くわしく相談するなら家づくりのプロに相談する プロに聞く前に自分にぴったりの住宅メーカー診断する

トヨタホームの坪単価は95.7万円!30坪の参考価格は2,871万円〜【特徴やどんな人にオススメかも解説】

トヨタホームの坪単価解説

トヨタホームはトヨタ自動車の技術力を活かして、自動車との給電システムつきの、災害に強い家を建てられるハウスメーカーです。

トヨタホームの坪単価めやすは約95.7万円です。
30坪の2階建て住宅の場合、参考価格は2,871万円となります。
(※実際にトヨタホームで建てた人・営業マンの方から直接聞いた価格をもとに、平均値を算出しています)

とはいえ、坪単価だけ聞いてもなかなか具体的なイメージはできないですよね。
そこでこの記事では、桧家住宅を検討しているあなたに、以下の内容をお伝えします。

この記事を読めば、あなたがトヨタホームで家を建てた際の金額をリアルに想像できます。
さらに、トヨタホームの強みを踏まえた上で、あなたがトヨタホームを選ぶべきかどうか判断できます。
トヨタホームをご検討中のあなたに、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容となっております。

もし「自分にとってベストなハウスメーカーを今すぐ知りたい!」という場合は、おうちキャンバスの住宅メーカー診断をご活用くださいね。

ぴったりな3社を手軽に知る住宅メーカー診断

↓ 好みの外観を選択して Web診断スタート

他の外観も見てみる

トヨタホームはトヨタ自動車の技術力を活かし、災害に強い家を建てられるハウスメーカー

坪単価をお伝えする前に、まずはトヨタホームの概要をお伝えします。
トヨタホームは「トヨタ自動車の技術力を活かして、災害に強い家を建てられるハウスメーカー」です。

たてまる
たてまる

トヨタホームは鉄骨なので間取り自由度が高いです。壁をカーブさせるなど、大胆な間取りを実現できます。耐震・断熱・遮音などの住宅性能にも徹底的にこだわれます。

トヨタホームの坪単価は約95.7万円 

坪単価は約95.7万円で、30坪2階建て住宅の参考価格は約2,871万円程度となります。
※建てる地域やオプション、商品によって坪単価が変化します。

トヨタホームの坪単価は、ほかの大手ハウスメーカーの中でも「比較的高価格帯」に分類されます。
当サイトの4タイプ比較表では、「テクノロジータイプ」に該当します。

トヨタホーム坪単価

トヨタホームは、セキスイハイムや一条工務店と同じかそれ以上の価格帯で、桧家住宅やアイ工務店よりも高いハウスメーカーとなります。
比較的価格が高いイメージのあるトヨタホームですが、坪単価80万円台から購入できる半規格商品「シンセLQ」を発売したことで、ブランドイメージが変化しつつあります。

トヨタホームの商品ごとの坪単価

トヨタホームの注文住宅は主にユニット工法の鉄骨住宅を手掛けるハウスメーカーです。
商品は大きく分けて3種類あり、鉄骨ユニット工法の「シンセシリーズ」、EST(鉄骨軸組)工法の「エスパシオシリーズ」、半規格住宅の「シンセ・LQ」から選べます。
また、ワイズジョイントS工法の「シンセ・スマートステージプラス」も、ユニット構法ながら設計自由度の高い注目商品です。

トヨタホームの主力商品の坪単価は次の通りです。

商品名 坪単価めやす 特徴
SINCE Cada
(シンセ・カーダ)
95.7万円〜 鉄骨ユニット工法の2階建て住宅。近未来的なフラット屋根にスクエア型の外観。
SINCE HAGUMI
(シンセはぐみ)
80万円〜 鉄骨ユニット工法の2階建て住宅。可愛い外観と、家族の時間を大切に考えた空間提案。
ESPACIO LS
理想の邸宅
110万円〜 鉄骨軸組工法の2〜3階建て住宅。ALC外壁採用可能。高級感のある外観と魅力的な間取り設計。
SINCE Smart Stage+
(シンセ・スマートステージプラス)
95万円〜 2021年新商品。ワイズジョイントS工法で、バランスの良い間取り実現が可能に。
SINCE LQ
(シンセ・エルキュー)
80万円〜 2022年のモデルチェンジ新商品。規格住宅だが、間取りの自由度が高い。

