【2026年最新】賃貸併用住宅のハウスメーカーはどう選ぶ?「大手は高い・専門業者は不安」を抜け出す4タイプの絞り方

賃貸併用住宅は、自宅と賃貸を一つの建物にする、少し特別な家づくりです。
だからこそ「どのハウスメーカーに頼むか」で、住み心地も収益も大きく変わってきます。
とはいえ、「会社が多すぎて、どこを選べばいいのか分からない…」という方がほとんどですよね。
この記事を読めば、あなたに合う会社の絞り込み方が、すっきり分かりますよ。
賃貸併用住宅のハウスメーカーは、次の3ステップで選ぶと失敗しにくいです。
- 賃貸併用住宅の実績がある会社に絞る(自宅と賃貸の両立は、専門知識と実績のある会社が安心)
- 「ゴージャス/テクノロジー/グッドバランス/リーズナブル」の4タイプで価格と価値観を整理する(同じタイプ同士で比べると価格に差が出にくく選びづらいので、まずタイプで分けて違いを見えやすくします)
- 希望と予算に合う3社にしぼり、プランと収支を比較して選ぶ
なお、金利の低い住宅ローンを使うには自宅部分を床面積の50%以上にするのが目安で、収益は立地(家賃をしっかり取れるエリアか)に大きく左右されます。賃貸併用住宅の利回りは実質3〜5%前後が一般的な目安です。
それでは、本文でくわしく解説していきますね!
「賃貸併用住宅に興味はあるけれど、どのハウスメーカーに頼めばいいのか、さっぱり分からない…」
「大手は安心そうだけど高そう。かといって安い会社だと、自分たちが住む自宅部分の住み心地が不安…」
「いろいろ調べてはみたけれど、結局どこも良く見えて、決め手が見つからない…」
こんなふうにお悩みではありませんか?
実は、賃貸併用住宅でいちばん多くの方がつまずくのが、この「メーカー選び」なんです。
建物そのものより先に、「どこに頼むか」で結果の大部分が決まってしまう、と言ってもいいくらい大切なポイントなんですよ。
そんなあなたのために、この記事では、たくさんあるハウスメーカーを「4つのタイプ」に整理して、あなたにピッタリの一社へスッと近づける方法を、やさしくご紹介してまいります。
- ハウスメーカーを「4タイプ」で整理して、自分に合う会社を絞り込むコツ
- 多くの方が見落としがちな「ちょうどいい」答え
- メーカー選びの前に知っておきたい「お金とローン」の前提
読み終わるころには、「自分はどのタイプの、どんな会社を見ればいいのか」がクリアになっているはずですよ!

会社選びの前に、まずは“向き・不向き”から!下の30秒診断で、あなたと賃貸併用住宅の相性をチェックしてみましょう。
相性が分かったら、次は『どの会社に頼むか』。むしろここからが本番です。続けて、失敗しない会社選びのコツを見ていきましょう。
まずは「自分に合う会社」を知りたい方へ
「自分の土地だと、どのメーカーが合うのか知りたい」「そもそも、どの会社が何を得意としているのか知りたい」という方は、無料のハウスメーカー診断を受けてみてください。
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好きな外観を選んでいくだけで、ハウスメーカーごとの得意領域がつかめて、相性のよい3社がLINEに届きます。何度でも見返せて便利ですよ。
ご紹介するのは、知っている・知らないはあるかもしれませんが、全国にしっかり対応した、地域の小さな会社ではない、安心して任せられる実績のあるメーカーさんばかりです!
賃貸併用住宅のように「収益」と「住まい」の両方を考える家づくりは、一人で抱え込まず相談するのがいちばんの近道です。
この記事の執筆者:たてまる

家づくりの疑問を図解でやさしく解説。知識ゼロでも理想の住まいづくりを始められる一冊です。
※調査概要|2025年6月15日〜2026年6月15日/有効回答1,753件(オンライン相談後アンケート)/満足度スコア7以上の割合(1,692/1,753=約96.5%)
1. 賃貸併用住宅のメーカー選びで、みんながぶつかる「3つの壁」
賃貸併用住宅を考え始めた方の多くが、不思議と同じ場所でつまずきます。
まずは「あるある」な3つの壁から見ていきましょう。
ここを知っておくだけで、ぐっとラクになりますよ。

