「30坪の注文住宅っていくらで建つの?」
「ハウスメーカーごとに費用はどれくらい変わるの?」
「費用を抑える方法はあるの?」
今回はそんなあなたの疑問にプロの注文住宅アドバイザーがお答えします。
ズバリ!30坪の注文住宅の平均価格は3,160万円です。
【住宅】平均価格:3,160万円
【土地】平均購入資金:1464万円
【土地込み】平均総額:4,624万円
この記事では、プロのアドバイザーから30坪の注文住宅にかかる費用を解説していきます。
- 30坪の注文住宅にかかる費用
- 【ハウスメーカー28社】坪単価と30坪あたりの価格
- 【間取り紹介】30坪の注文住宅の間取り事例3選
- 費用を抑えて建てるポイント5つ
「自分の希望の間取りがいくらで建つのか知りたい」
「自分の予算と希望に合ったハウスメーカーを紹介してほしい」
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この記事の監修者
大学で材料工学・建築素材を研究、30歳でマイホーム購入を決意。コツコツと住宅知識を増やし、満足の家を建てた経験を持つ。現在は「はなまるな家を建てよう🌸」をモットーに、家づくりで役立つ情報をYouTube、SNSにて発信している。
30坪の注文住宅は3〜4人がゆったり過ごせる広さ!
そもそも、30坪の注文住宅とはどれくらいの大きさなのでしょうか?
家づくりを進めていくと、「◯◯坪の家」「延床面積△△坪」という言葉をよく目にしますが、いきなり希望の坪数を聞かれてもイメージがつかないのが正直なところですよね…。
イメージとして、1坪は畳2枚分くらいの大きさです。
また1人に対して必要は坪数は8坪といわれています。
そのため、30坪の注文住宅のイメージとしては3〜4人家族がゆったり過ごせる広さで、3~4LDKを想定しておくといいでしょう。
30坪の間取りをすぐに知りたい人はコチラをタップ
(同じ記事の間取り事例に飛びます)
30坪の注文住宅の平均価格は3,160万円
30坪の注文住宅の価格はズバリ!3,160万円です。
国土交通省住宅局の「令和4年度住宅市場動向調査 報告書」によると全国の住宅平均価格は以下の結果となっています。
注文住宅建築資金:3,935万円
注文住宅(新築)の延床面積:37.35坪(123.5㎡)
1坪あたり:約105.35万円
30坪の場合は105.35万円×30坪=3,160万円となり、
平均価格は約3,160万円になります。
※ここで紹介している金額は土地購入資金を除いた諸経費込みの住宅建築資金の総額です。
【おうちキャンバス調べ】平均価格は2,831万円
おうちキャンバスで行ったアンケートでは、30坪の注文住宅の平均価格は2,831万円です。
対象:30~30.99坪の注文住宅購入者
アンケート調査期間:2022/2/17~2022/3/3、2023/4/28~2023/5/8
国土交通省が出している数値より300万円ほど低い結果となっていますが、30坪の注文住宅を建てるには3,000万円前後は必要ということがわかります。
土地の平均購入資金は1,464万円【30坪の注文住宅】
土地購入資金は全国平均で 1,819 万円です。
住宅の平均延床面積が37.35坪であることを踏まえると、30坪の注文住宅の場合、平均土地購入資金は1,464万円になります。
ただ土地価格は地域差が大きいため、あくまで平均であることを忘れないようにしましょう。
同じ広さの土地でも、数百万円台で購入できるエリアもあれば、首都圏の人気エリアでは5,000万円をこえることもあります。
全ての希望を叶えようとすると、当然費用は高額になってしまいます。
予算も希望も全て満たした完璧な土地は存在しないと考えていいでしょう。
そのため、土地を探す際ははじめに希望条件の優先順位を決めておくのがオススメです。
優先順位を設定しておくことで、土地の候補を絞り込みやすくなり、スムーズに進めることができます。
土地代込みの平均総額は4,624万円【30坪の注文住宅】
30坪の注文住宅を建てるために必要な費用の平均総額は4,624万円です。
住宅価格:3,160万円
土地購入資金:1464万円
平均総額:4624万円
ここまで30坪の注文住宅を建てるために必要な費用を解説してきました。
次のブロックではハウスメーカーごとの坪単価と30坪あたりの住宅価格を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
【ハウスメーカー28社】坪単価と30坪あたりの住宅価格を紹介
ここからは、ハウスメーカー別の坪単価と30坪あたりの住宅価格を紹介します。
先ほど住宅にかかる費用を紹介しましたが、 ハウスメーカーによって住宅価格は大きく変わります。
どのハウスメーカーが自分の予算と合うのかチェックしていきましょう!