※商品の発売時期と現在では材料費や人件費、税率が異なりますので、あくまで参考程度に考えてくださいね。

1. SINCE(シンセ)シリーズの坪単価は95.7万円〜

SINCE(シンセ)シリーズは、鉄骨ユニット工法の2階建て住宅です。
シンセシリーズ
の坪単価は95.7万円からとなります。

ハイウォールバルコニーや太陽光パネル、箱型の外観など自由に選べ、邸宅風や二世帯住宅など、コンセプトによって商品名が変わります。
クローゼットとドレッサー付きの「ビューティールーム」や、趣味のための収納・作業スペースなど、おしゃれな間取りを提案してくれます。

たてまる
たてまる

2023年には、新しいフラッグシップモデルの「SINCÉ Code(シンセ・コード)」が発売されました。断熱性を強化し、クルマとの連携を拡充した40~50代ファミリー層向けの商品として注目されています。

2. SINCE HAGUMI(シンセはぐみ)の坪単価は75万円〜

SINCE HAGUMI(シンセはぐみ)の坪単価は75万円からとなります。
シンセはぐみは、鉄骨ユニット工法の2階建て住宅です。

シンセはぐみは外観がかわいいだけでなく、共働き世代の子育てを楽しくする仕掛けがたくさん。
家族イベントの飾り付けが楽しくなる「コミュニケーションウォール」や、こどもの安全に配慮した「スライドゲート」といったアイディアが光ります。

室内壁の位置を変えられる「そだつキッズルーム」で、家族構成やこどもの成長にあわせた間取り設計が可能です。

3. 「ESPACIO(エスパシオ) LS理想の邸宅」の坪単価は90万円〜

「ESPACIO(エスパシオ) LS 理想の邸宅」の坪単価は90万円からとなります。

エスパシオLSは、鉄骨軸組工法の2〜3階建て住宅です。

トヨタホームのエスパシオシリーズでは、耐火性能に優れた、厚さ100mmと高級感のある軽量気泡コンクリート「ALC」を採用できます。
ESPACIO LSも、ALC材をふんだんに使用し、高級感のある「都市の邸宅」を実現できます。

他にも、鉄骨らしいオーバーハングや大開口、円柱状のユニークな間取り設計、インナーバルコニーなどの半戸外空間が魅力です。

4. Since Smart Stage+(シンセ・スマートステージプラス)の坪単価は80万円〜

「Since Smart Stage+(シンセ・スマートステージプラス)」の坪単価は80万円からとなります。

シンセ・スマートステージプラスは、2階建てとHIRAYA(平屋)の2種類から選べる注文住宅です。
ホームオフィスとしての快適性を追求し、抗菌・抗ウイルス機能を備えた空調や、広い空間 づくりを実現しています。

たてまる
たてまる

シンセ・スマートステージプラスは「ワイズジョイントS工法」を採用し、従来の商品の良いところをバランスよく取り入れた間取りを実現できます。

「ワイズジョイントS工法」は耐震性能と間取り自由度が高い

【最新】ワイズジョイントS工法

「Since Smart Stage+」は、「ワイズジョイントS工法」を採用しています。
「ワイズジョイントS工法」はトヨタホームの既存工法2種類の良いところ(地震に強い+間取り自由度が高い)を良いとこ取りした工法です。

旧来のユニット工法は、間取りの制約が多く、家具のサイズに合わせて壁の位置を動かすことができないといった欠点がありました。
しかし「ワイズジョイントS工法」なら、ユニットとユニットの間を+250mm、+500mm、+750mmのピッチで伸ばせます。

たてまる
たてまる

「Since Smart Stage+」は、敷地に合わせて最大限の空間を確保したり、スキップフロアや天井高の低い収納を実現できます。施工精度が高い代わりに間取りの自由度が制限されるユニット工法で、このような間取りは革命的です!