壁① 有名な大手に目が向くけれど、予算が想定より大きくなりがち
賃貸併用住宅を考え始めて、ご自身で少し調べてみた方の多くは、まず積水ハウスやヘーベルハウスのような、CMでもおなじみの「みんなが知っている有名な大手」に目が向きます。
ブランドの安心感も品質も申し分なく、安心して名前を挙げられる会社ばかりですよね。
ただ、賃貸併用住宅は賃貸部分に水まわりの設備が増えるぶん、同じ規模の一般的な注文住宅より建築費は高くなりやすい傾向があります。
おうちキャンバスにご相談くださる方の中にも、「有名な大手に相談してみたら、思っていたより建築費がふくらんで、数千万円の後半くらいの見積もりになって少し驚いてしまった…」という声をいただくことがあります。(おうちキャンバス調べ)
もちろん土地の広さやプランによって金額は大きく変わりますので、これはあくまで一例です。
ただ、「想定より大きくなって、そこで一度立ち止まってしまう」という方は、決して少なくないんです。
壁② コストに全力の会社だと、自宅の住み心地に物足りなさが残ることも
逆に、コストを抑えることに全力を注いでいる会社(賃貸を専門に手がける会社など)にお願いすると、賃貸部分の収益面の数字は合わせやすくなります。
一方で、「賃貸部分はいいけれど、自分たちが住む自宅部分のデザインや質には、もう少しこだわりたかった…」という声もよく聞かれます。
実は賃貸併用住宅は、間取りや収支計算が一般的な家とは異なる「特殊な物件」です。
そのため、ノウハウのない会社や賃貸併用を専門にしていない会社に依頼すると、思わぬところでつまずいてしまうことがある、と賃貸併用をよく知る人たちの間ではよく言われています。
賃貸に寄せすぎると自宅の満足度が、住まいに寄せすぎると収益性が——と、どちらかに偏ると後悔につながりやすいんですね。
※あくまで一般的に言われている傾向です。会社ごとに得意・不得意は異なりますので、最終的には個別にご確認くださいね。おうちキャンバスでも無料でご相談をお受けしています。
壁③ 結局「高い会社同士」を見比べて疲れてしまう
そして最後の壁が、これです。
最初に名前の挙がる、大手で・よく知っていて・つい目に入ってくる会社だけで相見積もりを取ると、どうしても「高い会社同士の比較」になってしまいがちです。
でも実は、世の中には「あなたがまだ知らない、賃貸併用に強い会社」がたくさんあります。
比較する基準(物差し)と、選択肢の全体像を持たないまま見積もりを並べても、決め手は見つからないまま疲れてしまう…というわけなんですね。

実はこの“3つの壁”、順番にほどいていけば大丈夫なんです。カギは『会社を整理する物差し』を先に持つこと。次の章から、いっしょにほどいていきましょう!
2. 大前提:賃貸併用住宅は「どこでも建てられる」わけではありません
具体的なメーカー選びに入る前に、ひとつだけ大切な前提をお伝えさせてくださいね。
ご相談でよくいただくのが、「地元の工務店ではダメなの?」という質問です。
結論からお伝えすると、「自宅にもこだわりたい × 賃貸もしっかり収益を出したい」の両方を目指すなら、賃貸併用の実績があるハウスメーカーを選ぶのが安心です。
もちろん、小さな工務店でも、地元の不動産会社と提携して賃貸併用を手がけているところはあります。
ですが、「自宅の質」も「賃貸の収益性」も両方を高いレベルで実現しようとすると、規模やノウハウの面でどうしても難しくなりがちなんです。
賃貸部分は、入居者の方に選ばれる間取りや設備にする必要があります。
自宅部分は、あなたや家族が長く快適に暮らせる住み心地が必要です。
この「二刀流」を得意とするのは、やはり賃貸併用の経験を積んだ会社になります。

