鹿児島の注文住宅ハウスメーカー・パワービルダー17選!台風・火山灰に強い家づくり

「そろそろ家を建てたいけど、一体どのハウスメーカーがいいんだろう?」
「おしゃれで、構造がしっかりしていて、鹿児島の暑さにも寒さにも負けない家って、どんな住宅メーカーで建てられるの?」
鹿児島で家を建てるなら、快適で、デザイン性も高く、長く安心して住める家が理想とされています。
しかし、人気のエリアである鹿児島市や姶良市、霧島市などは土地も高くなってきて、予算とのバランスも考えないといけません。
そこで今回は、鹿児島で家を建てるなら外せないハウスメーカーを、地域密着型パワービルダーからミドルコスト、平屋、ハイブランドまで、それぞれの特徴をわかりやすく解説します。
記事の中では、鹿児島で今注目されている断熱材の特徴や、平屋を建てる際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
この記事を読めば、あなたの理想の住まいが見つかるヒントがきっと見つかりますよ!
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家づくり専門アドバイザー

大学で材料工学・建築素材を研究、30歳でマイホーム購入を決意。コツコツと住宅知識を増やし、満足の家を建てた経験を持つ。現在は家づくりで役立つ情報をYouTube、SNSにて発信している。著書『図解でわかる! 理想の家づくり 超入門』発売
鹿児島県のハウスメーカー選びで必ず押さえたいポイント5つ
鹿児島県では、次の5点を満たすハウスメーカーを選ぶ必要があります。
- 水害対策(台風・豪雨に強い外壁材選び・結露やカビ対策)
- 高気密・高断熱化(夏場の日射や冬場の冷えを家に持ち込まない
- 地震対策(南海トラフ等の巨大地震のほか、繰り返しの余震に強い)
- 土砂災害対策(高耐久な住宅構造・浸水被害の少ない土地選び)
- シロアリ対策(イエシロアリやヤマトシロアリ、アメリカカンザイシロアリにも強い防蟻処理・建てたあとの保証)
上記を満たすハウスメーカーは17社です。
家づくりの方向性にあわせて、1〜5タイプにわけて解説していきます。

地元の自然素材を活用!地域密着型ハウスメーカー・パワービルダー4社

台風が多く、温暖多雨の気候である鹿児島市では、浸水の少ない土地選びと、結露や水害に強い構造・工法が求められます。
鹿児島県の北部と南部では気候が大きく異なり、伊佐市周辺はとくに寒く、冬場は雪が見られます。 一方で奄郡島では夏場の夜間の暑さが際立ちます。
そのような鹿児島市では、高断熱・高気密かつ、空調もしっかりした住宅メーカーを選ぶことで、寒暖差の影響を受けにくい住まいになるでしょう。
県庁所在地でもある鹿児島市は、シンボルである桜島を望める人気のエリアであるものの、火山灰を家の中に持ち込ませず、外観にも影響を与えない工夫が必要です。
そのような地域の性質を持つ鹿児島県で、古くから家づくりを行う、地域密着型のハウスメーカー・パワービルダー4社「国分ハウジンググループ・ヤマサハウス・南日本ハウスグループ・晃栄住宅(KOUEI)」を紹介します。
国分ハウジンググループ

株式会社国分ハウジンググループは、昭和63年(1988年)10月に、霧島市(当時、国分市)で設立した企業の住宅建築事業です。
「品質第一に」をモットーに、離島を除く鹿児島県全域で家づくりを行い、2022年時点で420棟の着工頭数を突破しています(公式ホームページより)。
国分ハウジングの家は、基礎幅150mのベタ基礎で、土台も高級材の桧を採用しているため地震や台風に強いです。
断熱面では、東北地方並みに足下からの冷気や熱を防ぐ基礎断熱が標準、発泡ウレタン吹付断熱80mm+遮熱シートで夏場の太陽光をカット、結露を防止しています。
熱交換型第1種24時間換気システムが標準で、空調はエアコンがメインです。
地盤沈下と防蟻に「最大20年保証」がつく点もポイントです。
間取り設計にも力を入れていて、豊富な参考プランが存在します。「何坪で人気の間取りはこれです」「ご家族何人ぐらいだと、この収納が活躍します」など、他の人のアイデアや設計を見て検討できます。
とくに人気の高い間取りをベースに、住む人の希望をふまえたオリジナルな住まいを実現します。

