる「光触媒機能」がついていてメンテナンス性能が高いので、中庭の外壁を綺麗に保てます。

編集ライター
編集ライター菅原

中庭のデメリットである断熱性とメンテナンス性を両方ともカバーできるなんて最高ですね!

専門アドバイザー
たてまる

さらに、一条工務店は2021年の平屋棟数ランキングで堂々の業界1位、建てた家の中の平屋比率も業界代3位を誇ります。

平屋の建築実績が豊富なメーカーなので、平屋を建てたい!かつ中庭が欲しい人には一条工務店はオススメです!

一条工務店についてもっと詳しく知りたいという方は、ハウスメーカーの徹底解説マニュアルをチェックしてみてくださいね。

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2) 積水ハウス

積水ハウスで中庭を作るのがオススメの理由は大きく2つあります。

1) 高級外壁ダインコンクリート

ダインコンクリートは積水ハウスオリジナルの外壁材で、凹凸の深い彫りが特徴です。
コンクリートなのでどんなデザインにも対応でき、レンガや石貼りのような温かみや級感を演出できます。

専門アドバイザー
たてまる

中庭をダインコンクリートで囲うことで、より一層洗練された、高級感あふれる空間にすることができます。

2) クリアビューデザイン

積水ハウスには、屋内外を緩やかにつなげ、自然とともに暮らす「クリアビューデザイン」という考え方があります。
例えば、天井から床までの窓を採用し室内外の境界線を曖昧にすることで、室内にいながらも自然との一体感を楽しむことができます。

中庭とクリアビューデザインを組み合わせ、落葉樹のシンボルツリーを植えれば、季節ごとに移り変わる樹をより身近に楽しめますよ。

また、積水ハウスは業界でもトップクラスで間取りの提案力が高いメーカーです。「低別自由設計」といって、専属の設計士が要望にあった提案をしてくれるので、中庭を活かした空間設計ができます。

編集ライター
編集ライター菅原

高級感、中庭との一体感、デザインを特に重視している方には積水ハウスの中庭がオススメということですね!

積水ハウスについてもっと詳しく知りたいという方は、ハウスメーカーの徹底解説マニュアルをチェックしてみてくださいね。

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3) ヘーベルハウスのそらのま

続いてご紹介するのはヘーベルハウスの「そらのま」です。
 

そらのま

そらのまとは何かというと、2階の半屋外空間です。
2階リビングに隣接するベランダの天井を抜き、日当たりや風通しの良好なアウトドア空間を作り出します。

専門アドバイザー
たてまる

いわば2階にある中庭ですね。
そらのまではBBQやおうちカフェをしたり、夜のリラックスタイムの場所として、子どもたちがビニールプールを楽しむ場所やペットとの遊び場としても幅広く活用できます!

また、ルーバースクリーンという格子を設置すれば、おしゃれに目隠しをすることができます。

編集ライター
編集ライター菅原

関東圏の住宅密集地で中庭のようなプライベート空間を楽しみたい!という方にそらのまはオススメですね!

ヘーベルハウスについてもっと詳しく知りたいという方は、ハウスメーカーの徹底解説マニュアルをチェックしてみてくださいね。

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理想の家を建てるにはハウスメーカー選びが重要

ここまで、中庭の実際の間取りや中庭を作るコツ、おしゃれな中庭を作るコツをご紹介してきました。

中庭のある家のイメージは広がりましたでしょうか?

この記事が、中庭を作るかどうか悩んでいるあなたの判断軸として、あるいは、中庭を作ろうと思っているあなたの不安解消に役立つことができれば幸いです。

しかし、家を建てる際には、どのメーカーで建てるかということも重要です。

ハウスメーカーにはそれぞれ強みや弱み、家づくりに対する考え方があります。 ですので、メーカーの特徴や考え方が自分に合っているかどうかを見極めることが家づくりの成功の秘訣なんです。

ですが、住宅展示場にいき「こういう家を建てたい」と相談すれば、ほとんどの営業マンの方は「できます」と答えるでしょう。

だからこそ、あなたに本当にあっているメーカーを見極める際には、メーカーから1歩引いた客観的な立場から見極めていただきたいのです。

そこで活用していただきたいのが住宅メーカー診断です。

質問に答えていくと、あなたのデザインの好み、欲しい設備、予算感を総合的に分析して、あなたにぴったりのハウスメーカーがわかります。

ぜひ試してみてくださいね。

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オンライン面談では、ピッタリのハウスメーカーと、親身になってくれる営業マンをご紹介します

また、おうちキャンバスでは、 住宅業界10年以上のプロに直接家づくりの相談をすることも可能です。

家づくりのことは調べれば調べるほど迷いが増えるものです。

そんな時はぜひ一度住宅のプロに相談して、悩みをスッキリさせた状態で家づくりを進めていきましょう!

面談ではあなたにぴったりのハウスメーカーと、親身になってくれる営業マンを一緒にご紹介いたします
相談は無料ですので、ぜひこちらも活用してみてくださいね。

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まとめ

それでは最後に、この記事のポイントを振り返っていきましょう!

中庭で失敗しないためのコツ

おしゃれな中庭を作るコツ

いかがでしたでしょうか。

おうちキャンバスでは、中庭の他にも「吹き抜けのある家」や「木のぬくもりを感じる家」など様々なコラムをご用意しております。
そちらもぜひ覗いてみてくださいね。

さて、長くなりましたがここまでお読みいただきありがとうございました!
あなたの家づくりが、より楽しく素敵なものになることを心より願っております。

それでは、また別の記事でお会いしましょう!

担当者コメント

たてまる
家づくり専門アドバイザー
たてまる

私はよく「100点満点のハウスメーカーはありません」と言っているのですが、これは間取りでも同じことが言えます
何かを叶えたい場合、その理想を叶えるためのデメリットは生まれてしまうものです。

おしゃれでプライベーちが充実する中庭にも、もちろんデメリットはあります。
ですが、そのデメリットを少しでも減らせるよう、家づくりのコツをお伝えして、後悔のない素敵な家づくりのお手伝いができればと思っています

ハウスメーカーや土地、間取りなど、
「自分ではある程度決めたけれど、一度プロの意見も聞いておきたい!」という場合はお気軽にご相談くださいね。

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