※ 以下金額は、土地代を抜いた建築費用(諸費用込み)をベースに算出しています。
※ おうちキャンバスでは、実際にハウスメーカーで建てた人・営業マンの方から直接聞いた価格を参考に、坪単価を記載しています。
坪単価と30坪あたりの住宅価格【表一覧】
ハウスメーカー | 坪単価 | 30坪あたりの本体参考価格 |
---|---|---|
三井ホーム | 127万円 | 3,810万円 |
ヘーベルハウス | 118.5万円 | 3,555万円 |
住友林業 | 111.7万円 | 3,351万円 |
積水ハウス | 110.1万円 | 3,303万円 |
大和ハウス | 108.7万円 | 3,261万円 |
スウェーデンハウス | 104.3万円 | 3,129万円 |
パナソニックホームズ | 103.5万円 | 3,105万円 |
一条工務店 | 102.3万円 | 3,069万円 |
トヨタホーム | 95.7万円 | 2,871万円 |
セキスイハイム | 94.8万円 | 2,844万円 |
ミサワホーム | 92.7万円 | 2,781万円 |
ウィザースホーム | 91.8万円 | 2,754万円 |
住友不動産 | 91.2万円 | 2,736万円 |
ヤマト住建 | 90.2万円 | 2,706万円 |
アイ工務店 | 89.4万円 | 2,682万円 |
クレバリーホーム | 88.5万円 | 2,655万円 |
桧家住宅 | 88.2万円 | 2,646万円 |
アエラホーム | 84.5万円 | 2,535万円 |
日本ハウスHD | 82.1万円 | 2,463万円 |
セルコホーム | 78.3万円 | 2,349万円 |
アキュラホーム | 69.9万円 | 2,097万円 |
ヤマダホームズ | 69.4万円 | 2,082万円 |
タマホーム | 67.8万円 | 2,034万円 |
アイフルホーム | 65.2万円 | 1,956万円 |
アイダ設計 | 63万円 | 1,890万円 |
レオハウス | 56万円 | 1,680万円 |
一建設 (飯田グループHD) |
50万円 | 1,500万円 |
オープンハウス | 43万円 | 1,290万円 |
「予算とあわせて、デザインや希望が合うハウスメーカーも知りたい!」という方に向けて、「住宅メーカー診断」もご用意しています。
希望のデザインや間取りを選ぶと、あなたにピッタリのハウスメーカーがわかります!
結果はおうちキャンバス公式LINEから届きます。ぜひ診断してみてくださいね!
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30坪の注文住宅はこんな間取り!【事例3選】
「30坪の住宅ってどんな間取りになるんだろう?」
坪数のイメージはなかなかつきづらいので、そう考える人も多いはずです。
ここでは、30坪前後の実際の間取り事例をご紹介していきます。
ぜひ間取りや生活動線のイメージの参考にしてください!
4LDK・2階建【30坪】
こちらは2階建の4LDKで、延床面積はピッタリ30坪です。
1階は家事動線を意識してリビング中心に水回りを配置しています。
和室もあるため、子供が遊ぶスペースやちょっとしたワークスペースとしても活用可能です。
階段した収納やWICなど、収納スペースも充実しているため、持ち物が多い方も安心ですね!
3LDK・2階建【32坪】
こちらは2階建の3LDK、延床面積32坪の住宅です。
特徴は、20帖超えの開放感あるリビングです。
2階のホール部分を広めに取っているため、ワークスペースや子供の勉強場所として使えます。
部屋干しスペースとしても活用できそうですね!
個室もゆとりある広さに設定されているため、個室で過ごす時間が多い人もストレスフリーで生活できそうです。
4LDK・2階建【34坪】
こちらは2階建の4LDK、延床面積34坪の住宅です。
34坪の場合、各部屋の広さや動線部分にさらにゆとりが生まれてきます。
1階は玄関ホールを広めに取っており、リビングもお友達を招いてもゆったり過ごせる広々空間になっています。
お風呂と脱衣洗面室は2階にあるため、子供をお風呂に入れた後すぐに寝室に直行できるのも魅力ですね!
家づくりで悩んだらプロの住宅アドバイザーに相談するのがオススメ【無料相談】
「坪単価や間取りはわかったけど、どのハウスメーカーが私に合ってるの?」
「30坪の注文住宅ってそもそも私たちに合っているのかな?」
「もう少し予算を下げて家を建てたい…」
そんな方にオススメしたいのが、おうちキャンバスの無料オンライン相談です。
実際の相談ではこんなお話をします!