ヤマサハウスは1階建て(平屋)住宅の施工割合も高いです。
一般的に、平屋住宅は2階建てと比べて、同じ延床面積でも屋根や基礎などの材料費が余分にかかるため、費用が割高になりやすいという特徴があります。
その点、国分ハウジンググループでは、材料費の直接仕入れや着工棟数といったスケールメリットを活かして、立地と住む人の要望に合う平屋を実現できますよ。予算は月々の支払い5万円台から、夢のマイホームを実現できます!
ヤマサハウス

1948年創業のヤマサハウスは、「郷土が誇る企業をつくる」という理念のもと、鹿児島の気候風土に合わせた家づくりを続けています。
累計10,077棟(2023年度時点)を完工し、長年培ってきた「木へのこだわり」と「伝統と美しさの調和」を大切にする、地域密着型のハウスメーカーです。
構造に「オール4寸木造在来軸組工法」を採用し、頑丈で間取りの自由度が高く、増改築もしやすい住まいを実現します。
ヤマサハウスでは、鹿児島県産の木材をふんだんに使用し、含水率20%以下の高品質な木材を自社のプレカット工場で加工することで、安心安全な木の家を建てています。
シロアリ対策、地中梁連続基礎、耐震等級3+1.25倍など、徹底した品質管理と高い耐震性能で、安心安全な暮らしをサポートします。
鹿児島県では1月から5月にかけて火山灰が多く降りますが、ヤマサハウスでは、火山灰対策を考えた特殊な屋根構造や、過去の台風被害の復旧の経験を活かした耐風仕様の瓦留め、強風や防犯に強い窓ガラス・シャッターなどを提案してくれます。
ヤマサハウスは、お客様の夢を叶える木の家づくりを、地域とともに創造していきます。

ヤマサハウスの商品ラインナップは、2023年にグッドデザイン賞を受賞した注文住宅の「YUTORI CLASS」、天然素材と庭が特徴の「MOOK HOUSE」、セミオーダーモデルの「SELECTINO」、認定付規格住宅「KULASIC HOME」などが展開されています。 費用のめやすとしては、建物価格2,000万円前後から。予算とサイズにあわせて、豊富なレパートリーから選べます!
南日本ハウスグループ

1985年設立の南日本ハウス株式会社は、土地探しからリフォーム、賃貸、売却、解体まで、住まいのあらゆるニーズに対応する「トータルコーディネイター」です。
若い世帯にも人気の住まいを多数販売しており、鹿児島県内(郡山・吉田・吉野・伊敷・中央・谷山・松元)で、家づくりと不動産売買を展開しています。
経済産業省認定の「地域未来牽引企業」として、地域社会に貢献しています。
特徴的なのは、柱と壁を組み合わせた「ハイブリッド工法」と、強固なベタ基礎(基礎幅150mm、立ち上がり幅450mm)です。
耐震等級2〜3相当(間取りによる)の住まいを提供しています。
全棟オール電化、エコキュート標準、最大60年保証など、充実の設備と保証で快適な暮らしをサポートします。
太陽光発電システムは累計21万枚突破(2024年時点)、高性能な断熱材「吹付発泡アクアフォーム」を採用し、ZEH普及にも力を入れています。