5. 【新商品】SINCE LQ(シンセ・エルキュー)の坪単価は80万円〜

シンセLQ

SINCE LQ(シンセ・エルキュー)はいくつかの間取りから自由に選べる、トヨタホームの半規格住宅です。
坪単価は80万円からとなります。

しかしトヨタホームのシンセ・エルキューは、外観やインテリアプランが豊富で、室内の仕切り壁の位置を変えられるため、他社の規格住宅と比べて自由度が高い点が魅力です。

たてまる
たてまる

SINSE LQには全館空調やクルマde給電が標準仕様で搭載されています。規格住宅というと、間取りや外観・選べるオプションに制限が多いイメージがありますが、SINSE LQはそんなことはありません。これは嬉しいですよね!

自分の予算感に合うハウスメーカーを知りたい方は、おうちキャンバスの「ハウスメーカー診断」を試してみてください。
質問に答えていくと、あなたの好みのデザインや欲しい設備、希望の予算を総合的に分析し、あなたに合ったハウスメーカーが簡単にわかります。

ぴったりな3社を手軽に知る住宅メーカー診断

↓ 好みの外観を選択して Web診断スタート

他の外観も見てみる

より具体的な価格・土地込みの費用感について知りたい方は、おうちキャンバスの公式LINEをご登録ください。
住宅アドバイザーが、トヨタホームの特徴や予算感をお伝えします。
ご希望の方には優秀な営業担当のご紹介も行っております。

LINE限定。ハウスメーカーの坪単価・強みがわかる家づくりのお役立ち情報をお届け。LINE登録はこちら。

【注意】坪単価でハウスメーカーを選ぶことはオススメしない

ここまでトヨタホームの商品と参考価格を紹介してきましたが、ネット上の坪単価だけを基準にハウスメーカーを選ぶのはとても危険です。

なぜなら、「坪単価」という言葉はハウスメーカーによって定義が異なるからです。
このサイトでは、土地代や消費税を抜いた「本体工事費」を元に坪単価を計算しています。
しかし家を建てるときには、本体工事費だけではなく上下水道工事や土地代、消費税代が必要になります。

「坪単価」を出すにあたって、本体工事費だけを元に坪単価を計算している会社もあれば、カーテンなどの内装工事やオプションを含めた総額を坪単価に含める会社もあるため、「必ずこの価格で家を建てられる」とは言い切れないのが、家づくりの怖いところなのです。

たてまる
たてまる

また、同じ商品でも家を建てる場所によって坪単価が前後しますので注意しましょう!

より具体的な商品価格・土地込みの費用感について知りたい方は、おうちキャンバスの「無料オンライン相談」にご参加ください。
家づくりにくわしいアドバイザーが、ハウスメーカーごとの強みと予算感を口頭でお伝えします。ご希望の方には、優秀な営業担当の紹介も行います。

資料請求・展示場に行く前にまずやること

「気になるハウスメーカーが見つかった」とき、すぐに資料請求をしたり、展示場に足を運ぶことはおすすめしません。
未熟な営業マンがあなたの担当になり、一生に一度の家づくりで失敗する可能性があるからです。

経験豊富で親身な営業担当に出会うには、家づくりにくわしい第三者から直に紹介してもらうのが1番です。

おうちキャンバスの「無料オンライン相談」では、優秀な営業担当の紹介だけでなく、その後のサポート・合わなかった場合の担当チェンジにも対応。営業マンには直接聞きづらいローンの組み方や、穏便な値引き交渉術もお伝えします。家づくりの課題感がクリアになります。

夫婦がスマホを眺める写真

▼ こんな人におすすめ ▼
・優秀な営業担当を紹介してほしい方
・住宅メーカー契約前に相談したい方
・複数メーカーを客観的に比較したい方

相談の流れ・サービス詳細

トヨタホームの30坪の実例、総額は「3,500万円から」

トヨタホームの「LQ」は、決まったプランから洗濯することで安価に建てられる半規格住宅です。

下の30坪2階建ての参考プランでは、家族で作業しやすいⅡ型のキッチンと、たっぷり収納つきのLDKが特徴です。
3畳の畳スペースでは、家事をしながら、子どもがおもちゃで遊ぶ姿を見守ることができます。