『建てられる』と『得意』は、実は別物なんです。賃貸併用の経験が豊富な会社かどうか、ここは最初に外さないでくださいね!
3. ハウスメーカーを「4つのタイプ」で整理すると、一気に選びやすくなる
「会社が多すぎて選べない」という悩みの正体は、全部を一度に比べようとしてしまうことにあります。
そこでおうちキャンバスでは、注文住宅を手がける大手ハウスメーカーを、価格帯と価値観で4つのタイプに整理しています。
まずは「自分はどのタイプを中心に見ればいいか」を決めてしまうと、一気にラクになりますよ。
| タイプ | 重視する価値観 | 代表的なメーカー(例) | 特徴(注文住宅での位置づけ) |
|---|---|---|---|
| ゴージャス | 安心感・高級感 | 積水ハウス/ヘーベルハウス/ダイワハウス など | 歴史・経営基盤・保証が手厚い。価格は高め |
| テクノロジー | 住宅性能 | ミサワホーム/パナソニックホームズ/セキスイハイム など | 断熱・防災など性能に強い。間取りに個性が出る |
| グッドバランス | 総合バランス | アキュラホーム/ウィザースホーム/アイ工務店 など | 価格と質・デザインのバランス型 |
| リーズナブル | 安さ | タマホーム/オープンハウス など | コスト最優先。月々の返済を抑えやすい |

※この4タイプは、もともとおうちキャンバスが「注文住宅」のメーカーを整理するためにつくった区分です。
まずは全体像をつかむための“地図”として、注文住宅の感覚で眺めてみてくださいね。(おうちキャンバス調べ)
4タイプそれぞれの特徴を、もっとくわしく知りたい方はこちら!
ゴージャスタイプ(安心感・高級感を重視)
積水ハウス・ヘーベルハウス・ダイワハウスなどが代表格です。
長い歴史と経営基盤、手厚い保証が魅力で、賃貸併用住宅の実績も豊富です。
価格帯は高めですが、「とにかく安心を最優先したい」という方には心強い選択肢になります。
このタイプの中でも、ダイワハウスはホールのような大空間や業界トップクラスの遮音・耐震性能が得意で、賃貸部分の満足度にもつながりやすい会社です。
賃貸併用住宅で見たときのこのタイプの強みは、「賃貸の専門ブランド」と「一括借上(サブリース)の仕組み」を持っていることです。
たとえば積水ハウスは「シャーメゾン」、ヘーベルハウスは「ヘーベルメゾン」という賃貸専門ブランドを展開し、グループ会社が空室や家賃滞納のときも一定の家賃を確保できる一括借上の仕組みを用意しています。
空室の不安が大きい方には、これは大きな安心材料になりますよ。
※一括借上(サブリース)は家賃が保証される一方、受け取れる額は査定賃料の8〜9割ほどになることや、家賃が定期的に見直されることもあります。条件はよく確認しましょう。
テクノロジータイプ(住宅性能を重視)
ミサワホーム・パナソニックホームズ・セキスイハイムなどが代表格です。
断熱・気密・防災といった「住宅性能」に強く、独自の技術や設備を多く持っています。
たとえばミサワホームは、床面積に換算されない収納空間「蔵」や、縦の空間を活かした設計が得意です。
パナソニックホームズは、雨で汚れを落とす光触媒のタイル外壁や、空気をきれいに保つ換気システムが魅力です。
性能と防災を重視する方に向いています。
賃貸併用住宅で見ると、こうした住宅性能の高さは「入居者にとっての快適さ・選ばれやすさ」につながりますし、鉄骨で都市部の狭い土地を上に伸ばす多層階プランを組みやすいのも強みです。
※賃貸併用への対応可否や、専用の借上げ制度の条件は会社ごとに異なるため、個別に確認が必要です。
グッドバランスタイプ(総合バランスを重視)
アキュラホーム・ウィザースホーム・アイ工務店などが代表格です。
「予算を抑えながらも、デザインや品質はしっかり」という、バランス型の会社が集まっています。
ちなみに、グッドバランスタイプが大手(ゴージャス)より価格を抑えやすいのには、ちゃんと理由があります。
大手の価格には、全国規模の広告宣伝費やモデルハウスの維持費、研究開発費といった「ブランドを広く展開するためのコスト」が上乗せされやすい傾向があります。
グッドバランスタイプは、こうしたブランド維持のコストを抑えているぶん、品質やデザインは高い水準を保ちながら、価格を抑えやすい——というわけなんですね。
おうちキャンバスのこれまでのご相談では、賃貸併用住宅で多くの方の「ちょうどいい」が、このタイプで見つかりやすい傾向があります。(おうちキャンバス調べ)
賃貸併用住宅で見たときのこのタイプの良さは、価格を抑えながらも、自分たちが住む自宅部分の質を落とさずに済みやすいことです。
一方で、大手のような賃貸専門ブランドや一括借上(サブリース)の仕組みまでは持っていない会社もあります。
そのため、建てたあとの入居者募集や管理をどうするか(提携先があるか、自分で管理会社を探すか)は、早めに確認しておくと安心です。(くわしくは次の章で!)
リーズナブルタイプ(安さを重視)
タマホームなどが代表格です。
たとえばタマホームは、自由設計の注文住宅で、標準仕様が充実していてコスパが高いのが魅力です。
屋根材・外壁材などの選択肢も豊富で、ローコストながらデザインの「選ぶ楽しさ」も味わえます。
リーズナブルタイプ全般としては、建築コストを抑えやすく、月々の返済をぐっと軽くできるのが強みです。
ただし、会社によって設計の自由度や標準仕様の範囲には差があります。
賃貸併用住宅として建てる場合は、賃貸併用の実績や対応可否もあわせて、事前に確認しておくと安心です。
また、賃貸専門ブランドや一括借上といったサポートは持たない会社も多いので、賃貸部分の管理方法(どこに任せるか)もセットで考えておきましょう。

