北洲ハウジングの特徴・坪単価・評判まとめ|高性能な北欧風住宅を徹底解説

北洲ハウジングは、北欧風のかわいらしい外観でありながら、断熱等級6・C値平均0.46・耐震等級3+制震ダンパーを標準仕様でかなえられるハウスメーカーです。しかも、空気質に配慮した壁を選べます。メンテナンス性の高い屋根・外壁は標準でかなえられるので、建てた後の暮らしまで快適に保てるのです。
また、北洲ハウジングの平均坪単価は110万円で、業界全体では高めに位置しています。
ただ、こうした特徴や坪単価は情報が古かったり数値が曖昧であったりと、ネット上では正確に伝わっていないことも多いです。それにより、実際には条件に合うのに、古い情報のせいで検討候補から外してしまう方もいます。
この記事では、家づくりの専門家的視点から、北洲ハウジングの特徴や坪単価、評判や注意点などを網羅的に解説していきます。
よく比較されるメーカーやおすすめな人などもお伝えしますので、最後まで読んでいただければ、北洲ハウジングが検討先としてふさわしいか判断できるようになります。
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この記事の執筆者:たてまる

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北洲ハウジングについて
まずは、北洲ハウジングの会社概要からです。
1.会社概要

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 株式会社 北洲 |
| 創業 | 1958年3月 |
| 設立 | 1968年11月 |
| 本社所在地 | 宮城県富谷市成田9丁目2-2 |
| 資本金 | 1億円 |
| 主要工法 | 木造2×6工法(外壁枠組壁工法) |
北洲ハウジングが大切にする家づくりの考え方
北洲ハウジングの家づくりには、創業から受け継がれてきた4つの軸があります。
- 本物の素材を選ぶ
見た目や流行ではなく、自分たちの目で確かめた素材と性能で家をつくる。 - お客様に責任を持つ
たとえ難しい道でも、住む人にとって最善の選択を優先する。 - 北国の暮らしを、もっと豊かに
寒さの我慢を当たり前にせず、冬は暖かく夏は涼しい家を届ける。 - 世代を超えて住み継がれる家を
人にも自然にもやさしく、長く大切に住める家を目指す。
こうした「長く愛され、年を重ねるほどに美しくなる家づくり」を、北洲ハウジングは「グッド・エイジング」と呼んでいます。
では、この考え方はどこから生まれたのでしょうか。
その答えは、創業者の歩みのなかにあります。
北洲ハウジングの創業ストーリー
株式会社北洲は、1958年に岩手県北上市で生まれました。出発点は、建築資材を扱う会社でした。
創業者の片方厚夫氏は、製材所を営む家に育ち、幼い頃から商社マンになることを夢見ていました。ところが大学進学を目指していた時期に、当時は不治の病とされた結核を患い、3年間の療養生活を送ることになります。回復したときには同級生はすでに社会人となっており、その悔しさは大きなものでした。
それでも片方氏は夢をあきらめませんでした。「商売の道で夢をかなえよう」と決意し、兄が継いだ製材所を手伝いながら経験を積みます。そして1958年、23歳のときにベニヤの販売で独立し、「北洲ベニヤ商会」を創業しました。社名の「北洲」には、和賀川と北上川が合流する三角洲にちなみ、北国の洲として末広がりに発展するようにという願いが込められています。のちに社名を「株式会社北洲」へと改めました。
建材を扱うなかで、片方氏はある現実と向き合うことになります。それが、寒冷地の住まいの厳しさでした。北国でありながら当時の住宅は寒さに弱く、東北の人々は雪と寒さに苦しんでいたのです。多くの人が「仕方がない」と受け入れていたその状況を、片方氏は見過ごせませんでした。そして、「北国にこそ、豊かな住まいをつくろう」と決意します。これが、「北国の暮らしを、もっと豊かに」の原点です。
暖かい家をつくりたい一心で、1977年、日本に導入されたばかりのツーバイフォー工法にいち早く注目し、住宅建築へと踏み出しました。建材を扱う会社が自社の名前で家を建てるのは、取引先と競合するため、通常は避ける道です。それでも片方氏は、お客様に最後まで責任を持つために、あえてこの道を選びました。ここに、「お客様に責任を持つ」という姿勢が表れています。さらに、良い資材があると聞けば海外まで足を運び、自らの目で確かめて納得したものだけを使い続けました。これが、「本物の素材を選ぶ」というこだわりにつながっています。
創業者が追い求めた「寒くても快適に暮らせる家」への思いは、いまも受け継がれています。冬は暖かく夏は涼しい北洲の家は、多くのお客様に選ばれてきました。そして、人にも自然にもやさしく、何世代にもわたって住み継がれる家を目指す姿勢が、「世代を超えて住み継がれる家を」という軸に結びついています。
こうした背景から、北洲ハウジングは次のような価値観を持つ方と相性の良いメーカーといえます。
- 目先の価格よりも、長く快適に・美しく暮らせることを大切にしたい方
- 流行に左右されず、本物の素材や性能で選びたい方
- 建てた家を次の世代へ住み継いでいきたいと考える方
少しでも心当たりがあれば、じっくり検討してみる価値は十分にあるでしょう。
2.北洲ハウジングの坪単価
北洲ハウジングの平均坪単価は110万円です。
業界全体で見ると高めですが、断熱等級6・耐震等級3・陶器タイル外壁といった高性能な仕様が標準で含まれているため、価格に見合ったメーカーといえます。
一般的にオプションとなる設備が標準仕様に含まれていることで、追加費用がかさみにくいのもメリットです。
坪単価の幅やボリュームゾーン、各坪数ごとの総額比較は後ほど解説します。
3.北洲ハウジングの特徴5選
北洲ハウジングの特徴の中でもとくに優れているのは次の5つです。
- 大屋根を中心としたデザイン
- 断熱等級6が標準仕様で等級7も取得可能
- C値平均0.46+全棟気密測定
- 耐震等級3+制震ダンパー標準搭載
- 「グッド・エイジング」のタイル外壁と瓦屋根
それぞれ詳しく解説してまいります。
北洲ハウジングの特徴
北洲ハウジングが他のメーカーに比べて優れている点を解説いたします。
1.大屋根を中心としたデザイン
北洲ハウジングは大屋根を中心とした北欧風の住宅を建てられます。
北洲ハウジングの代名詞とも言えるこの大屋根は、急勾配の美しい三角屋根です。
実はこの形は、100年以上前から欧州や北米の住宅で受け継がれてきたデザインです。流行に左右されるデザインは10年後に古く見えてしまうこともありますが、大屋根は時代が変わっても色褪せません。
ただ、このようなデザインを得意としているメーカーはごくわずかです。急勾配の屋根を性能を保ったまま実現するには高い技術力が必要で、北洲ハウジングは欧州や北米の先進的な工法・建材を積極的に取り入れることで、これを可能にしています。
そして、大屋根の良さは見た目だけではありません。
屋根の面積が大きいため、太陽光パネルをたっぷりと載せられ、エネルギーの自給自足がしやすくなります。さらに、デザイン性の高いパネルを選べるので、外観の雰囲気を崩すことなく設置ができます。そのため、大屋根と太陽光発電によって、美しさとサステナブルな暮らしを両立できるのです。
さらに、大屋根は吹き抜けとの相性が抜群です。
急勾配の屋根によって、天井に高さのある空間が生まれるため、吹き抜けと組み合わせると、縦方向に伸びやかな奥行きが生まれます。同じ床面積でも、実際の広さ以上の開放感を味わえるのは、大屋根ならではの魅力です。