2階建て・3LDK・延床面積30坪1階の間取り2階建て・3LDK・延床面積30坪2階の間取り

2階はウォークインクローゼットの横に設けたデスクコーナーは、読書やテレワークで活躍します。

トヨタホームのLQでは、上記の間取りに好みの外観デザイン・インテリア・キッチンを組み合わせて、自分に合う家を建てられます。

土地代を1,200万円と仮定した場合の総額は3,500万円〜(※エリアによる)、建物のみの坪単価は80万円からとなります。
▶30坪2階建ての間取りを優秀な営業マンに相談する

トヨタホームで人気のオプション

個人的にオススメしたいオプションは3つあります。

  1. 全部屋の冷暖房を管理する「スマートエアーズPLUS」
  2. 軽量気泡コンクリート外壁「ALC」
  3. トヨタならではの「クルマde給電」

順番に説明します。

1. 全部屋の冷暖房を管理する「スマートエアーズPLUS」

トヨタホームでは、第一種全館空調システム「エアトリオ」に、全部屋の冷暖房ができる「スマートエアーズPLUS」をオプションで追加できます。
スマートエアーズPLUSをつけると、冬でも家じゅうポカポカになります(費用は100〜130万円程度)

ただしスマートエアーズPLUSの温度設定は各部屋ではなく階ごと、かつ1階の床に吹出口がつくため、間取り設計を工夫する必要があります。

2. 軽量気泡コンクリート外壁「ALC」

オススメオプション・ALC外壁

トヨタホームで「エスパシオ」シリーズを建てるなら、オリジナルの外壁材「ALC材」がオススメです。
トヨタホームの標準外壁は、オリジナルの窯業系サイディング「ニューセラミックウォール」ですが、エスパシオシリーズを建てるとオプションでALCを選択できます。

ALC材の厚みは、業界トップクラスの100mm
外壁にALC材を用いることで重厚感・高級感が生まれます。

たてまる
たてまる

さらにALC材は耐火性が優秀で、外から1000℃の高温を受けても、室内温度は30分で2℃しか上がりません。
この性能により、たとえ住宅密集地でも、隣家の火災に巻き込まれづらいというメリットがあります。

※「シンセ」シリーズの場合、オプションはALC外壁ではなくLIXILのタイル外壁となりますのでご注意ください。

3. 「クルマde給電」システム

クルマde給電

3つ目のオススメは、「クルマde給電」システムです。
これは停電の際に車から電気をもらえるシステムで、約4日半、最大1,500kWの電気が使えます。これはスゴイことです!
これがあれば、停電時にも冷蔵庫のものが腐らなかったり、スマホの充電などもできます。
周りの家が停電しているのに、自宅だけはいつも通り電気を使えるなんて、なんだか得した気分ですよね。

たてまる
たてまる

また、電気自動車を持っていなくても、アクアやプリウス、ハリアーなど、トヨタ自動車の約20車種で給電が可能なのも嬉しいポイントです!

ちなみにクルマde給電は、2021年度グッドデザイン賞ベスト100に選出されています!機能面だけでなく、デザイン性も評価されている機能なんですね。
トヨタホームの給電システムは、スマホでカンタンに操作できるので、機械が苦手な方も安心です。

トヨタホームの主なオプションの費用相場は次の通りです。

その他のトヨタホームのオプション・価格一覧(タップで展開)

主なオプション 金額(税抜)
制震ダンパーT4システム 4方向で約60〜70万円
給電スタンド「V2H」 約90万円
非常時給電システム「クルマde給電」 約25万円
ピュア24セントラル 約50万円(2か所)
スマートエアーズPLUS 約100〜130万円
ホームコーティング 35,000円
空気清浄システム エアイー:約23,000円/10平米
エアイー+:36,740円/20平米
屋根材をスレートから陶器瓦に 約35〜40万円(建坪35の2階建て住宅の場合)
サイレントウォール(遮音室内壁) 約15,000円/m
太陽光パネル 5kWあたり約130万円
蓄電池 約100万円
たてまる
たてまる

メンテナンス性能を上げるために屋根材を「スレート」から「瓦」に変更するオプションもオススメです!

