断熱等級7のハウスメーカー12選!商品特徴を徹底解説【2024年最新】
「暖かい家を建てたい!」というそこのあなた。
断熱等級の最高ランクである断熱等級7の住宅では、寒さに悩むことなく毎日快適に過ごせます。
しかし、等級7の住宅はどのハウスメーカーでも建てられるわけではありません。
等級6と7は2022年に新設されたばかり、かつ基準も非常に高いため、対応できるのは一部のハウスメーカーに限られます。
そこでこの記事では、断熱等級7の住宅を建てられるハウスメーカー12社と各商品の特徴を紹介してまいります。
暖かい家で快適に過ごすために、ぜひ参考にしてくださいね。
▼すぐに断熱等級7の住宅を建てられるハウスメーカー12社を見たい方はこちら
今すぐ自分に合うハウスメーカーを知りたい方は、下の住宅メーカー診断をお試しください✨
好きな外観やほしい性能を直感的にサクサク選んでいくだけで、あなたにピッタリのハウスメーカーがLINEに届きます!
↓ 好みの外観を選択して Web診断スタート ↓
家づくり専門アドバイザー
大学で材料工学・建築素材を研究、30歳でマイホーム購入を決意。コツコツと住宅知識を増やし、満足の家を建てた経験を持つ。現在は家づくりで役立つ情報をYouTube、SNSにて発信している。
そもそも断熱等級7の住宅はどんな家?
断熱等級の最高ランクである断熱等級7の住宅は、非常に断熱性が高いです。
家の暖かい空気が外に逃げにくいため、家の中が寒くなりにくく、暖房代も抑えられます。
断熱等級はUA値(外皮平均熱貫流率)で決まります。
UA値とは、住宅の壁や屋根、窓等の開口部から室内の熱がどのくらい外へ逃げやすいかを数値化したものです。
等級7のUA値の基準は地域によって異なりますが、高い地域でも0.26以下と定められています。
省エネ住宅の断熱基準「HEAT20」の最高レベルG3に相当
家の性能をはかる基準は断熱等級以外にもあります。
その1つが、省エネ住宅の断熱基準であるHEAT20です。
HEAT20にはG1・G2・G3の3つのグレードがありますが、このうち最高グレードであるG3と断熱等級7のUA値の基準が同じなんです。
G3の性能の基準にはUA値以外にも以下が挙げられます。
- 冬場でも最低室温が北海道と南九州で16度、それ以外の地域では15度を下回らない
- 断熱等級4の住宅と比べてエネルギー消費量を40%以上削減できる
東京の5月の最低気温が15度前後という点を踏まえると、かなり暖かいですよね!住み続けてからのランニングコストを抑えられるのも嬉しいポイントです♪
断熱等級7の住宅を建てられるハウスメーカーはズバリこの12社
断熱等級7の住宅を建てられる大手ハウスメーカーは以下の12社です。
ここでは、各ハウスメーカーごとに断熱等級7の商品の特徴をご紹介します!これを読めば、あなた好みのメーカー選びができること間違いなしです。それではさっそく見ていきましょう!
▼今すぐ自分に合うハウスメーカーを知りたい方は、下の住宅メーカー診断をお試しください✨
好きな外観やほしい性能を直感的にサクサク選んでいくだけで、あなたにピッタリのハウスメーカーがLINEに届きます!