外から見ても美しく、暮らしのなかでも開放感を感じられ、100年続く普遍のデザインを、最新の性能とともに手に入れられるのが、北洲ハウジングの大屋根なのです。
2.断熱等級6が標準仕様で等級7も取得可能
北洲ハウジングは断熱等級6が標準仕様となっています。
現在、国の基準として、新築の住宅には断熱等級4の取得が義務付けられていて、2030年には断熱等級5の義務化が予定されています。北洲ハウジングではそれをさらに上回る断熱等級6を標準仕様で実現しているのです。
では、断熱等級6だと暮らしはどのように変わるのでしょうか。
いちばん実感しやすいのは、家の中の温度差が少なくなることです。冬でもリビングと廊下・脱衣所の寒暖差が少なく、家じゅうがほぼ一定の暖かさに保たれます。これにより、朝起きた時に、寒くて布団から出られないというつらさから解放され、急激な温度変化で起こるヒートショックのリスクも抑えられます。
さらに、少ない冷暖房で室温を維持できるので、エアコン1台で家全体を快適にできることも魅力の一つです。また、快適さに加えて、毎月の光熱費の削減にもつながります。
なぜ、このように高断熱を実現できるのでしょうか。その理由は、次の通りです。
適材適所の断熱
北洲ハウジングでは、床・壁・天井などの場所により、求められる断熱材の性能が異なると考えています。したがって、場所ごとに断熱を変え、窓は熱伝導率が低くなるよう工夫しているのです。
| 部位 | 断熱仕様 |
|---|---|
| 床の断熱 | フェノール系断熱材(90mm) |
| 壁の断熱 | ダブル断熱(塗り壁仕上げ) :充填断熱=高性能グラスウール(140mm) :外張り断熱=ミネラルウール・ラメラ(80mm) |
| 天井の断熱 | ブローインググラスウール(400mm) |
| 窓の断熱 | 木製窓・樹脂サッシ(トリプルガラス+Low-E) |
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場所ごとに最適な断熱材を使い分けることで、ムラなく家全体を暖かく保てます。つまり、「弱点になりやすい床・窓・天井まで抜かりなく断熱している」ということです。
数値で見る性能の高さ
北洲ハウジングの断熱性能の高さは、数値によっても証明されています。家全体から外に逃げる熱量を表すのが「UA値」で、値が小さいほど断熱性能が高くなります。そんな中、ZEH水準の住宅のUA値が0.60であるのに対して、北洲ハウジングの家では0.31です。
| 区分 | UA値 |
|---|---|
| ZEH水準の住宅 | 0.60 |
| 北洲ハウジングの家 | 0.31 |
しかもこの数値、東北のような寒さの厳しい地域(地域区分4)での数値なので、それだけ快適に過ごせるという証明になります。
断熱等級7にも対応
断熱等級6でも十分高断熱ですが、北洲ハウジングではさらに上の断熱等級7にも対応できます。
標準仕様である断熱等級6はUA値が0.31であるのに対し、断熱等級7ではUA値を0.23まで高められます。つまり、外へ逃げる熱量を約25%抑えられることで、冬でも室温が下がりにくくなります。その分、標準仕様より少ない冷暖房で一年中快適に過ごせるのです。
ハウスメーカーによっては断熱等級7まで対応していない場合もあります。そのなかで断熱等級7という選択肢があることは、「快適性と省エネを突き詰めたい」「光熱費を長期的に抑えたい」という方にとっては大きな魅力になります。
3.C値平均0.46+全棟気密測定