南日本ハウスでは、多彩な商品ラインナップで、お客様のライフスタイルに合わせた住まいをご提案しています。 「EDIT HOUSE」は、人気ブランド「nico and…」が編集した、おしゃれな注文住宅です。 ファッションを楽しめるウォークインクローゼットや、趣味に没頭できるガレージ、中庭、ウッドデッキなど、個性的な空間を実現できます。
「みなみの家」は、30坪2階建て住宅の建物総額が2,000万円前後、月々の支払い最低4万円台からとと、リーズナブルな価格帯が魅力です。「YOKAIE(よかいえ)」は、余暇を楽しむための規格型住宅です。 ライフスタイルや予算に合わせて、最適な住まいを選んでいただけます。
晃栄住宅(KOUEI)

1989年創業の晃栄住宅は、1989年(平成元年)に創業した、高性能な住宅を手掛けるハウスメーカーです。
火山灰の影響を受けにくい「楽暮の家」は、社長自身の喘息経験から、「家族が健康に過ごせる住まい」を追究して誕生したものです。
魔法瓶のような断熱性能と高性能換気システムにより、一年中快適な室内環境を保ちます。エアコン1台で家中を快適に過ごせる省エネ設計です。
最高レベルの断熱性能(UA値0.26)を実現し、夏は涼しく、冬は暖かく、快適な暮らしをサポートします。
地震や台風にも強い耐震等級3、省令準耐火構造を採用し、家族の安全を守ります。
タカラ・リクシル製の最高グレードのキッチンや、傷に強いワークトップ、お手入れしやすい遠赤外線クッキングヒーターなど、高品質な設備が充実しています。
「災害対策まで考慮した、高性能な住宅を建てたい」という方は、ぜひ晃栄住宅の「楽暮の家」をご検討ください。
【吹付ウレタン断熱】ミドルコスト大手ハウスメーカー3社
ミドルコスト大手ハウスメーカーでは、諸費用・付帯工事費込みの建物金額2,000万円〜3,500万円ほどで、断熱・耐震性能に優れた自由設計の住宅を建てられます。
大手で高性能な注文住宅を建てようとすると、世界情勢の変化とコンテナ不足、物価高、職人さん不足により、建物金額だけで4,000万〜6,000万円ほどかかるケースが当たり前になってきました。
そのような中で、1,000万円ほど安い価格で建てられる「ミドルコスト帯の大手ハウスメーカー」は、消費者の強い味方です。
「価格と性能のバランスに優れたハウスメーカーで、できれば自由設計の家を建てたい。間取りや内装・外観もおしゃれにしたい」という方には、ミドルコストメーカーがおすすめです。

ここでは、ミドルコストメーカーの中でも、最近人気の高い「吹付発泡ウレタン」を壁断熱に採用している3社を紹介します。 吹付発泡ウレタンとは、ポリウレタン樹脂でできた独立気泡ウレタンフォームを発泡させることでモコモコと広がり、壁に隙間なく充填させることで熱の出入りを防ぐ断熱材です。 耐水性、遮音性も高く、結露や遮音対策にもつながることから、近年注目されています。
七呂建設

昭和35年創業の七呂建設は、文化施設や商業施設など、数々のランドマークを築き上げてきた実績を持つ、九州で信頼されるハウスメーカーです。
「家+αの価値」を追求し、土地の景観や街並みを活かした、長く住み続けられる家を提案しています。
鹿児島・宮崎・熊本・長崎・福岡エリアを中心に、地元の不動産・土地情報も豊富に取り揃えています。
高気密・高断熱、熱交換換気システム「エコワイ」を採用し、快適な室内環境を実現します。
和モダンから西海岸風まで、お客様の好みやライフスタイルに合わせた、個性あふれるデザインの家づくりが可能です。

七呂建設では、商品によっては月々5万円前後のリーズナブルな支払いで戸建て住宅を実現できます。
商品ラインナップでは、ZEH標準かつ省エネな注文住宅や、WRC鉄筋コンクリート工法の防災住宅、太陽光発電システム+蓄電池+EVコンセントつきで月々のローン支払いがお財布にやさしい家などが展開されています。
オプションでガレージや地下室、PEACE ROOM(地下核シェルター)などの間取りを実現できる点もポイントです!
アイ工務店