『ゴージャスか、安いところか』の二択で悩んでいた方こそ、真ん中の“グッドバランス”を知ると、パッと視界が開けますよ!
4. 多くの方が見落としがちな「ちょうどいい」答え
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
「大手(ゴージャス・テクノロジー)は安心だけど予算が…」
「かといって、コスト重視の会社だと、自宅のデザインがどうしても気になって…」
「なんとなく不安で、なかなか踏み切れない…」
——こうした思いのあいだで止まってしまっている方の多くにとって、答えになりやすいのが、グッドバランスタイプ、そしてゴージャスタイプの中でも比較的予算を抑えやすい会社です。

ここで大事な前置きをひとつ。
これからいくつか会社の名前を挙げますが、あくまで「こういうタイプの会社もあるんですよ」という一例です。
おうちキャンバスでは、実際にはあなたのご希望(ご予算・デザインの好み・土地の条件・自宅と賃貸どちらを重視したいか など)をじっくりお聞きしたうえで、それに合う会社を選んでご紹介しています。
ですので、「最初から特定の会社をおすすめする」のではなく、まずはあなたに合うかどうかが出発点、と思っていてくださいね。
そのうえで——賃貸併用住宅は派手なCMをあまり打たないので、「このタイプの会社が、実は賃貸併用にも対応している」ことは意外と知られていません。
参考までに、いくつか例を見てみましょう。(おうちキャンバス調べ)
各社には、多くのハウスメーカーを比較し、実際にお客様の家づくりを支援してきたおうちキャンバスの住宅アドバイザーの「率直な見解」もそえています。
ネットの口コミよりも、実務的で客観的な判断材料になるはずですよ。
アキュラホーム(グッドバランス/木造)
「職人品質」を掲げ、大工さんの技術力を活かした、高級感のある家づくりが持ち味です。
木造ながら、約5.6mの無柱の吹き抜け高天井や、約30帖の広い空間と断熱等級5の両立が可能です。
実大での耐震実験を行い、耐震等級3の住宅性能も証明しています。
「価格は控えめでも、デザインや空間にはこだわりたい」という方と相性がよい会社です。
賃貸併用住宅の面でも、アキュラホームは公式に「賃貸併用の暮らし」という提案を用意しています。
高強度の耐力壁による設計自由度の高さで、自宅部分の開放感と賃貸部分の使いやすい間取りを両立しやすく、デザイナー監修の有料オプションで自宅も賃貸も安っぽく見せないデザインに仕上げやすいのも魅力です。