防犯を高めたい方には「エアリーガード」がオススメ

「エアリーガード」は、自動で日射を制御する電動防犯シャッターです。
これはトヨタ自動車株式会社とトヨタホーム株式会社、アイシン精機株式会社の3社共同商品で、国内初の自動日射制御機能を持った電動防犯ブラインドシャッター商品となります。

エアリーガードは、防犯シャッターとしての機能にプラスして、日光を遮り、外の空気を取り込むブラインドを追加した画期的な商品です。

たてまる
たてまる

タイマーを設定すると、起床時刻に合わせてブラインドが上がり、朝日を感じながら目覚める…なんてことも可能です。
これは憧れますよね!

その他のトヨタホームの標準仕様(タップで展開)

トヨタホームでは、LIXILの中グレードキッチンやTOTOのトイレなどを標準で採用できます。
住宅設備
キッチン LIXILシステムキッチンI型 W2550 ほか
お風呂 Pリクシル LアライズZ、M ほか
トイレ TOTO ZJシリーズ ほか
洗面台 パナソニック「ウツクシーズ」W750 ほか
  • 外側サッシ:アルミ
  • 内側サッシ:樹脂
  • 枚数:2枚
  • 間のガス:アルゴンガス
(※追加料金で3枚ガラス、クリプトンガスへのグレードアップが可能)
外壁 窯業系サイディングボード「ニューセラミックウォール」
(※オプションでタイル材・ALC外壁に変更可能)
断熱 【鉄骨ユニットラーメン工法(シンセ)】
  • 天井:高性能グラスウール16K 210mm
  • 壁:高性能グラスウール16K 100mm
  • 床:床下断熱高性能硬質ウレタンフォーム 35mm
     
【EST工法(エスパシオ)】
  • 天井:高性能グラスウール16K 210mm
  • 壁:高性能グラスウール16K 65mm
  • 床:硬質ウレタンフォーム 20mm
屋根 コロニアルグラッサ(スレート)
(※オプションで瓦屋根に変更可能)
トヨタホームの情報
構造 鉄骨造(鉄骨ラーメン構造、鉄骨軸組工法)
坪単価 約95.7万円(やや高価格帯)
換気システム 第3種換気システム(標準)
熱交換率82%の第一種換気システム「ピュア24セントラル」(オプション)
屋根 スレート(標準)
瓦(オプション)
外壁 サイディング(標準)
タイル(オプション)
厚み100mmのALC外壁(エスパシオ オプション)
天井高 【エスパシオ】
  • 19種類の高さから選択可能(1.04m〜4.42m)
断熱材の厚み 【シンセ】
  • 屋根:高性能グラスウール16k 210mm
  • 壁:高性能グラスウール16k 100mm
  • 床:床下断熱高性能硬質ウレタンフォーム 35mm

【エスパシオ】
  • 屋根:高性能グラスウール16k 200mm
  • 壁:硬質ウレタンフォーム 65mm
  • 床:硬質ウレタンフォーム 20mm
  • 外側樹脂・内側アルミ
  • 2枚ガラス
  • アルゴンガス入り
(※オプションでトリプルガラス、クリプトンガス)
基礎
  • 布基礎が標準(※地域により異なる)
  • 基礎幅170mm
保証期間
  • 構造40年、防水30年
    (屋根が陶器瓦以外の場合は構造30年、防水20年)
  • 最長60年保証
  • 設備保証10年
会社設立 2003年4月1日(※大本のトヨタT&Sは1950年6月設立)
対応エリア 日本全国(※ただし展示がない県もあるので注意)

トヨタホームの外壁

カーブドウォールとALC外壁

トヨタホームの標準仕様の外壁は、窯業系サイディングです。
ただしシンセシリーズではLIXILの「親水ナノタイル」、エスパシオシリーズでは「ALC外壁」を採用することで、家の外観に重厚感と高級感が生まれます。

また、2022年にはシンセシリーズを対象に総タイル仕様「V.S(バリュースペック)」も発売されました。
こちらは外壁を総タイルにできる仕様です。
タイルのバリエーションは83種類
高級感を演出しながらメンテナンス性にも優れているという、注目の商品です!