↓ 好みの外観を選択して Web診断スタート ↓
一条工務店「断熱王」
「家は、性能。」を掲げる一条工務店からは、断熱等級7対応の商品として「断熱王」が発売されています。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 人気商品の「グラン・スマート」「アイ・スマート」をベースに対応できる
- 壁並みの断熱性能を誇る超断熱玄関ドア「DANNJU」がすごい
断熱王のここがスゴい
断熱王は、一条工務店の人気商品であるグラン・スマート、アイ・スマートをベースにしている商品です。
グラン・スマートやアイ・スマートでも断熱性は非常に高いです。断熱材にグラスウールの約2倍の断熱性を持つウレタンフォームを採用していたり、樹脂サッシでアルゴンガス入りの3層ガラス窓を採用しています。
断熱王では上記に加えて超断熱玄関ドアのDANNJUを採用し、さらに断熱性を高めています。
DANNJUは断熱等級7に対応するために開発された特別なドアで、ドア枠に熱伝導率がアルミの1000分の1である樹脂を使ったり、ドアを一般的な断熱ドアの2倍以上分厚くするなどして壁並みの断熱性能を誇ります。
またDANNJUは断熱性だけでなく機能性にも優れており、アプリを入れたスマートフォンを持って近づくと自動解錠されるハンズフリー解錠機能が搭載されています。
スマートウォッチやアプリから遠隔操作で施解錠ができるリモートキーも採用されているので、非常に便利です。
一条工務店の基本情報
一条工務店は、「家は、性能。」の理念のもと住宅性能にこだわった家づくりを行うハウスメーカーです。
2022年度に建てた家のうちの約9割が断熱等級6であるなど、断熱・気密性能は他のハウスメーカーと比べても頭1つ抜けています。
家の暖かさだけではなく地震や洪水といった災害への対策も万全で、洪水時に水に浮くという他のハウスメーカーではあまり見かけない特徴も持ち合わせています。
加えてランニングコストを抑えられる点もポイントです。
外壁に使用する高性能タイル「ハイドロテクトタイル」は約50年間塗り直しが不要のため、メンテナンス費用を抑えられます。
断熱王は
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「災害対策も万全にしたい」
「メンテナンス費用を抑えたい」
という方にオススメです!
一条工務店は2019年から4年連続で「世界でもっとも売れている注文住宅会社」として表彰されています!多くのお客様に信頼されている証拠ですね!
アキュラホーム「超断熱の家プレミアム」
高い天井が得意なアキュラホームからは、断熱等級7対応の商品として「超断熱の家プレミアム」が発売されています。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 価格は30坪2階建て3LDKで2,079万円から
- 年間の冷暖房費を約2.7万円削減できる
- リビング吹き抜けにオープン階段といった開放的な大空間でも快適に過ごせる
超断熱の家プレミアムのここがスゴい
アキュラホームの超断熱の家プレミアムは、30坪2階建て3LDKで2,079万円から販売されています。
断熱等級7の住宅は他の住宅よりも断熱材を多く入れたり、質のいい断熱材を使用するためコストがかかりがちです。
しかし、アキュラホームでは他メーカーよりも比較的コストを抑えて断熱等級7の住宅を建てられます。
ランニングコストとなる冷暖房費も年間で約2.7万円削減できるため、建てるときと建てたあと両方のコストを抑えることができ、家計に優しいです。
また、一般的に大空間を採用すると断熱性は下がってしまいがちですが、アキュラホーム独自の8トン壁によって大空間かつ高気密高断熱の住宅を建てられる点も魅力です。
アキュラホームの基本情報
アキュラホームは元大工の社長が創業した家づくりのプロ集団です。
間取りの自由度が非常に高く、木造メーカーの中で最高峰といっても過言ではありません。
30帖柱なしといった開放感のある間取りから、1mm単位での間取りの調整まで可能です。
一般的に他の木造メーカーでは、間取りの自由度をあげると耐震性が下がってしまいます。
しかしアキュラホームでは、1枚で通常の壁6枚分の強度を誇るオリジナル耐力壁「8トン壁」により、間取りの自由度と耐震性の高さの両立を実現しています。
超断熱の家プレミアムは
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「費用を抑えつつ、断熱性能7の住宅を建てたい」
「大空間リビングがほしい」
という方にオススメです。
通常、大空間リビングだと冷暖房の効率が悪くなってしまうのですが、断熱等級7であれば快適な室温を保てますよ!