北洲ハウジングは、超高気密住宅を建てられます。
気密性とは、家にどれだけすき間がないかを表す性能のことです。気密性を表す数値であるC値は、一般的に1.0以下で高気密、0.5以下で超高気密と言われています。そんな中、北洲ハウジングのC値は平均0.46と、超高気密の基準を上回る数値です。
身近なもので例えると、35坪の家でC値が1.0の場合、家全体のすき間を合わせると「ハガキ約1枚分」になります。一方、北洲ハウジングのC値0.46なら、家全体のすき間が「ハガキ半分程度」です。家じゅうを探してもすき間がハガキ半分ほどしかないと考えると、その気密性の高さがイメージしやすいのではないでしょうか。
| 区分 | C値 |
|---|---|
| 高気密住宅 | 1.0以下 |
| 超高気密住宅 | 0.5以下 |
| 北洲ハウジング | 平均0.46 |
では、気密性が高いと、どんなメリットがあるのでしょうか。
まず、家のすき間が少ないため、すき間風や外気の侵入をほとんど感じません。そのため、窓の近くや足元がヒヤッとする不快感が起こりにくく、家じゅうが安定した空気環境に保たれます。
また、すき間風が及ぼす、家そのものへの悪影響も防げます。すき間風によって、湿気を含んだ空気が壁の内部に入り込むと、壁の中にある断熱材が傷み、家の断熱性能まで落ちてしまう原因になります。しかし、高気密な住宅であれば、すき間が少なく、家の性能を長く保てるのです。
なぜこれだけ高気密な住宅を建てられるのかというと、そこには、細部まで徹底した気密施工があります。
窓枠のすき間への発泡ウレタン注入や気密コンセントボックスの採用により、小さなすき間も逃しません。
そして、北洲ハウジングでは専門業者による施工とともに、全棟で気密測定を実施しています。
全棟で気密測定を行っているメーカーは、ハウスメーカー全体を見てもごく一部と言われています。家の気密性は現場の職人の腕によって差が出やすく、あえて数値化しないメーカーが多いのです。
しかし、すべての家を測定しないと、「モデルハウスは高気密でも、自分の家は実際どうなのか」がわかりません。北洲ハウジングは、専門業者による確かな施工があるからこそ全棟で測定でき、1棟ごとに気密性能を数値で確認しています。自分が建てる家そのものの性能が保証されるのは、大きな安心材料です。