トヨタホームで建てた人の声

過去にトヨタホームで家を建てた人に、Webアンケートで「満足していること」「後悔していること」を聞いてみました。

1. トヨタホームで満足していること

まずは「満足していること」について質問したところ、工期の短さやスタッフの対応、室内の空調の快適さに満足している人が多いことがわかりました。

男性
Tさん 愛知県在住 2018年新築

完成までが早かった点。気密性が高く、エネファームと全館空調があるので快適に過ごすことができる点。

男性
Kさん 愛知県在住 2020年新築

大手ハウスメーカーなので災害時の対応や、建てた後のメンテナンスやアフターフォローが手厚いトヨタホームに決めました。気密性が高いので冬はとてもあたたかく快適に過ごすことができています。

逆に、後悔している点も聞いてみました。

2. トヨタホームで後悔していること

逆に後悔している点について聞いたところ、図面と立体イメージのギャップに対する不満が挙げられました。

男性
Tさん 愛知県在住 2018年新築

紙面で間取りを練って、ある程度形になったら立体イメージを作ってもらうという流れだったので、後になって立体にした時後悔ポイントが出てきたりしたこと。

このような失敗を避けるには、最初にじっくりと間取り・採光を検討し、後悔のない設計にすることが大切です。
間取り設計にくわしく、信頼できる営業担当と出会うことが、家づくり成功の鍵となります。
▶ 信頼できる営業担当と出会う方法

トヨタホームの3つの強み

他のハウスメーカーと比較して、トヨタホームならではの強みが3つあります。順番に解説します。

  1. 地震・火事などの災害に強い
  2. トヨタの車と連動した給電システム
  3. 間取り自由度が高い

1. 地震・火事などの災害に強い

地震と火事に強い

トヨタホームは軽量鉄骨造で基礎も強いため、非常に地震に強いです。
直径125mmの太い鉄骨柱を使った「鉄骨ラーメンユニット工法」と、大地震の際に建物を守ってくれるラチス材が入った「EST工法」を採用しています。

壁の中に「制震ダンパーT4システム」を入れることで、さらに地震に強い家になります(※オプションかつ、そもそも住宅の耐震性能がかなり高いので、つける人は珍しいようです)。

家の土台となる基礎もハイレベル

災害に強い家を建てるには、基礎の強度も重要です。
トヨタホームの基礎は主筋こそ太さ13mmと一般的ですが、基礎幅は170mmと業界内でも厚く、さらに基礎のベースと立ち上がりの打ち込みを同時に行う「一体打ち」を行っています。
これにより、業界内でもしっかりした基礎になります。

耐火性能も優秀

トヨタホームでは、都市部での密集地でも近所の火災に巻き込まれにくい防災住宅を実現できます。
防災住宅を支えるのは、軽量気泡コンクリートパネルALC材」入りの外壁と、防災シャッターのあわせ技。

たてまる
たてまる

さらにトヨタホームでは、コンクリートの強度を全邸で測定・試験しています。一見普通のことのようですが、この対応は業界ではかなり手厚いほう。一邸一邸、施工品質に真摯に向き合っていることがわかりますね!

2. トヨタの車と連動した給電システム

トヨタの車と連動した給電システム

トヨタホームは「トヨタ自動車」のグループ企業であることから、車と家の連動にかなり力を入れています。

「+RESILIENCE(プラスレジリエンス)」といって、住宅と車をつなぐ技術が優れています。
トヨタホームの給電システムは3つあり、まとめて「エネトリオ」と呼ばれています。

  • 家から電気をもらい自動車を充電する「壁付型充電器」
  • 家と車、双方に電気を充電できる「V2Hスタンド」
  • 業界初の非常時給電システム「クルマde給電
たてまる
たてまる