木造であれだけの大空間とデザイン性を、この価格帯で実現できるのは正直おどろきでした。賃貸併用でも、自宅の開放感と賃貸の使いやすさを両立しやすい会社です。もっと多くの方に知っていただきたいメーカーですね。
ダイワハウス(ゴージャス/鉄骨・木造)
大手の安心感を持ちながら、デザイン性と価格のバランスもとりやすい会社です。
ホールのような大空間や、業界トップクラスの遮音・耐震性能が得意で、天井を高くとって広く感じられる設計も魅力です。
鉄骨・木造の両方に対応でき、資産価値が落ちにくい点も、長く持つ賃貸併用住宅では安心材料になります。
賃貸併用住宅では、3〜5階建てに対応する「skye(スカイエ)」という商品があり、都市部の土地で自宅+賃貸(さらに店舗やオフィス)を組み合わせたプランが得意です。
グループの大和リビングによる一括借上(サブリース)も使えるため、空室や滞納のときも収入を確保しやすい体制が整っています。
ゴージャスタイプの中では比較的検討しやすい会社ですが、おうちキャンバスにご相談くださる方には、意外と「まだダイワハウスは見積もっていなかった」という方が多い印象です。
最初の候補から抜けていることがあるので、一度は比べてみる価値がありますよ。(おうちキャンバス調べ)

都市部の3〜5階建ての賃貸併用にも対応できて、グループ会社の一括借上(サブリース)で空室の不安までカバーできるのは、大手ならではの底力です。遮音や耐震も得意で賃貸の満足度も高め。意外と最初の比較から抜けがちなので、一度は候補に入れてほしい会社です。
ウィザースホーム(グッドバランス/2×6)
地震に強い2×6工法で、高級感のある総タイル外壁を比較的リーズナブルに採用できる会社です。
プロによる収納提案など、暮らしやすさへの工夫も得意です。
「コストを抑えつつ、外観の質感や耐震性も大事にしたい」という方に向いています。
賃貸併用住宅で見たときの強みは、長く保有するときの維持費を抑えやすいことです。
標準のタイル外壁は塗り替えがほとんど不要で、陶器瓦も標準のため、屋根の葺き替えなどの費用も抑えやすい仕様。
建物の維持費はオーナーの負担になるので、長く貸す賃貸併用とは相性のよいポイントです。

標準のタイル外壁・陶器瓦で、将来のメンテナンス費まで抑えやすいのがうれしいポイントです。維持費はオーナーさんの負担になるので、長く貸す賃貸併用とは特に相性がいいと感じます。2×6で建物が頑丈なのも安心材料ですよ。
+ 設計の「得意」から逆引きするのもおすすめ
ちなみに、「30帖以上の高天井で、柱のない開放的なリビング」のような特別な空間は、対応できる会社が限られます。
こうした設計は、ダイワハウス・積水ハウス・アキュラホームなどが得意とする分野です。
「狭くても広く見せたい」「開放感を最優先したい」といった希望から、得意な会社を逆引きしていくと、ムダなく絞り込めますよ。

『広く見せたい』なら高天井が得意な会社、『木のあたたかみ重視』なら木造が得意な会社、という風に“希望から逆引き”するのが、迷わないコツです!
5. タイプを絞ったら、「得意分野」で1社に近づけていく
タイプのあたりがついたら、次は「得意分野」で会社をさらに絞り込んでいきます。
ここでは、おうちキャンバスがあなたの好みやご希望をお聞きしたうえでメーカーをおすすめするときに、特に見ているポイントを一例としてお伝えしますね。
① デザイン・構造(木造/鉄骨/RC)の得意は会社で大きく違う
同じ「賃貸併用住宅が建てられる会社」でも、得意なテイストや構造はかなり違います。
- 木造:費用を抑えやすく、間取りの自由度が高い。あたたかみのあるデザインが得意
- 鉄骨:大空間やオーバーハングなど、開放的な間取りが得意。耐震・耐久に強い
- RC(鉄筋コンクリート):都市部の多層階や、遮音性を重視する場合に向く