2010年創業のアイ工務店は、「適質価格」で高機能な家を建てることを目指す、勢いのあるハウスメーカーです。
充実した標準仕様には、吹付け断熱、屋根遮熱・断熱施工、樹脂サッシLow-Eトリプルガラス、耐震等級3、選べるキッチンなどが含まれ、ミドルコストで費用を抑えつつ、総合パフォーマンスの高い家を建てられます。
傷や汚れに強い深堀りサイディング外壁「ニチハFu-gaプレミアム」や、瓦屋根など、外観にもこだわった素材を採用できます。
間取り面では「パーソナルモジュール」に対応し、1cm単位で壁の位置を変更できるため、スキップフロア、小屋裏空間、半地下(ダウンフロア)など、個性的な空間設計が可能です。
ハーフ吹き抜けや下がり天井など、冷暖房費を節約できる間取り設計も得意です。 都市部エリアでのコンパクトな家づくりにも最適で、お客様の理想の住まいを実現します。

アイ工務店の家づくりでは、営業担当者が家づくりの要望をくわしくヒアリングして、ライフスタイルに合うプランを実現できます。「お酒が好きだから、見せるワインセラーをつくりたい」「ベビーカーをしまえるシューズクロークと地続きのファミリークロークを設けたい」「ホテルライクなデザインが好き」など、要望を叶えられますよ。「建物金額2,802万円ほどで、性能が優れた自由設計の家を建てたい」という方におすすめです!
「桧家住宅」

桧家住宅は、夏も冬も快適な温度で過ごせる、おしゃれな家を建てることができるハウスメーカーです。
最大の特長は、「Z空調」という全館空調システム。エアコン1台でワンフロアの空調管理が可能です。
高性能断熱材「アクアフォームLITE」とZ空調を組み合わせることで、リビングだけでなく廊下や脱衣室も快適な温度に。在宅時間の長い方やペットを飼っている方にもおすすめです。
耐震等級3、透湿性の高い「EXハイパーボード」を採用し、地震や火災にも強い住まいを実現します。
設備面では、対面キッチン「ビヴァリオ」や収納力抜群の「キッチンウォールキャビ」など、おしゃれなオリジナル住宅設備が充実しています。間取りも「あおぞらリビング」「アクティブガレージ」「アトリエ」など、多彩なプランから選べます。
性能別に商品(住宅モデル)が用意され、自由設計か企画型住宅かを選択可能。価格がわかりやすく、予算に合わせた家づくりができます。
企画型住宅は、東西南北の玄関ごとに多様な間取りプランが用意されているので、自分にぴったりの間取りが見つかります。
コストパフォーマンスの高い太陽光発電システム・蓄電池にも力を入れています。 まとめると、桧家住宅では、快適で安全、そしておしゃれな理想の住まいを実現できるでしょう。

【無機質繊維系・発泡プラスチック系断熱ほか】デザインミドルコスト大手ハウスメーカー4社
ここからは、無機質繊維系や発泡プラスチック系断熱など、板や袋状にまとまった断熱材を壁内に施工するハウスメーカーを紹介します。 柱と柱の間に断熱材をはめ込む手法は、増改築やリフォームの際にも比較的カンタンに取り外しができることから、海外の住宅をはじめ、大手ハイブランドメーカーでも古くから活用されています。
ここで紹介する4社は、諸費用・付帯工事費込みの建物金額2,000万円〜3,500万円ほどで、断熱・耐震性能に優れた自由設計の住宅を建てられるメーカーです。
4社は和モダンやタイル外壁、輸入住宅など、個性あふれるコンセプト住宅が特徴なので、デザインにも注目していただければと思います。
日本ハウスホールディングス