ダイワハウス「xevoGranWoodのウルトラW断熱仕様」
ダイワハウスの木造商品「xevoGranWood」は、断熱仕様を調整することで断熱等級を7に引き上げることができます。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 断熱仕様のレベルを選べる
- 太陽からの輻射熱を遮ることで、壁や天井、室内の温度上昇を抑えている
xevoGranWoodのウルトラW断熱仕様のここがスゴい
通常、ダイワハウスの木造商品「xevoGranWood」の断熱等級は5です。
しかしオプションで断熱仕様を調整することで、等級を6あるいは7に引き上げることができます。
加えてダイワハウスでは、断熱材では対処できない輻射熱への対策も積極的に行っています。
輻射熱とは、太陽の熱や石油ストーブなど赤外線で伝わる熱を指します。
断熱材ではカイロや湯たんぽのような直接触れて伝わる伝導熱をブロックしているのですが、実は断熱材が効果を発揮する伝導熱よりも圧倒的に輻射熱のほうが熱を伝えやすいのです。
ダイワハウスでは輻射熱対策として、壁に遮熱効果を持たせて壁や天井、室内の温度上昇を抑えています。
また、ダイワハウスは自然の光や風を生かした快適な家をつくることも得意です。
軒の出を調整することで夏のピーク時の室温を1.2度低下させたというデータもあります。
ダイワハウスの基本情報
ダイワハウスは幅広いニーズに応えられるオールラウンダーなハウスメーカーです。
鉄骨造と木造両方に対応できますが、どちらも間取りの自由度や性能が高く、満足のいく家を建てられます。
とくにダイワハウスの耐震性能は業界トップクラスです。
制振ダンパーを使用することで家の倒壊を防ぐだけでなく家へのダメージも軽減できます。
家の土台となる基礎も業界屈指の強さを誇るので、巨大地震の後に基礎がずれたりヒビが入る心配はありません。
また、ダイワハウスは防音性能も業界トップクラスで、一般的な鉄筋コンクリート造のマンションと同程度の性能を誇ります。
家の外が交通量の多い交差点並みに騒がしくても、家の中では換気扇がまわる音程度にしか聞こえません。
遮音シートと防音ドアを備えた特別防音室も作れるので、楽器演奏やテレワークを行う方にもオススメです。
xevoGranWoodのエクストラV断熱仕様は
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「耐震性の高い家づくりがしたい」
という方にオススメです!
ダイワハウスは重厚感のある外観デザインも得意です!深い軒や大きな窓など採用したい方は、要チェックです!
日本ハウス「断熱 最高等級7の家」
檜をふんだんに使った家づくりができる日本ハウスでは、断熱等級7対応の商品として「断熱 最高等級7の家」が発売されています。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 光熱費を半減できる
- 施工精度が非常に高い
断熱 最高等級7の家のここがスゴい
日本ハウスには「館・極・輝・雅」の4種類の注文住宅ラインナップがありますが、そのうち館と極のUA値が0.25で断熱等級7のUA値を満たしています。
もともと日本ハウスはかなり断熱に力を入れているメーカーで、断熱性の高い家の施工実績が豊富にあります。
職人の質にもこだわっており、ベテランの棟梁が北海道並みの施工をしてくれるため、施工精度の高さを求める方にもオススメです。
日本ハウスホールディングの基本情報
日本ハウスは建材や構造材に檜を採用しているハウスメーカーです。
檜の無垢板も追加料金なしで採用できます。
UA値は商品によって異なりますが、他のハウスメーカーで建てる場合の一般的な値が0.46であるのに対し、日本ハウスのUA値は高くても0.37と良いです。
また、気密性能を示すC値は全商品で0.5以下で、一般的な住宅のC値である5と比べるとかなり低いです。
日本ハウスではUA値とC値を一棟一棟計測し、住宅性能認定証として発行してもらえるため、性能を数値で確認して安心できます。
断熱 最高等級7の家は
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「施工精度の高い家で安心して暮らしたい」
「無垢板を標準仕様で使いたい」
という方にオススメです。
日本ハウスの建材に採用できる檜にはフィトンチッドという成分が含まれており、リラクゼーション効果、ストレス軽減効果があります!住宅がより心が休まる空間になること間違いなしですね!