あなたの土地の広さや階数、つくりたい雰囲気に合わせて、得意な構造を持つ会社を選ぶと、ムリのないプランになりますよ。
② 賃貸部分の「家賃保証」があるかを確認する
会社によっては、賃貸部分の入居をサポートする仕組みや家賃保証を用意している場合があります。
空室が不安な方は、こうした条件があるかどうかを早めに確認しておくと安心です。
※家賃保証の内容は会社ごとに異なり、収益を100%保証するものではございませんので、必ず条件をご確認くださいね。
③ 外壁は「タイル」か「サイディング」か(長い目で見たコスト)
賃貸併用住宅は長くつき合う建物だからこそ、住んでからのメンテナンス費用も大切な比較ポイントです。
タイルは割れない限り目地のメンテナンスが中心で、ランニングコストを抑えやすいと言われています。
一方サイディングは、定期的な塗り直しが必要になることが多いです。
デザインの好みと合わせて、長い目で見たコストも確認しておきましょう。

④ 最後の決め手は「営業担当の質」
意外に思われるかもしれませんが、最終的な決め手は「担当者」になることがとても多いです。
親身に相談に乗ってくれるか、損益のシミュレーションを納得いくまで説明してくれるか。
ここが、建てたあとの満足度を大きく左右します。
賃貸併用住宅は「住まい」と「収益」の両方を扱うため、注文住宅よりもさらに幅広い知識が求められます。
会社によっては、注文住宅の部署とは別に、賃貸経営や不動産・資産活用の専門部署(専門家チーム)を持っているところもあるくらいです。
たとえば、賃貸経営の各分野の専門家が連携して提案する仕組みを用意している会社もあります。
こうした体制のある会社・担当者に出会えると、間取りだけでなく収支の相談まで安心して任せやすくなりますよ。
だからこそ、「この人になら任せられそう」と思える担当者に出会えるかどうかが、本当に大切なんです。ちなみにおうちキャンバスでは、各社の優秀な営業担当者のご紹介も行っておりますので、お気軽にご相談くださいね。
6. メーカー選びの前に知っておきたい「お金とローン」の前提
メーカーを絞り込む前に、知っておくと話がスムーズに進む「お金まわりの前提」を4つお伝えします。
ここを押さえておくと、相談のときにも話が早いですよ。
① 金利の低い住宅ローンを使うには「自宅部分が50%以上」が目安
賃貸併用住宅で、賃貸部分も含めて金利の低い住宅ローンを使うには、建物の延べ床面積のうち、自宅部分が50%以上であることが、多くの金融機関で重要な条件とされています。
自宅部分が50%を下回ると、建物全体に住宅ローンを使えなかったり、賃貸部分は事業用ローン(アパートローン)を組む必要が出てきたりすることがあります。
事業用ローンは住宅ローンより金利が高めになりやすいため、毎月の返済額にも影響します。
また、住宅ローン控除が適用されるのは自宅部分のみで、賃貸部分には適用されません。
ちなみに、全国で使える長期固定の「フラット35」は、自ら住む住宅の取得を目的とした商品のため、賃貸併用住宅ではそのままの形では使いにくい(自宅部分のみなどの制限がある)点も覚えておくと安心です。
このように、自宅と賃貸の「割合」は、ローンの種類・金利・控除・収益性のすべてに関わってきます。
だからこそ、最初に意識しておきたい大切なポイントなんです。
※条件は金融機関やプランによって異なります。最新の詳細は各金融機関や住宅金融支援機構(フラット35)などでご確認くださいね。