加えて北洲ハウジングでは、調湿機能に優れた壁を内装に使用しているので、快適な空気の中で過ごせるんです。湿気が強い時には吸湿、乾燥が気になる時には放湿をすることで、一年をかけて部屋の湿度を40%〜60%に保てます。気密性の高さと合わせてカビの発生しない部屋を作り上げているんです。
北洲ハウジングは、断熱・気密と合わせて空気質にまで徹底してこだわっています。
4.耐震等級3+制震ダンパー標準搭載

北洲ハウジングは「サステナブル耐震」という考え方で、地震に強い家づくりを行っています。
サステナブル耐震とは、一度の大地震に耐えるだけでなく、繰り返し起こる地震や余震に対しても強さを発揮することを目指した、北洲独自の耐震設計です。2011年の東日本大震災では、その後に発生した余震が1万1千回以上にのぼりました。震災を身をもって経験した北洲は、「一度耐えれば終わり」ではなく、何度揺れても住み続けられる住まいが必要だと考えています。
この考えを形にするため、北洲は優れた耐震性を持つ2×6工法と耐震等級3に加え、繰り返しの地震に強さを発揮する制震システム「MIRAIE」、耐震シミュレーションなどを採用しています。
では、サステナブル耐震を支える主な技術を見ていきましょう。
面で支える「2×6工法」

まず、北洲ハウジングでは「2×6工法」を採用しています。この工法は、点で支える在来工法とは異なり、力を広く分散する「モノコック構造」のため、揺れに対して面で支えられるから地震に強いのです。また、外に面する壁に2×4材より厚みのある2×6材を用いることで、ゆがみにくく、つぶれにくい家ができあがるのです。
制震ダンパー「MIRAIE」

工法での強さに加えて、北洲ハウジングでは制震ダンパー「MIRAIE」を標準搭載し、繰り返しの地震にも負けない家づくりを行っています。MIRAIEは、地震の揺れを最大95%低減する制震装置で、90年経過しても性能が変わらないゴムを使用し長期間にわたって高耐震を保てます。
建物の強度を上げることで、大きな地震がきても「耐える」ことは可能です。しかし、揺れを受け止めて耐えるため、構造躯体へのダメージが大きく、余震や別の地震の際に本来の性能を発揮できない可能性があります。
一方、制震ダンパーは揺れを吸収する装置です。そのため、建物の揺れそのものを抑えられ、構造躯体へのダメージも軽減されます。
これは、次のようなメリットにつながります。
まず、揺れ幅そのものが小さくなるため、家具の転倒や物の落下が起こりにくく、地震のときの家族のケガのリスクを減らせます。
さらに、躯体へのダメージが蓄積しにくいので、大きな地震や繰り返す余震を受けても、家の強さが保たれます。一度の地震では耐えても、余震でダメージが重なって住めなくなるという事態を避けやすく、「地震のあとも、これまで通り住み続けられる」安心が得られます。建て替えや大規模な修繕といった、思わぬ出費を防げることも大きな利点です。
耐震シミュレーション
また、北洲ハウジングでは「wallstat」による耐震シミュレーションを実施しています。具体的には、東日本大震災クラスの地震波を2回と、震度6強の地震波を1回の合計3回の大地震を連続で入力し、安全性を確認します。一度の揺れに耐えるだけでなく、倒壊せず住み続けられる家であるかまで見極めるのです。計算上の数値だけではなかなか実感できない耐震性能を可視化することで、専門家でなくても直感的に理解できます。
他のメーカーでも振動実験を行っているところはあります。しかし、それは一般的にモデルプランで行うため、自分の家がそのプランと異なれば、まったく同じ条件での結果はわかりません。一方、wallstatなら、これから自分が住む家の間取りや大きさそのままでシミュレーションができます。
つまり、間取りが決まった「自分の家」で、倒壊せず住み続けられるかを確認できるため、建ててみないとわからないという不安を抱えずに家づくりを進められるのです。
5.タイル外壁と瓦屋根が標準仕様

北洲ハウジングでは陶器タイル外壁と陶器瓦屋根が標準仕様です。
一般的な屋根材や外壁材だと、10〜15年ごとにメンテナンスが必要になります。一方、タイルは耐用年数30年以上と言われており、瓦は素材自体は半永久的にメンテナンスが必要ないと言われています。つまり、長期間美しさが変わらず、30年スパンで見ると塗り替えなどのメンテナンス費用を数百万円規模で抑えられるのです。タイル外壁や瓦屋根はオプションになるハウスメーカーも多いため、標準で採用できるというのは嬉しいポイントの一つです。
また、費用面だけでなく、見た目の美しさが長く続くのも陶器タイル・陶器瓦ならではの魅力です。
北洲ハウジングの外壁は、デザイン性とメンテナンス性を兼ね備えた陶器タイルで、色落ちがなく耐久性が高い上に、1枚1枚の微妙な色合いの違いが豊かな表情を生み出せます。