タマホーム「えがおの家」
ローコスト住宅メーカーのタマホームからも、断熱等級7に対応した商品「えがおの家」が発売されています。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 価格は35坪で2,900万円から
- 外壁や基礎のダブル断熱、樹脂サッシトリプルガラス、高性能な玄関ドアで断熱性を高めている
- 制震ダンパーつきで耐震性もばっちり
えがおの家のここがスゴい
タマホームのえがおの家の販売価格は、35坪のフルスペック仕様で2,900万円からです。
えがおの家では、外壁ダブル断熱・基礎ダブル断熱・樹脂トリプルガラスなどを採用することによってUA値0.23を実現しています。
加えて太陽光発電パネル4.98kWを標準搭載しているため、ZEH基準の省エネ性能も確保可能です。
また、断熱性以外の性能も高いです。
たとえば、地震への対策としては揺れを抑える制震ダンパーが標準仕様でついています。
制震ダンパーがあると揺れによる建物の構造へのダメージも抑えられるため、家が長持ちします。
タマホームの基本情報
タマホームはローコスト住宅メーカーの中でもトップクラスの知名度を誇るメーカーです。
建築費用を抑えつつも、大量発注の強みを活かして人気のキッチンやお風呂、トイレを採用できます。
台風でも飛ばされにくい防災瓦や、空き巣が来ても安心な破損されにくい防犯合わせガラスも標準仕様でついてくるなど、コスパのよさが魅力です。
また長期優良住宅にも標準で対応しており、補助金を受け取ることができます。
えがおの家は
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「太陽光パネルも設置したい」
「地震にも強い住宅にしたい」
という方にオススメです!
断熱性が高いため、冷暖房費を年間2.7万円削減できると言われています!初期費用とランニングコストの両方を抑えられて、家計に嬉しいですね!
住友不動産「断熱等級7の家」
新築そっくりさんで有名な住友不動産からも、2024年2月に「断熱等級7の家」が登場しました。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 断熱材を多く詰め込みやすい2×6の構造で、断熱性を高めている
- ホテルライクなデザインが得意で、非常にオシャレ
- 省エネ性能に優れているので、冷暖房費を年間3万円以上下げられる
断熱等級7の家のここがスゴい
住友不動産の断熱等級7の家では、2×6工法を採用しています。
2×6工法は木の柱と壁で家を組み立てる木造枠組壁工法の一種です。
木造枠組壁工法は使用する構造材のサイズによって2×4工法と2×6工法に分けられますが、2×6工法は2×4工法よりも構造材のサイズが大きいため、壁が1.5倍厚くなり、その分多くの断熱材を詰めることができます。
そのため省エネ性能に優れた住宅を建てることができ、年間の冷暖房コストを約34%カット、金額として年間3万円以上抑えられると見込まれています。
住友不動産の基本情報
住友不動産は間取りとデザイン性に優れたハウスメーカーです。
木造メーカーの中では間取り自由度が高く、最大幅5.6mのビルトインガレージもできます。
また、ホテルライクな内装デザインとハイグレードな設備により、周りに自慢したくなるオシャレなマイホームになります。
さらに、住友不動産の家はZEHが標準であるため、最初から太陽光パネルがついています。
太陽光パネルで自家発電することによって、電気料金を節約しつつ環境にも優しい家にできるのです。
断熱等級7の家は
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「高級ホテルのようなオシャレな家に住みたい」
「キッチンやお風呂はハイグレードな設備を採用したい」
という方にオススメです。
住友不動産は21年連続グッドデザイン賞を受賞するハイセンスなメーカーです。まわりの家とは一味違う、オシャレな家を建てたい人にオススメです!