② すでに土地を持っている方は、ぐっと有利
賃貸併用住宅は、自宅と賃貸を合わせるぶん建物が大きくなり、初期投資が大きくなりやすい家づくりです。
そのため、土地から購入しようとすると、先に出ていくお金がさらに大きくなり、収支のハードルも上がってしまいます。
逆に言うと、相続などですでに土地をお持ちの方は、スタートからとても有利です。
土地の取得費がかからないぶん、収支が成り立たせやすく、「ローンの負担を軽くしつつ、あわよくば収益も」という形を実現しやすくなります。
「持っている土地をうまく活かしたい」という方には、特に検討する価値のある選択肢ですよ。
③ 利益が出やすいのは「家賃をしっかり取れるエリア」
賃貸併用住宅で収益を出すには、立地がとても大切です。
一般的に、賃貸併用住宅の利回りは、通常の賃貸物件より少し低めの「実質5%前後」が目安とされています。
利回りは家賃相場に直結するので、「家賃をしっかり取れるエリアかどうか」が、収益の大きな分かれ目になります。
おうちキャンバスの肌感覚としては、たとえばワンルーム(1K)で7万円以上の家賃が見込めるようなエリアだと、収支が合いやすい傾向があります。(おうちキャンバス調べ)
逆に、家賃が低めのエリアや入居者が集まりにくいエリアでは、より慎重な検討が必要になります。

④ 立地が合わないときは、無理に建てない選択も大切
ここは正直にお伝えしますね。
賃貸併用住宅は、「誰でも必ず大きく儲かる」というものではありません。
現実的なラインは、多くの場合「家賃収入でローン返済の負担を軽くしつつ、うまくいけば収益も」というイメージです。
もし収支がどうしても合わない立地であれば、無理に建てないほうがよいこともあります。
なぜなら、賃貸併用住宅は自宅+賃貸で建物が大きくなるぶん、通常の注文住宅よりも建築費がかなり高くなるからです。
家賃収入が見込みにくい立地で大きな初期投資をすると、収益が出ないまま負担だけが残ってしまいかねません。
だからこそ、立地と建築プランをセットで、納得いくまでシミュレーションすることが大切なんです。
※収益の見通しはあくまで試算であり、将来の利益を保証するものではございません。
7. 失敗しない最短ルートは「中立の第三者に絞ってもらう」こと
ここまで読んでくださって、「自分一人で全部調べて絞るのは、正直しんどいかも…」と感じた方も多いのではないでしょうか。
それは、とても自然な感覚です。
お仕事や日々の生活で忙しいなか、何十社ものメーカーを一社ずつ調べるのは、現実的にとても大変ですよね。
そこで、相談先ごとの特徴を整理してみました。
| 相談先 | 特徴 |
|---|---|
| 一括見積もりサイト | スピーディーだが、お金(数字)中心の比較になりやすい |
| ハウスメーカーに直接 | くわしく聞けるが、その会社の視点になりがちで、ミスマッチが起きることも |
| 賃貸併用に対応していない相談窓口 | 住まいの相談はできても、収益・利回りの相談には対応しきれないことがある |
| おうちキャンバス(中立の第三者) | 特定の会社を売らない立場で、各社の特徴も注意点も率直にお伝えできる |
おうちキャンバスでは、あなたが興味を持たれたハウスメーカーについて、1社あたり10〜15分ほどで、専用スライドを使って駆け足でご紹介しています。
本当に各社で強みや特徴が大きく違うので、良いところだけでなく、注意しておきたいポイントもあわせて率直にお伝えするのが、私たちの大事にしているところです。
「他社で相談したあとにお越しになって、『こんなに詳しく聞けたのは初めて』と驚いていただく」ことも多いんです。(おうちキャンバス調べ)
さらに、ただメーカーを紹介するだけではありません。
- あなたの希望と予算に合いそうな会社を、3社ほどに絞ってご提案します
- 賃貸併用の知識が豊富で、相性のよい優秀な営業担当者をあわせてご紹介します
- 万が一その担当者と合わなかった場合の、担当変更やお断りの代行もサポートします
こうして「中立の情報をもとに、3社のプランと収益計算を見比べて選ぶ」と、納得して意思決定がしやすくなりますよ。