屋根は天然素材の陶器瓦を採用しています。陶器瓦は、耐久性・耐水性・遮音性が高く、長い年月を経ても変質や変色なく美しい状態を保てることが魅力です。

北洲ハウジングで建てるなら、
「担当者との相性」が満足度を左右します
高い断熱性能と北欧風のデザインは、北洲ハウジングの大きな魅力です。ただ、家づくりは打ち合わせから引き渡しまで1年ほど続きます。その間、担当者に安心して任せられるか、不安を抱えながら進めるかで、家づくりの満足度は大きく変わります。
たとえば、断熱性能とデザインを、予算に合わせてどう両立させてくれるか。同じ北洲ハウジングでも、担当者によって提案の質や話の進め方はさまざまです。それなのに担当者は展示場でたまたま最初に対応した人がなるのが一般的で、その人が自分に合うかどうかは、契約してから分かることがほとんどです。
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北洲ハウジングの価格帯
北洲ハウジングは、ハウスメーカーの中でもハイブランド帯に位置するメーカーです。注文住宅全体の相場と比較すると建物価格はやや高くなりますが、デザインと性能にどちらもこだわれる価格帯と言えます。
それでは、坪単価のボリュームゾーンと総額目安について解説いたします。
1.坪単価目安
北洲ハウジングの坪単価のボリュームゾーンは100万〜120万円です。
なぜ幅が生じるのかは、建てる家や仕様によって坪単価が異なるという部分にあります。
| 区分 | 坪単価 |
|---|---|
| ボリュームゾーン | 100万〜120万円 |
| 平均 | 110万円 |
※上記はあくまで目安であり、建てるエリアや時期、仕様によって変動します。
北洲ハウジングの費用感は、積水ハウスやヘーベルハウスよりは安く、アイ工務店や桧家住宅よりは高いです。

一般的にデザイン性の高いメーカーは価格も高くなる傾向にありますが、北洲ハウジングはその中でも、デザイン性と性能のどちらも両立でき、大手ハウスメーカーよりも価格を抑えられる位置にいます。
2.総額目安
北洲ハウジングの総額目安は、35坪2階建てで3,850万円です。
建物本体価格の目安としては、建物価格は東北で3500万円前後、埼玉で4500万円前後になります。
ここにプラスで、付帯工事費や諸経費がかかり、建物の総額が決まります。
サイズごとの総額目安は以下のスライダーを動かすと確認できます。
※上記はあくまで目安であり、建てるエリアや時期、仕様によって変動します。
北洲ハウジングには、平屋や3階建ての商品もありますが、2階建てよりも価格は上がるのでご注意ください。
北洲ハウジングの評判は?口コミとアドバイザーコメント
北洲ハウジングについてネットで調べるとさまざまな口コミがあります。
北洲ハウジングについて、実際に建てた方がSNSに投稿した声を見てみましょう。
性能の高さを実感する声
断熱・気密性能については、「2回目の家づくりで北洲を選び、とても満足。断熱気密は大事」という声や、「朝エアコンをつければ、天気のいい昼間はつけずに済む。大きな吹き抜けリビングでも快適」といった、日々の暮らしで効果を体感している投稿が見られました。
Threadsで見る
Threadsで見る
提案力・対応への満足
「性能がよく、北欧風の大屋根が素敵。間取り相談では"どう暮らしたいか"を丁寧にヒアリングして、ぴったりの提案をしてくれた」という、設計時の対応を評価する声もあります。
Threadsで見る
また、今回確認したSNS投稿の範囲では、目立ったネガティブな声は見当たりませんでした。ただし、SNSの投稿数自体が多くないため、これは「不満が一切ない」ことを意味するわけではありません。一般的に指摘される注意点は、記事後半の「知っておきたい北洲ハウジングの注意点」で詳しく解説します。
ただし、ネット上の口コミは個別の事情や背景がわからないことが多く、そのまま自分に当てはまるとは限りません。そこで、おうちキャンバスの住宅アドバイザーにも、北洲ハウジングに対する率直な見解を聞いてみました。多くのハウスメーカーを比較し、実際にお客様の家づくりを支援してきたアドバイザーの視点は、ネットの口コミよりも実務的で客観的な判断材料になるはずです。
(宅地建物取引士)
大屋根のデザインは得意なメーカーが限られているので、北欧風住宅を建てたい人にはぜひ見ていただきたいメーカーです。吹き抜けと組み合わせれば、室内に開放感を感じられるのは、大屋根だからこその魅力ですよね。また、断熱性能や耐震性能についても安心できるのが強みで、東北発祥で東日本大震災も経験しているというところから、東北や関東の一部エリアにお住まいで、快適にかつ安心して過ごせる家を検討している方にはぜひおすすめしたいメーカーです。
北洲ハウジングの商品ラインナップ
北洲ハウジングの商品ラインナップは、大屋根、平屋、2階建て、3階建て、賃貸向け、Opus Oneの6種類です。
大屋根