アエラホーム「CLARGE」
アエラホームのハイグレードモデル「CLARGE」でも断熱等級7の家を建てられます。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 断熱等級7、C値0.29が標準
- メンテナンス性の高い屋根・外壁を採用できる
- 無垢材を標準で採用できる
CLARGEのここがスゴい
アエラホームのハイグレードモデルである「CLARGE」は断熱等級7、C値0.29が標準となっており、高気密高断熱な住宅を建てられます。
また、外壁にはタイル、屋根には瓦を標準で使えるのも強みです。
タイルも瓦も塗り直しがいらないため、他の外装材を使うよりもメンテナンスコストを抑えられます。
さらに無垢床を標準で使うこともできます。
肌触りの良さや木の雰囲気を追求したい方にも非常にオススメです。
アエラホームの基本情報
アエラホームはミドルコストで、高気密・高断熱、省エネ性能とメンテナンス性能に優れた家づくりができるハウスメーカーです。
「外張W断熱工法」を採用するアエラホームの家は断熱・気密性能が高く、ZEH、HEAT20G1の基準を標準でクリア。外気の温度に影響されず、1年中快適な温度で過ごせます。
さらに、他のハウスメーカーならオプション装備となる「エコキュート」や、熱交換率90%の第一種換気システムといった省エネ設備が標準搭載。価格を抑えて高気密・高断熱な家を建てたい人にはピッタリです。
CLARGEは
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「外壁・屋根のメンテナンス性を高めたい」
「無垢床を使いたい」
という方にオススメです。
CLARGEは気密性が高いため、水害にも強いです!東日本大震災の津波で他の家が流される中、CRAGEは家の中に水が入り込まなかったため倒壊せずに残ったんですよ!
パナソニックホームズ「カサート平屋 断熱等級7モデル」
鉄骨メーカーであるパナソニックホームズからも、「カサート平屋 断熱等級7モデル」が発売されています。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 標準仕様は断熱等級6だが、オプションで7に引き上げられる
- 平屋の特性を生かしたプランニングが可能
カサート平屋 断熱等級7モデルのここがスゴい
一般的に鉄骨造は木造に比べ、断熱性を高めにくいと言われています。
なぜなら、鉄は木の何百倍も熱を伝えやすいからです。
「木材」と「金属」を想像するとわかりやすいですが、金属はすぐに熱くなったり、冷えたりしますよね。
木の方が温度変化しにくいのです。
そんな不利な状況の中で、鉄骨で断熱等級7を取得できるパナソニックホームズは、かなり珍しいメーカーです。
鉄骨住宅で断熱等級7を取得したいという方は、カサート平屋 断熱等級7モデルで決まりですね!
パナソニックホームズの基本情報
パナソニックホームズは、Panasonicの製造技術を生かした、メンテナンス性能の高い家づくりが特徴のハウスメーカーです。
外壁には、セルフクリーニング効果のある光触媒タイル「キラテック」を使用。光触媒によって自然に汚れを分解してくれるので、12年たっても「新築ですか?」と間違われるほど汚れが付きにくくなっています。
また花粉やホコリ、チリ、胞子、微粒子などを大幅にカットする空気清浄システム「HEPAフィルター」や、室内のカビを防ぐ全館空調「エアロハス」など、「空気」へのこだわりもトップクラス。地熱を利用して室内温度を安定させることも可能で、エアコンの電気代節約効果も期待できます。
カサート平屋 断熱等級7モデルは
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「木造よりも鉄骨の方がいい」
「平屋に住みたい」
という方にオススメです。
パナソニックホームズでは、キッチンやお風呂などの住宅設備をPanasonicの中グレード以上の製品から選べます!他のメーカーではオプションになるケースもあるので、Panasonicの住宅設備を採用したい方にもオススメですね!
三井ホーム「MOCX THERMO」
2024年7月、ついに三井ホームからも断熱等級7に対応する「MOCX THERMO」が登場しました。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 壁の断熱材の厚みが24cmでかなり分厚い
- 標準仕様で塗り壁を採用できる
MOCX THERMOのここがスゴい
MOCX THERMOは、三井ホームが建てたマンションや公共施設などのノウハウを集めたMOCXという技術を生かした新ブランドです。
まさに三井ホームの集大成とも言えます。
これまで三井ホームはデザイン性が飛び抜けて良いメーカーでしたが、MOCX THERMOは性能も頭一つ抜きん出ています。
MOCX THERMOの壁の断熱材は24cmとかなり厚く、性能に力を入れている一条工務店の断熱王を上回るほどです。
デザイン性の高さは変わらず、標準で塗り壁を採用できるなどの三井ホームらしさはそのままです。
三井ホームの基本情報
三井ホームは業界でもトップクラスと言えるデザイン性の高さが特徴のハウスメーカーです。
今では当たり前となった「インテリアコーディネーター」も、業界で初めて導入したのは三井ホーム。外観・内装・家具・インテリアに至るまで、設計士とインテリアコーディネーターがきめ細やかに提案してくれます。
トータルコーディネートによる家づくりをしてくれるので、家全体の統一感が生まれ、高級感のあるマイホームが実現できるのです。
またデザインだけでなく防音・遮音・耐震といった性能にもこだわりが光ります。
MOCX THERMOは
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「デザイン性の高い家に住みたい」
という方にオススメです。
三井ホームは業界トップクラスの遮音性を誇るメーカーです。大通りに面した土地に家を建てる方にもオススメですね!