そして、ここはぜひお伝えしておきたいのですが——おうちキャンバスが大切にしているのは、「賃貸併用住宅をすすめること」ではありません。
ときには、「この立地なら、無理に賃貸併用にせず、注文住宅で満足のいくお家を建てたほうがいいかもしれませんよ」とお伝えすることもあります。
私たちがいちばん大事にしているのは、あなたの夢を、いちばんよい形でかなえることだからです。
ですので、「賃貸併用にするか、ふつうの注文住宅にするか迷っている」という段階の方も、大歓迎ですよ!
いっしょに、あなたにとってベストな選択を見つけましょう。
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8. 賃貸併用住宅のメーカー選び・よくある質問(FAQ)
最後に、ご相談でよくいただく質問にまとめてお答えしますね。
Q. 地元の工務店ではダメなのでしょうか?
「建てられない」わけではありません。賃貸併用を手がける工務店もあります。
ただ、賃貸併用住宅は一般の戸建てとは違う設計や収支計算が必要で、専門的な知識とノウハウ、そして実績が求められます。
そして、賃貸併用住宅の実績が豊富な会社は、まだ多くないのが現状とも言われています。
自宅のこだわりと賃貸の収益性、その両方を高いレベルで両立させたいなら、賃貸併用の実績がしっかりある会社を選ぶほうが、安心して任せやすいでしょう。
Q. 賃貸併用住宅に強いのは、結局「大手だけ」ですか?
そんなことはありません。
ゴージャスタイプの大手はもちろん、グッドバランスタイプにも、賃貸併用に対応できてデザイン性の高い会社があります。
「大手か、安い専門業者か」の二択で考えず、ぜひ真ん中のタイプにも目を向けてみてくださいね。
Q. 自宅と賃貸、どちらを優先して決めればいいですか?
まずは「賃貸併用住宅として収益が成り立つか」を中心に考え、会社の方向性が決まってから、自宅部分のこだわりを詰めていく方が多いです。
収益の土台がぐらつくと、あとで苦しくなりやすいためです。
Q. メンテナンスは、建てた会社でしかできないと聞きました。割高になりませんか?
会社によっては、独自設備の修理やメンテナンスを自社で行う仕組みになっていることがあります。
必ずしもその会社に縛られるわけではありませんが、その場合は長期保証の扱いとの兼ね合いになります。
契約前に「メンテナンスの範囲と費用」「保証の条件」をセットで確認しておくと安心です。
Q. 賃貸併用住宅にすれば、必ず利益は出ますか?
残念ながら、「必ず」ではありません。
立地や家賃相場、初期投資のバランスによって、収益が出る場合も出ない場合もあります。
だからこそ、立地と建築プランをセットにした収益シミュレーションを、納得いくまで確認することが大切です。
9. まとめ
賃貸併用住宅のメーカー選びは、次の3ステップで考えると、ぐっと分かりやすくなります。
- 賃貸併用の実績があるハウスメーカーから選ぶ(自宅と賃貸の“二刀流”が得意な会社)
- 4つのタイプで整理する(特に、見落とされがちな“グッドバランス”に注目)
- 中立の第三者に3社へ絞ってもらい、プランと収益を見比べる
| タイプ | 代表的なメーカー(例) | こんな方に |
|---|---|---|
| ゴージャス | 積水ハウス/ヘーベルハウス/ダイワハウス など | 安心を最優先したい方 |
| テクノロジー | ミサワホーム/パナソニックホームズ など | 住宅性能・防災を重視したい方 |
| グッドバランス | アキュラホーム/ウィザースホーム/アイ工務店 など | 価格と質のバランス重視の方 |
| リーズナブル | タマホーム など | 収益性・コストを最優先したい方 |
「結局どこがいいの?」と迷ったら、まずは気軽に診断や相談を使ってみてくださいね。
あなたの土地と希望に、いちばん合う会社が、きっと見つかりますよ!
賃貸併用住宅を、もっと知る
費用と後悔ポイントもあわせて読むと、判断に必要な知識がひと通りそろいます。
担当者コメント
メーカーのタイプ分けや比較は、あくまで“地図”のようなものです。
おうちキャンバスに相談する最後に大事なのは、その会社があなたの土地・予算・希望にピッタリ合うかどうか。
賃貸併用住宅は『住まい』と『収益』の両方を考える、ちょっと特別な家づくりです。
一人で抱え込まず、私たちのような中立の第三者も上手に使って、納得のいく一社を見つけてくださいね。はなまるな家を、いっしょにたてましょう🌸