日本ハウスHDは、伝統的な「和風・和モダン」な家を建てるハウスメーカーです。 高級木材「檜」をふんだんに使用し、玄関から檜の香りに包まれる心地よい暮らしを実現します。
伝統的な木造軸組工法(新木造ストロング工法)を採用し、間取りの自由度が高く、耐震性能にも優れています。
「檜無垢材4寸」を使用し、耐震等級3を実現。実大の耐震実験で、阪神・淡路大震災の2倍の揺れに耐えることを実証しています。
高い施工精度で、UA値0.37W/㎡Kを実現。 断熱材には、発泡プラスチック系のフェノールフォームや無機質繊維系の高性能グラスウールを採用しています。
間取り面では、ミドルコストでは珍しい「1メーターモジュール」を採用。 バリアフリー設計にも対応し、子どもからお年寄りまで、安心して暮らせる住まいを提供します。 デザイン面では、おしゃれな和モダン住宅のほか、最近では珍しい本格和室や、平屋の住まい、太陽光発電システムつきの家も対応可能です。
建築後も定期的な点検を実施し、安心のサポート体制で、お客様を長く見守ります。

日本ハウスでミドルコストの家を建てるなら、注文住宅の「館」「極」がおすすめです!これは気密性能を示すUA値「0.25W/㎡K」C値「0.5cm²/m²以下」に対応したモデルで、窓もLow-Eトリプルガラスが標準。国の「Heat20 G2レベル」や「ZEHプラス基準」をクリアした、高断熱・高気密な住まいです。「館」「極」なら、エアコン1台で快適な家を実現できますよ。
ヤマダホームズ

ヤマダホームズは、大手家電メーカーのヤマダ電機グループが手掛ける、木造戸建て住宅事業です。 「暮らしまるごと」をコンセプトに、これまでにさまざまな企業を吸収合併しています。
Z空調を世の中に送り出した「桧家住宅」や、高品質なインテリアで知られる「大塚家具」をはじめとしたさまざまな企業とともに、住まいの総合プロデュースを開拓してきました。
建築会社としては、「エス・バイ・エル」という1951年創業の老舗建築会社が前身となります。
ミドルコスト帯で人気の注文住宅「Felidia」は、構造金物と耐力面材で木造在来工法を強化した「ティンバーメタル工法」と、他の商品ではオプションとなりやすい「制震ダンパー」が標準でつくため地震に強いです!
ヤマダホームズでは、吹付断熱と無機質繊維系の高性能グラスウール、商品ごとに異なる断熱材を取り扱っています。希望の断熱材を選んで、自由設計の注文住宅を実現できるでしょう。

ヤマダホームズは、好きな家具・家電を選べるセットパックがついたり、低金利ローンを借りられたり(ヤマダポイント還元あり)、住んだあとのホームセキュリティが充実していたりと、家を建てたあとでお金がかかりやすい部分のサポートもバッチリです! 最近では、太陽光発電システムやEV(電気自動車)、V2H、VOD配信サービスなど各種エンタメともコラボし、光熱費を抑えながら長く快適に住める工夫がされています。
クレバリーホーム

クレバリーホームは、おしゃれで性能の高いタイル外壁の家を、比較的リーズナブルに建てられるハウスメーカーです。
傷や雨風に強く、メンテナンスコストを抑えられるタイル外壁は、高級感のある仕上がりを実現します。
クレバリーホームのオリジナルタイルは「クレタイル」といって、スクラッチブリックタイルやロイヤルメキシタイルなど、多彩なデザイン・色味が展開され、自分らしい個性を表現できます。 内装やタイルデッキにもクレタイルを採用できます。
クレバリーホームは全国170社以上の加盟店を持つ、株式会社新昭和FCパートナーズのフランチャイズでもあります。 その土地の気候をよく知る地元工務店が、クレバリーホームのブランド・工法で家を建ててくれます。
構造としては、地震に強く間取りの自由度も高い「プレミアム・ハイブリッド構法」を採用し、R垂れ壁、スキップフロア、大容量収納など、個性的な間取りが実現可能です。
断熱材には、無機質繊維系の断熱材を100mm以上施工し、快適な住環境を提供します。
まとめると、クレバリーホームは、鹿児島県で、高性能なタイル外壁の家を自由設計で建てたいという方におすすめです。
セルコホーム