北洲ハウジングを最も象徴する商品であり、北欧・西欧のたたずまいを思わせる急勾配の美しい三角屋根デザインが特徴です。大屋根構造は、外観のダイナミックな美しさだけではありません。船底天井リビング・開放的な吹き抜け空間・広大な小屋裏部屋を創り出すなど、機能的メリットを併せ持っています。
平屋

骨太の2×6工法の面構造を活かし、柱のないシームレスで大空間なワンフロアを実現する商品です。平屋ならではの横への広がりで、伸びやかな印象を生み出せます。ワンフロアのすべての居室が庭とつながっていることで、どの部屋にいても大地をすぐ近くに感じられます。また、光と風が通っていくのも感じられるでしょう。
階段の上り下りがなく生活動線がワンフロアで完結するため、子育て世帯から、将来を見据えたシニア世帯まで幅広く好まれています。
2階建

日本の標準的な住宅敷地に最も適合し、現代的で洗練されたシンプルな幾何学デザインをまとう商品です。家族それぞれのプライベート空間と、高気密・高断熱性能によるヒートショックのない快適な空気環境を両立できます。さらに、トータルコーディネートされた庭とのつながりも楽しめるのです。限られた敷地でも居住空間と庭をバランスよく確保できるため、一般的な広さの土地で快適さと暮らしやすさを両立したい方に向いています。
3階建

都市部の狭小地や住宅密集地における日照・敷地の課題をクリアするために設計された都市型3階建て商品です。小さい間口でも道路側から見てスタイリッシュに映るファサードデザインが開発されており、狭い土地でも明るく開放的な垂直方向の空間活用ができます。狭い土地でも床面積を確保できるため、都市部で土地が限られているけれど広さも諦めたくない方に向いています。
HOKUSHU MAISON(賃貸向け)

土地活用を検討するオーナー向けに、付加価値の高い「ビルトインガレージ+全戸メゾネットタイプ(2LDK以上の間取り)」を提案する高級賃貸住宅商品です。1階のガレージ部分は、将来的に居室や介護スペース、オフィス・店舗へと転用できる可変性を備えています。また、高気密・高断熱による遮音性の高さと光熱費の低さは入居者にとって大きな魅力です。そのため、駅から離れた郊外でも競合と差別化でき、安定した賃貸経営につながります。
Opus One
北洲ハウジングのデザイン力と技術の粋を結集した、最上位のフルオーダー商品です。設計は、北洲ハウジングのトップデザイナーが集まったチームが担当します。部屋の要望だけでなく、「どんな毎日を過ごしたいか」までじっくり話し合いながら、世界中から選んだ上質な素材を使って、世界に一つだけの家をつくり上げます。間取りや仕様の枠にとらわれず、自分の感性やこだわりを細部まで反映した唯一無二の家を建てたい方に向いています。
このように、北洲ハウジングは大屋根商品だけでなく、平屋や3階建て商品など幅広いラインナップを展開しています。
知っておきたい北洲ハウジングの注意点
北洲ハウジングは、デザイン性や性能に優れたハウスメーカーですが、検討する上で事前に理解しておきたい注意点が3つあります。検討段階で知ることができれば、後から「自分の考えに合わなかった…」とならずに済むので、ご確認ください。
- 完全な柱・壁なしの超広大空間には制約がある
- とにかく初期費用を抑えたい方には向かない
- 対応可能エリアが限られる
それぞれ見ていきましょう。
1.超広大空間や将来的な間取りの変更には制約がある
北洲ハウジングが採用する2×6工法は、壁で荷重を支える「耐力壁」が不可欠なため、構造壁を一切設けないワンフロアの超広大空間を造ることは難しいです。
しかし、強固なモノコック構造を活かし、大きな開口部と高天井を組み合わせた設計で、上空間への開放感を生み出せます。希望の間取りがある場合は、担当者の方に相談することをおすすめします。
また、将来の間取り変更にも制限があることも知っておいた方が良いでしょう。
工法の性質上、外壁面や主要な間仕切り壁は構造躯体そのものであるため、大規模な変更は難しいことが多いです。
これらの制限は北洲ハウジングに限らず、2×6工法を採用しているメーカーに共通して言えることなので、上記の希望がある場合には注意しましょう。
2.とにかく初期費用を抑えたい方には向かない
北洲ハウジングは北欧風のデザインがかなえられるミドル〜ハイブランドのメーカーです。断熱性能や耐震性能も高く、資材にもこだわっているため、初期費用を限りなく抑えて家を建てたい方には向かない傾向があります。
また、こだわりすぎるとそれだけ価格も上がっていくため、注意が必要です。