ヤマト住建「エネージュG3」
高性能住宅に定評のあるヤマト住建からも、断熱等級7に対応する「エネージュG3」が発売されています。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 断熱等級7、C値0.5以下が標準
- 全館空調システムで家中の温度を一定に保てる
エネージュG3のここがスゴい
ヤマト住建はこれまでも、LCCM住宅に対応する商品など高性能住宅でないと実現できない商品を数々発売してきました。
そんなヤマト住建から発売されたエネージュG3は、36坪タイプで2,160万円(付帯別・消費税別)と比較的お求めやすい価格で断熱等級7の家を建てられます。
ヤマト住建の強みである全館空調システムや屋上テラスも採用でき、居心地のいい家になること間違いなしです!
埼玉県所沢市にはエネージュG3のモデルハウスがあるので、お近くの方はぜひ性能の良さを体感しに行ってきてください!
ヤマト住建の基本情報
ヤマト住建は、2023年のオリコン顧客満足度度Ⓡ調査「ハウスメーカー・注文住宅 価格帯別2,000万円未満 部門」で1位に選ばれた、人気のハウスメーカーです。
人気の理由はミドルコストでありながら、「高断熱・高気密」「高い耐震性」「自由度の高い間取り」を実現できるところ。「屋上庭園(スカイガーデン)」の実績が豊富で、都市部でも緑溢れるプライベート空間を作れます。
ヤマト住建は大々的な広告展開をしない方針のため、知名度はそこまで高くないかもしれませんが、抑えた広告費を住宅価格に還元するため、ミドルコストながら住宅性能の高い家づくりを実現してくれます。
エネージュG3は
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「屋上を作りたい」
という方にオススメです。
ヤマト住建で採用できる制振ダンパーは震度を2段階下げてくれる優れものです!地震への対策も念入りにできますよ!
クレバリーホーム「エネリートサーモ」
大手フランチャイズブランドのクレバリーホームからも、断熱等級7に対応する「エネリートサーモ」が発売されています。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 天井、外壁、基礎の断熱性能を高め、断熱等級7を実現
- 外壁にタイル、屋根に瓦を採用でき、メンテナンス性が高い
エネリートサーモのここがスゴい
クレバリーホームでは標準で断熱等級6の住宅を建てられるのですが、エネリートサーモでは最高クラスである断熱等級7の住宅を建てられます。
小屋裏、床下、外壁に隙間なく断熱材を入れ、かつ気密シートと熱の放射を抑えるアルミニウムシートを使用している手厚い施工です。また窓の断熱にもこだわっています。
そのため平成4年度の省エネ基準住宅(断熱等級3)の住宅と比べると、冷暖房費を60%も抑えられるというデータがあります。
クレバリーホームの基本情報
クレバリーホームは、定期メンテナンス費用を抑えられるタイル外壁の家を、コスパよく建てられるハウスメーカーです。
全国170社以上の工務店をフランチャイズ化し、ブランドの持つ信頼と設計ルールのもと資材を大量発注できるため、コストを抑えて質の良い家を建てられます。
また他のメーカーよりも標準の天井高が20cm高いのも特徴です。他のメーカーで天井高を上げる場合はオプション対応になってしまうため、天井高を上げたい方にもオススメです。
エネリートサーモは
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「外壁・屋根のメンテナンス性を高めたい」
「天井高を高くしたい」
という方にオススメです!