セルコホームは、カナダの輸入住宅No.1のハウスメーカーです。
セルコホームの家は、壁を面と面で支える「2×6工法」で地震に強く、耐震等級3を取得できます。
断熱材には、無機質繊維系の高性能グラスウール20〜30Kを採用。 1階の床にはオーク(なら)の無垢床を標準で採用できます(フランチャイズのため、対応する工務店により断熱仕様が若干異なります)。
住宅設備や内装材にもこだわっていて、海外製の外壁レンガや、輸入キッチンの「メリットキッチン」、まるで造作のような美しい洗面ボウル、格子つきの縦すべり出し窓、おしゃれな室内ドアや窓の飾り枠を採用できるため、画一的でない「自分らしい家」を実現できます。
セルコホームの外観・内装デザインは、カナダの多様な歴史と文化をリスペクトした本格派です。
輸入住宅の中でも1番人気のカバードポーチやルーバーつきの雨戸をあしらった「アーリーアメリカン」や、八角形の塔屋が特徴の「クイーンアンスタイル」、フランスの地中海沿岸部の建築スタイル「プロヴァンス・スタイル」など、まるで洋画に出てくるような美しい佇まいの家を建てられます。
間取り面では、ガレージつきの家や、吹き抜けリビングの施工も可能です。
車椅子でも楽に移動できるメーターモジュール設計を採用しているので、歳をとっても安心な住まいになるでしょう。

平屋の施工実績が豊富な大手ハウスメーカー3社
「地震に強く、歳をとっても安心して暮らせる家を建てたい」という方には、構造的に安定しやすく、ワンフロアで生活が完結する平屋の住まいがおすすめです。
2階建てと比較して外壁塗装時の足場代が安く済む平屋には、「建ててからのメンテナンスコストが安い」というメリットも。
さらに屋根面積が広くなることが多いため、太陽光発電システムによる発電量もしっかりと確保し、住んでから光熱費を節約できる家になります。
平屋の実績豊富なハウスメーカー3社を見ていきましょう。
タマホーム

1998年創業のタマホームは、「より良いものを より安く」をモットーに、コストパフォーマンスの高い家づくりで、全国に展開する人気のハウスメーカーです。
タマホームの魅力は、充実した標準仕様と、わかりやすい価格設定です。
打ち合わせの段階で、坪数やオプションの費用を具体的に教えてくれるので、予算オーバーの心配がありません。
「大安心の家」「大安心の家PREMIUM」「えがおの家」と、それぞれ特徴が異なる3つのシリーズから選べます。
キッチンやお風呂など、有名メーカーの設備を採用できるのも嬉しいポイントです。
ほかにも、ガレージ付き平屋住宅「GALLERIART[大地]」など、ライフスタイルに合わせた住まいを実現できますよ。

タマホームの家の費用は、2,133万円ほど。
将来、家を売却することも考えているなら、アクセスが良い立地、シンプルで誰にでも受け入れられるデザインと間取り(長期優良住宅)、そして平屋などがおすすめです。タマホームは、これらの条件を満たす家を、業界内でも比較的リーズナブルな価格で建てられます!
トータルハウジング

1991年設立のトータルハウジングは、鹿児島・宮崎県で注文住宅を手掛ける会社です。
「感動の家づくり」を理念とし、北薩・南薩・大隅エリアを中心に累計116棟(2023年時点)の建築実績があります。
工法には、地震に強く断熱性能の高い「2×4工法」を採用し、完全自由設計で家づくりを行います。
間取り面では、家事動線を考えた設計提案、収納たっぷりの間取りなどを得意としています。素材には「無垢材」や「塗り壁材」などの自然素材を、価格を抑えて採用できます。
住宅性能も高く、耐震等級3、断熱等級5を実現し、第三者による全棟性能評価も実施しています。 気密測定や長期優良住宅の認定も取得可能です。
地震保険も充実しており、安心安全な住まいを実現できるでしょう。