対策としては、自分の家における要望に優先順位をつけていくことが効果的です。基準が明確であれば、営業担当からのオプション提案に対しても自分で取捨選択の判断ができます。
3.対応可能エリアが限られる
北洲ハウジングは対応エリアが限定的です。
検討する際は、まず自分が家を建てるエリアが対応可能かをご確認ください。
- 岩手県
- 宮城県
- 福島県
- 栃木県
- 埼玉県(一部エリアを除く)
「対応エリア外だけど、北欧風の住宅を建てたい!」という方は、同じく北欧風のデザインが可能で、高性能な「スウェーデンハウス」をみてみるのも良いでしょう。
北洲ハウジングはこんな方におすすめ
ここまでの特徴や注意点を踏まえると、北洲ハウジングはとくに以下のような方におすすめです。
北洲ハウジングはこんな人にオススメ!
- 北欧風の大屋根デザインが好きな人
- 冬の寒さを感じずに過ごしたい人
- 災害にはしっかりと備えたい人
- きれいな空気の中で生活したい人
- メンテナンス性の高い家に住みたい人
このどれか一つでも当てはまるなら、ぜひ北洲ハウジングを検討してみてください。
▼ こちらの、北洲ハウジングマッチ度診断で、どのくらいマッチしているのか確かめてみてください!

「自分たちには北洲ハウジングが合いそう!」と感じた方は、ぜひ一度おうちキャンバスの無料相談会で具体的に話を聞いてみてください。
北洲ハウジングの信頼できる営業担当をご紹介することもできますし、他のメーカーとの比較も中立的な視点でお伝えできますよ。
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よく比較されるハウスメーカー
ここからはよく比較されるメーカーをご紹介いたします。
よく比較されるのは、以下の3社です。
- スウェーデンハウス
- 三井ホーム
- 一条工務店
どのハウスメーカーも異なる良さがあるため、北洲ハウジングと比較する時に見るべきポイントを解説いたします。
| ハウスメーカー名 | 坪単価目安 | 35坪の建物価格目安※ |
|---|---|---|
| 北洲ハウジング | 110.0万円 | 約 3,500万円 |
| スウェーデンハウス | 107.3万円 | 約 3,755万円 |
| 三井ホーム | 130.2万円 | 約 4,557万円 |
| 一条工務店 | 107.3万円 | 約 3,755万円 |
※実際の坪単価は構造や間取りなどにより変動します。必ずハウスメーカーにご確認ください。
スウェーデンハウス

スウェーデンハウスは、北洲ハウジングと同じデザイン性の高いハウスメーカーです。美しい北欧風のデザインを得意としており、性能も高いため北洲ハウジングとよく比較されます。
比較ポイントとしては、対応可能エリアと窓のメンテナンス性です。
対応エリアは、北洲ハウジングが東北と関東の一部と限定的なのに対し、スウェーデンハウスは四国や沖縄など一部の地域を除き、北海道から九州まで全国の主要都市を広くカバーしています。
また、窓のメンテナンス性は、スウェーデンハウスがすべての窓に木製サッシを採用しているため2〜3年ごとに外枠の塗り直しが必要になるのに対し、北洲ハウジングは木製サッシだけでなく、外側に天候に強い高性能な「樹脂トリプルサッシ」を組み合わせることも可能なため、スウェーデンハウスに比べて引き渡し後の手入れが楽になります。
北洲ハウジングが対応エリア外の方や家のお手入れを楽しめる方は、スウェーデンハウスもみてみることをおすすめします。
三井ホーム