千葉県君津市にある新昭和ハウジングスクエアでは、クレバリーホームのタイルや構造を実際に確認できます!気になる方はぜひ一度見に行ってみてくださいね!
セルコホーム「The Home ENESUS」
カナダ輸入住宅No.1のセルコホームでも、断熱等級7に対応する商品「The Home ENESUS」を取り扱っています。
商品の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 寒暖差が厳しいような北海道でも快適な暮らしができる
- カナダ輸入住宅ならではのデザイン性はそのままに、高断熱を実現
The Home ENESUSのここがスゴい
The Home ENESUSでは外張り断熱と高性能窓により、断熱等級7を実現しています。
年間冷暖房費も約30%下げられると言われており、毎月のランニングコストを抑えられるのも嬉しいポイントです。
また断熱材を多く使い、窓も複層ガラスを採用しているため、遮音性も高くなっています。
セルコホームの基本情報
セルコホームと言えば、映画で見るような海外の外観デザインと間取りを取り入れた家づくりができる、カナダの輸入住宅・注文住宅メーカーです。
「1,990年代のカナダの西海岸で流行した建築様式」など、建築の歴史を踏まえた高級感ある外観が実現できます。
住宅性能でも、カナダで培った高断熱・高気密な住宅が得意。2×6工法(カナディアンツーバイ)で耐震性も高く、デザイン・住宅性能ともに高品質な家を、ミドルコストで提案してくれます。
The Home ENESUSは
「断熱性能7の住宅で快適に暮らしたい」
「北米風の住宅に住みたい」
という方にオススメです!
セルコホームではカナダのキッチンを標準で採用することもできます!海外ドラマに出てくるような本格的な北米住宅に住みたい方にピッタリです!
以上12社が断熱等級7の住宅を建てられるハウスメーカーです。
おうちキャンバスの公式LINEではより詳細に坪単価や強みをまとめた徹底解説マニュアルをお届けしています。
各ハウスメーカーについてさらに詳しく知りたいという方は、ぜひ下のボタンから無料友達追加して、マニュアルをゲットしてくださいね。
断熱等級6という選択肢も視野に入れよう
もしあなたが「暖かくて光熱費も抑えられる住宅がいいな」とお考えなら、断熱等級6のハウスメーカーも視野に入れていただくことをオススメします。
断熱等級6の住宅でも十分暖かく快適に暮らせます。
断熱等級6はHEAT20のG2ランクに相当しますが、G2は北海道で冬の室温がおおむね15度、その他の地域でおおむね13度を下回らないレベルです。
下の表に断熱等級7と等級6の住宅の冬場の最低室温をまとめました!正直あまり変わらないですね。
冬場の最低室温 | 北海道 | 南九州 | そのほかの地域 |
---|---|---|---|
断熱等級7(HEAT20 G3相当) | 16度 | 16度 | 15度 |
断熱等級6(HEAT20 G2相当) | 15度 | 13度 | 13度 |
「断熱等級7のハウスメーカーの中にピンとくるところがない・・・」という方は、断熱等級を6に下げて調べてみるとピッタリのハウスメーカーが見つかるかもしれません。
断熱等級6に対応しているハウスメーカー
- ウィザースホーム
- トヨタホーム
また、家の暖かさ以外のこだわりも加味してハウスメーカーを探したいという方は、ぜひ下の住宅メーカー診断をお試しください。
好きなデザインや間取り、予算を選択いただくと、あなたの希望を叶えるハウスメーカーをLINEでお伝えします!