他のメーカーはまず、「家を工夫して、より快適な住まいをつくろう!」と考えますが、トヨタホームは「家+車」で業界を変えようとしているんですね。

3. 間取り自由度が高い
カーブドウォールとALC外壁

トヨタホームの住宅は鉄骨住宅かつ使用するユニットを独自に改良しているため、鉄骨系メーカーの中でも間取り自由度がかなり高いです。

トヨタホームには「鉄骨ラーメンユニット工法」のシンセシリーズと「EST工法」のエスパシオシリーズがあります。
より特殊な間取りを追求するなら「エスパシオシリーズ」がオススメです。
ただし、エスパシオシリーズは取り扱い不可の地域もあるため注意してください。

鉄骨ラーメンユニット工法 EST工法(鉄骨軸組工法)
使用される商品 シンセシリーズ エスパシオシリーズ
構造 125mmの太い鉄骨柱(鉄骨ラーメンユニット)を組み合わせる方法 鉄の柱と梁で家を組む方法
メリット
  • 地震に強い
  • 工場で85%完成させるのでミスロスが少ない
  • 工期が短い
  • エスパシオよりも坪単価が安い(-10万円程度)
  • 間取り自由度が高い(他社では断られることもある、アーチを描くようなデザインも可能)
  • 道路幅が狭くても建築可能
デメリット
  • 間取りに制限が出やすい
  • シンセよりも断熱材が薄い
  • シンセよりも坪単価が高い
こんな人にオススメ!
  • より災害に強く施工品質の高い家を建てたい
  • 寒冷地に住む人
  • 都市部などの狭い土地に家を建てる予定
  • 天井高にこだわりたい

それぞれの工法の違いをカンタンに紹介します。

(1)独自のユニットで間取り自由度を高めた「鉄骨ラーメンユニット工法」

地震・火事などの災害に強い

そもそもユニット工法とは、鉄のフレームを組み合わせて住宅を作る工法のこと。
施工品質が高く工期が短いというメリットがあるものの、特定の場所に必ず柱が入ることから、間取りに制限が生まれてしまうというデメリットがありました。

しかしトヨタホームでは「ユニット工法でも間取り自由度を上げられる!」という発想のもと、28種類ものユニットを用意し、さらに斜めにカットしたユニットと組み合わせることで、ユニット工法ながら間取りの自由度を追求しています。

たとえばユニットの梁部分を補強することで、最大35畳の柱のない空間を実現することも可能です。

たてまる
たてまる

「シンセ・スマートステージプラス」という商品では、従来のユニット同士を少しだけつなぐ「ワイズジョイント工法S」を採用し、スキップフロアや天井高の低い収納空間も実現できるようになりました。

(2)大開口やオーバーハングが可能な「EST工法」

EST工法

いっぽう、エスパシオシリーズで使われる「EST工法(鉄骨軸組工法)」はそもそもの自由度が高く、基本的に何でもできます

ホールのような大空間や開放感のある大きな窓、2階の外壁を外側に突き出すオーバーハングを採用でき、25cmピッチで拡張や縮小も可能です。
都市部等の狭い土地に家を建てるときも、敷地を最大限有効活用できます!

たてまる
たてまる

また、天井高も19種類から選べ、最大4m42cmまでとれます。ただし、エスパシオシリーズは取り扱い不可の地域もあるため注意してください。

トヨタホームの家はこんな人にオススメ!

トヨタホームの住宅は、とくに次のような方にオススメです。

  • 地震や火事に強い家を建てたい
  • 大災害や停電時に自宅で冷蔵庫を使ったりスマホの充電をしたい
  • トヨタの自動車を持っている

トヨタホームの懸念・よくある質問

トヨタホームを検討中の方からよくいただく質問を2つ紹介します。

トヨタホームの坪単価は高い?

トヨタホームの坪単価は約95.7万円です。
30坪2階建て住宅の参考価格は2,871万円ほどとなります。
トヨタホームの坪単価は、大手ハウスメーカーの中でも、比較的高価格帯に分類されます。

トヨタホームの場合、価格が高いことでハイクオリティな提案や車への給電システム、期待でき、さらにご近所にも「トヨタホームで建てた」ことをアピールできるため、一概に「高い=悪」とはいい切れません

トヨタホームの家は寒い?