トータルハウジングは、鹿児島県の住宅メーカーの中でもとくに平屋住宅の施工割合が高いメーカーです(23年度は平屋実績が7割以上。もちろん、2階建て住宅も可能です)。 採光に適した高天井リビングとロフトのある間取りや、スキップフロアと背の低い収納のある間取り、中庭つきの間取りも実現可能です。予算感は建物総額2,000万円からとなります。
センチュリーハウスグループ

1997年創業のセンチュリーハウスは、「ご縁を大切に、ご縁に感謝」をモットーに、鹿児島県で幅広い建築サービスを提供するハウスメーカーです。
鹿児島/南薩、姶良/霧島、北薩、大隅エリアを中心に、住宅・アパート・マンションの建設から増改築、不動産売買まで対応しています。
10種類以上の多彩な商品ラインナップがあり、予算やデザインに合わせて選べるのが魅力です。
とくに平屋建築に強く、1,000万円前後から実現可能です(23年度、住宅産業新聞社の調査資料より)。
断熱材にはロックウール・ポリスチレンフォームを採用し、窓は遮熱タイプのLow-E複層ガラス、断熱等級は4が標準です。

賃貸併用住宅や店舗兼住宅も!ハイブランド大手ハウスメーカー3社
「一生に一度の家づくり。将来のことまで考えた、堅実なハウスメーカーを選びたい」 このような方におすすめなのが、たしかな歴史と実績を持つ「ハイブランド大手ハウスメーカー」です。
ハイブランド大手は、価格と知名度にふさわしい、頭ひとつ抜けた災害対策と、将来的な暮らしやすさや防犯・美観にも配慮された設計力が魅力です。 木造だけでなく、高層ビルなどで使われる鉄骨住宅を選べる点も、ハイブランドメーカーならではの特徴となります。
ハイブランドメーカーは、プランニングのバリエーションも豊富。 一般的な戸建て住宅だけでなく、賃貸併用住宅や店舗兼住宅も、全国で数多く手掛けています。
最近では「スムストック」といって、高品質な家を住み継ぐことを考えた仕組みづくりをつくるなど、長年課題とされてきた「戸建て住宅の資産価値」にも真剣に向き合っています。
このような総合力から、医療関係者や学校の先生、親と子の二世帯住宅を建てたいという方からも安定して高い人気を誇るのがハイブランド大手です。代表的な3社を見ていきましょう。
積水ハウス
1960年創業の積水ハウスは、世界トップレベルの住宅提供実績を持つ、総合的なハウスメーカーです。
鉄骨と木造、どちらも得意とし、7m×7mを超える無柱リビングや、10m×8mの大空間など、耐震性と広さを兼ね備えた理想の空間を実現できます。
設計士とインテリアコーディネーターによる、細やかな提案力が魅力です。
日当たりやプライバシーに配慮した美しい外観、絵画のような景色を切り取る「ピクチャーウィンドウ」、おしゃれで高級感のある内装など、お客様の「幸せ」を追求した空間づくりを提案します。
湿気対策、結露保証、自社スタッフによるサポート体制など、安心の住まいを提供します。「シーカスダンパー」による高い耐震性も魅力です。
「コーナーに柱が出っ張らない、スッキリとした高耐震住宅」も可能な積水ハウスでは、賃貸併用住宅や3階建て住宅も得意です。
三井ホーム