↓ 好みの外観を選択して Web診断スタート ↓
【断熱等級7の住宅】5つのメリット
断熱等級7の住宅にはさまざまなメリットがあります。
大きく以下の5点です。
- 夏は涼しく冬は暖かいため快適に暮らせる
- 冷暖房の効率が良いため電気代を抑えられる
- 家全体が暖かいため健康でいられる
- 床が冷たくないため床暖房を入れなくても快適
- 高性能住宅ならではの補助金や税金の優遇制度を使える
1. 夏は涼しく冬は暖かいため快適に暮らせる
これは断熱等級7の住宅の1番のメリットと言っても過言ではありません。
冒頭でもご紹介した通り、断熱等級7の住宅は冬に暖房をつけていなくても家の温度が15度を下回らず、快適に過ごせます。
「朝起きるとリビングがすごく寒い…」「脱衣所が寒すぎてお風呂に入りたくない」といった冬によくあるお悩みにも悩まされません。
また、夏ももちろん快適に暮らせます。
断熱性を上げるために壁や屋根に分厚い断熱材を入れたり、性能の良い窓を使用しているため、外の暑い気温や日差しの影響を受けにくいです。
2. 冷暖房の効率が良いため電気代を抑えられる
断熱等級7の住宅は、他の住宅よりも家の暖かい空気や冷たい空気が外に逃げにくいです。
そのため少しの冷暖房で快適な室温にでき、電気代を抑えられます。
エネルギー消費量で見ると、2025年に義務化となる断熱等級4の住宅と比べて、断熱等級7の住宅はエネルギー消費量を40%程度も削減できます。
実際に断熱等級7の商品を発売しているハウスメーカーからも、冷暖房費を半分近く減らせると発表されています。
3. 家全体が暖かいため健康でいられる
断熱性が低い家だと、部屋ごとに大きな寒暖差が生まれてしまいます。
寒暖差が生まれると危険なのがヒートショックです。
ヒートショックとは、急激な温度変化で血圧が急変することで脳卒中や脳梗塞、心筋梗塞、心疾患といった重篤な症状を引き起こすことを指します。
家の中では寒い脱衣所と暖かいお風呂の温度差でヒートショックが起こりやすいですが、断熱等級7の住宅の脱衣所はあまり寒くならないためヒートショックを予防できます。
「寒い地域に住んでいるわけではないから大丈夫」と思っているそこのあなた!ヒートショックによる死亡事故が多いのは北海道や東北ではなく、千葉県と宮崎県なんです!十分に対策してくださいね。
4. 床が冷たくないため床暖房を入れなくても快適
断熱等級7の住宅は断熱性を高めるために床下にしっかり断熱材を入れています。
そのため真冬でも床がそこまで冷たくならず、素足でも平気で歩きまわることができます。
床暖房特有の足元からくるじんわりとした暖かさはありませんが、断熱等級7の住宅であれば床暖房がなくても快適に過ごせるという声も多いです。
5. 高性能住宅ならではの補助金や税金の優遇制度を使える
残念ながら、断熱等級7の住宅を建てたからといって補助金はもらえません。
しかし、断熱等級7の住宅は長期優良住宅やZEH住宅などの省エネ住宅の基準となるUA値を満たしています。
長期優良住宅やZEH住宅の認定を受けるには、UA値の基準以外にもクリアしなければならない項目がありますが、少しの変更でクリアでして省エネ住宅に関する補助金をもらえます。
省エネ住宅の認定項目は事前にしっかり確認しておくと良いでしょう。
この記事のまとめ
この記事では断熱等級7の住宅を建てられるハウスメーカーやその商品・特徴、断熱等級7の住宅のメリットをお伝えしてきました。
主なポイントは以下の通りです。
- 断熱等級7の住宅は暖かく快適で、光熱費を抑えて生活できる
- ハウスメーカー選びに迷った場合は断熱等級6に対応できるハウスメーカーも見ることをオススメ
この記事を読んでくださったあなたが、暖かく快適なマイホームで、暖かく素敵な家庭を築かれることを祈っております!
家づくりのお悩みやご不安は、おうちキャンバスのオンライン相談で承っております。
お気軽にご相談ください!
担当者コメント
新築住宅を検討している人は住宅性能、とくに断熱性能に注目すべきです。
オンライン相談の詳細はこちら2025年にはすべての新築住宅に断熱等級4以上が義務化され、2030年には断熱等級5が最低基準になります。
せっかく建てた新築住宅が数年後に時代遅れにならないように、そしてこれから先さらに高い断熱等級が登場することを見越して、暖かい家づくりをこころがけましょう。