よく「トヨタホームの鉄骨住宅は寒い(断熱性能が弱い)」と言われますが、これは誤りです。

背景として、最近の住宅業界では、まるで魔法瓶のような「高断熱・高気密住宅」が注目されており、壁の断熱材の厚みを増やして、開口部(窓)をなるべくとらない木造住宅が人気です。

その点、トヨタホームのような鉄骨住宅、そして広い空間や大きな窓を活かした設計提案は、木造住宅よりも断熱性能が低く見られがちです。
トヨタホームの家は、「充填断熱工法」を採用し、ZEH基準を満たすUA値0.5〜0.56の断熱性能が担保されています。


トヨタホームで、しっかりした間取り設計のもと、理想通りに打ち合わせを進められるかどうかは、優秀な営業マンと出会えるかにかかっています。

とはいえ、住宅展示場で親身な営業担当と運命的な出会いをすることは、なかなか難しいものです。
おうちキャンバスのオンライン相談では、ご希望の方に限り、全国大手ハウスメーカーの優秀な営業担当の紹介を行っています。
ご希望の方は、事前アンケート、もしくはヒアリングの途中で「営業担当を紹介してほしい」とお申し付けくださいね。

理想が叶うハウスメーカーと親身に寄り添う営業担当を紹介

トヨタホームと比較検討されるハウスメーカー

トヨタホームとよく比較・検討されるハウスメーカーは次の通りです。

参考価格(30坪2階建て住宅の場合) 特徴
住友林業 3,351万円〜 木造。植林からこだわり、心地よい木の質感と耐震性を備えた家をつくるハウスメーカー。
積水ハウス 3,303万円〜 木造・鉄骨造。耐震性・間取りの提案力に優れたハウスメーカー。
ヘーベルハウス 3,555万円〜 主に重量鉄骨造。地震だけでなく火災や水害にも強い家づくりが特徴のハウスメーカー。
セキスイハイム 2,844万円〜 主に鉄骨造。「あったかハイム」で有名。高いメンテナンス性能を誇るハウスメーカー。
一条工務店 3,069万円〜 木造。気密性と断熱性に優れた家をつくるハウスメーカー。

「ハウスメーカーの数が多すぎて、どれを選べばよいかわからない」
という方は、当サイトの住宅メーカー診断を試してみてください。

質問に答えていくと、あなたにぴったりのハウスメーカーがわかります。

ぴったりな3社を手軽に知る住宅メーカー診断

↓ 好みの外観を選択して Web診断スタート

他の外観も見てみる

この記事のまとめ

最後に、この記事で紹介したトヨタホームの概要をまとめます。

たしかな実績をもつハウスメーカーで、地震などの災害に強く、車と連動した家を建てたい方には、トヨタホームがオススメです。

ハウスメーカー選びで悩んだら、ぜひハウスメーカー診断やオンライン相談をご活用ください。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

あなたの家づくりがより素敵なものになるよう心より願っております。

担当者コメント

たてまる
家づくり専門アドバイザー
たてまる

ハウスメーカーでお悩みの方から、よく「このメーカーと今メーカーで迷っているんですがどっちがおすすめですか?」とご質問をいただきます。
ですが、正直どちらがおすすめかはパッと答えられません。

なぜなら、あなたの好みや趣味、家族構成、価値観など本当に細かいことによって、そのメーカーに合うか合わないかが決まってくるからです。

おうちキャンバスのオンライン相談では、1時間じっくりあなたの好みや悩みをヒアリングして、ぴったりなメーカーを紹介いたします。

いくつかハウスメーカーを見たけれどいまいちしっくりこない方、ハウスメーカーが多すぎてどこがいいのかわからなくなってしまった方はぜひご活用くださいね。

オンライン相談の流れ・詳細

家づくりを始める方へ、お役立ちコンテンツ。あなたの家づくりをサポート

オンライン相談とは...ご自宅から気軽に約60分のご相談であなたにベストな1社が分かります

大手から中堅ハウスメーカーまで数十社に対応

累計35,000人以上が活用した住宅メーカー診断にて、あなたに合うハウスメーカーをご提案し、ご希望される場合はご紹介いたします。各ハウスメーカーの特徴やネットには掲載されていない「坪単価情報」も面談中にお伝えします。

コラム一覧