1974年創業の三井ホームは、老舗ハウスメーカーならではの安心感と、最新技術を融合させた住まいを提供しています。
三井不動産グループならではの不動産サポートで、土地探しから売却まで、ワンストップで対応可能です。
インテリアコーディネーターにより、外観・内装はもちろん、家具や照明、ウォールアートまで、美しい空間をトータルコーディネートします。
縦横に広がる空間設計を得意とし、明るい2階リビング、吹き抜け、コーナー開口、フラットにつながる戸外空間など、個性的な間取りも可能です。
3台分の車を駐車できる木造ビルトインガレージなど、他社では難しい間取りにも対応できます。
2×4工法、厳しい耐震実験、遮音壁、遮音配慮間仕切り壁など、住む上で大切な耐震性・断熱性・遮音性も充実しています。
高性能な断熱材、トリプルサッシ、全館空調で、快適な住空間を提供します。
三井ホームなら、創業以来培ってきた技術とノウハウで、あなたにぴったりの「理想の住まい」を実現できます。
ダイワハウス
ダイワハウスは、1955年創業の老舗ハウスメーカーです。
戦後復興期から日本の住宅文化を牽引してきたダイワハウスは、注文住宅からリフォーム、賃貸、商業施設まで、幅広い事業を展開する巨大な住宅グループです。
デザイン面では、12mm深堀り外壁材「ベルサイクス」を採用し、高級感のある外観を実現します。
「Team-Xevo」と呼ばれる、一流の建築士、邸宅づくりのトップデザイナー、インテリアコーディネーターなど、プロフェッショナルなチームが、お客様の理想の住まいを叶えます。
広々とした空間を得意とし、光がたっぷり差し込む「グランリビング」、天井高2m72cm、最大幅10mの「グランフルサッシ」など、開放的な空間を実現できます。
地震に強いオリジナル制振装置と高性能断熱材を採用し、安心安全な住まいを提供します。
防音・遮音性能にも優れ、楽器演奏やテレワークなど、用途に合わせた防音室も設計可能です。
ダイワハウスなら、ワンランク上の住まいを実現できるでしょう。
まとめ
この記事では、鹿児島県でおすすめのハウスメーカーについて解説しました。
分類としては、次の5タイプでしたね。
- 地元の自然素材を活用できる「地域密着型」
- 高いコストパフォーマンスを実現できる「吹付ミドル型」
- 安心&本格的なデザインが魅力の「繊維系ミドル型」
- 1階建ての施工実績が豊富な「平屋ミドル型」
- 賃貸併用住宅や店舗建住宅も手掛ける「ハイブランド大手型」
鹿児島県の家づくりでは、海抜や過去の災害をふまえた土地選びや、火山灰・結露対策、シロアリ対策なども考慮し、自分の予算や希望にマッチするハウスメーカーを選んでくださいね。
「ハウスメーカーが多すぎてどれがいいのかわからない」というときは、家づくりオンライン相談(無料)をご活用ください。
家づくりの知識豊富なアドバイザーが、営業担当にはなかなか伝えづらいご予算や、建築条件の優先度などをふまえて、ぴったりのハウスメーカー1〜3社をご紹介します。
ご希望の方には、あなたの家づくりをサポートする優秀な営業担当者もご紹介するので、お気軽にご相談くださいね。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!
担当者コメント
鹿児島県内では、最近コンパクトな住宅が増えています。
相談の流れ・サービス詳細理由としては、都市部の地価が高騰していることと、共働き世帯のニーズに応える「廊下を少なくした、家事動線を考えた間取り」が人気となっていることが挙げられます。
実際に、床面積100㎡(30.25坪)を切るケースもあり、とくに地価の高い鹿児島市内は、コンパクトな2階建て住宅が主流となっています。
その他エリアでは、鹿児島の豊かな眺望を楽しめて、なおかつ太陽光発電システムのパフォーマンスを最大限に活かせる1階建て住宅も選ばれています。
ご自分のライフスタイルや将来の家族構成や暮らし方の変化をふまえて、素敵な家を建ててくださいね。