三井ホームは、業界内でも非常に高いデザイン性を誇っています。洋風テイストのおしゃれな家が建てられるという部分で、北洲ハウジングと比較されるメーカーです。
比較ポイントとしては、コンセプトです。
北洲ハウジングは、本物の資材を使用し、歳月とともに愛着が深まるクラシックなデザインが魅力です。一方、三井ホームは自分だけの洗練された華やかな空間や、最先端のモダン・エレガントなデザインを強みとしています。
雑誌の1ページのようなオーダーメイド空間を作りたいという方は三井ホームもみてみると良いでしょう。
一条工務店

一条工務店は、「家は、性能。」のキャッチコピーで知られる、性能特化型メーカーの代表格です。高断熱・高耐震な家が建てられるため、北洲ハウジングと比較されます。
比較ポイントは、デザインです。
一条工務店は、家の性能を守るため、デザインに関しては箱型で同じものになりやすい傾向があります。そのため、北洲ハウジングのような大屋根や北欧風のデザインは、難しいでしょう。
家の性能や床暖房を重視していて、デザインはそこまで重要じゃない方は一条工務店も検討することをおすすめします。
Q&A
最後に、北洲ハウジングについてよくいただく質問にお答えします。
Q. 北洲ハウジングは土地探しができますか?
A. できます。
地場ネットワークを活かして東北の優良な土地を提案できるほか、豊富な土地情報をもとに事前シミュレーションを行っています。敷地に合わせた事前設計まで対応できるため、土地選びの失敗を防げるのが魅力です。
Q. 住宅ローン(資金計画)にも対応していますか?
A. 対応しています。
FP(ファイナンシャルプランナー)による資金提案に加え、「残価設定型住宅ローン」を用意しています。将来の支払不能リスクを抑えられるので、安心できるポイントの一つです。
Q. 狭小地や変形地でも建てられますか?
A. 建てられます。
北洲ハウジングの商品ラインナップには「3階建」が用意されています。都市部の狭い土地でも、垂直方向の空間を活かして床面積を確保できるため、限られた敷地でも広さを諦めずに家づくりを進められます。
1年続く家づくり、安心して任せられる担当者と進めませんか
北洲ハウジングの家づくりを後悔なく進められるかは、担当者との相性で決まります。おうちキャンバスは、各社に足を運んで知った担当者の提案力や人柄をもとに、あなたに合いそうな担当者をご紹介します。メーカーや時期によっては、ご紹介特典を受けられることもあります。
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まとめ
この記事では、北洲ハウジングの特徴を網羅的に解説してきました。最後にポイントを振り返りましょう。
北洲ハウジングの5つの特徴
- 大屋根を中心としたデザイン
- 断熱等級6が標準仕様で等級7も取得可能
- C値平均0.46+全棟気密測定
- 耐震等級3+制震ダンパー標準搭載
- 「グッド・エイジング」のタイル外壁と瓦屋根
注意点
- 完全な柱・壁なしの超広大空間には制約がある
- 引き渡し後の完全自由な間取り変更(減築・改築など)
- 対応可能エリアが限られる
北洲ハウジングは、「デザイン性の高さ」と「高性能」をグッド・エイジングへのこだわりによって同時に実現しているハウスメーカーです。注意点はありますが、いずれも事前に理解し、優先順位を決めておけば十分に対処できるものばかりです。
「北洲ハウジングが自分たちに合うかどうか、もっと具体的に知りたい」という方は、おうちキャンバスの無料オンライン相談を活用してみてください。ネットの情報だけでは、自分の予算・土地条件・家族構成に本当に合うかどうかまでは判断しきれないものです。おうちキャンバスの住宅アドバイザーは中立的な立場で、あなたの予算や条件に最適なメーカーと信頼できる営業担当をご紹介します。
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監修者からのひとこと
おうちキャンバスの住宅アドバイザーとして、これまで北洲ハウジングを含む500件以上のご相談に対応してきました。特定のメーカーを売らない中立の立場で、各社の費用・収益・リスクを比較しながら、お客様の意思決定をサポートしています。北洲ハウジングは、向き不向きがはっきり分かれる家。だからこそ、走り出す前に一度、第三者の目で冷静に見極めることをおすすめします。
監修者コメント
北洲ハウジングは、東北・北関東にお住まいの、北欧風のおしゃれで快適に過ごせる家が建てたい方におすすめです!
家づくりの無料相談はこちら本社を宮城県に構えるからこそ、同じ寒冷地や地震の多いエリアに住むあなたの暮らしに合った提案が期待できます。
ですが、どんなにいいメーカーであっても、営業担当の提案次第で家づくりの成功度は大きく変わります。
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