- ハウスメーカー選びから契約後のお引越しまで、家づくりの進め方をご説明
- 【年収・予算別】あなたに合った住宅ローンの組み方
- 予算と希望の間取りやデザインに合ったハウスメーカーの紹介
他にも悩みや不安があれば、プロの住宅アドバイザーが親身にアドバイスします。
もちろん、費用は一切かからないので安心してご利用くださいね。
30坪の注文住宅を費用を抑えて建てる方法5つ
ここからは30坪の注文住宅を費用を抑えて建てる方法を紹介していきます。
費用を抑える方法は以下の5つです!
- シンプルなデザインにする
- 総2階にする
- 水回りを1箇所にまとめる
- キャンペーンや紹介割を活用する
- 規格住宅を検討する
それでは、くわしく見ていきましょう!
シンプルなデザインにする
費用を抑える方法1つ目はシンプルなデザインにすることです。
壁紙や外壁のデザイン、間取りにこだわりすぎると、当然材料費や建築費が上がってしまいます。
そのため、費用を抑えたい方はなるべく追加費用のかからないものを選んだり、壁や仕切りを少なくしてシンプルな間取りにするのがオススメです。
総2階にする
2つ目は総2階建の住宅にすることです。
同じ坪数の住宅を建てる場合、総2階建は平屋や1階部分が大きい住宅と比べて費用が抑えられます。
理由は1階面積が小さくなることで基礎面積が小さくなり、工事費用が抑えられるからです。
総2階建には他にもこんなメリットがあります。
- 外壁や屋根に凸凹が少ないため経年劣化に外壁トラブルが起きにくい
- 外壁の表面積が小さいため、断熱気密性が高くなりやすい
- 安定性が高いため、地震に強い
費用面以外の観点から見ても、総2階建は良いことづくしなんですね。
ぜひ検討してみてください!
水回りを1箇所にまとめる
3つ目は水回りを1箇所にまとめることです。
水回りをバラバラに配置してしまうと、配管工事が複雑になるため工事費用が嵩んでしまいます。
1箇所にまとめれば、作業工程も減るため工事費用を抑えられるんです。
メンテナンスも楽になるため、長期的なコストを抑えるうえでも水回りを集中させるのはオススメです。
キャンペーンや紹介制度を活用する
4つ目はキャンペーンや紹介制度を活用することです。
ハウスメーカーでは、プレゼントや割引キャンペーンを開催することがあります。
住宅設備の無料グレードアップや建築資金プレゼントもやっていることがあるので、気になっているハウスメーカーがある場合は定期的に情報をチェックしておくと、おトクに家が建てられるかもしれません。
紹介制度とは、そのハウスメーカーで建てた人の紹介で家を建てることで、紹介した人と紹介された人が謝礼金や割引を受けられる制度のことです。
建物価格から数%割引を受けられることもあるので、建てたいハウスメーカーで家を購入している人が周囲にいたら、紹介制度が使えるか聞いてみるのもいいでしょう。
ただ、一点注意点がございます。
それは知り合いからの紹介の場合、紹介してもらった手前、お断りがしにくいということです。
数社並行で検討していて断る可能性が高い場合は、紹介制度は使わない方がいいかもしれません。
規格住宅を検討する
5つ目は規格住宅を検討することです。
規格住宅とは、選択肢の中から希望の間取りやデザインを選んで建てる住宅のことです。
人気の間取りやプロが厳選したプランから選ぶことができるため、失敗が少ないのもポイントです。
住宅をトータルプロデュースしたい人には向きませんが、生活しやすい間取りを希望している人や高品質の家を安く建てたい人にはピッタリなので、当てはまる方はぜひ検討してみてください!
▼規格住宅についてもっとくわしく知りたい方はこちら▼
規格住宅ハウスメーカー10選!2024年大注目の規格住宅を徹底解説
(別の記事に飛びます)
【チェック】長期的なメンテナンスコストも考えよう
費用を抑えるときに注意してほしいのが、メンテナンスコストです。
初期費用を抑えるために外壁や屋根、性能などを妥協しすぎると、後々修理費用が必要になったり、メンテナンス回数が増えたりする可能性があります。
「費用を抑えるために頑張ったのに、結局たくさんお金がかかってる…」
なんてことになったら悲しいですよね。
家づくりの際には初期費用だけではなく、長期的に考えた場合どのくらい費用がかかってくるかも忘れずにチェックしましょう。
「家づくりについての情報をもっと知りたい!」という方に向けて
おうちキャンバスの公式LINEでは、家づくりに役立つおトクな情報や最新情報をお届けしています。ぜひご活用ください!
まとめ
ここまで、30坪の注文住宅にかかる費用やハウスメーカー別の住宅価格、費用を抑えるためのポイントを解説してきました。
- 330坪の注文住宅にかかる費用は平均3,160万円(諸経費込み)
- ハウスメーカーによって坪単価に差があるため、予算に合わせたハウスメーカー選びが必要
- 注文住宅を購入する場合は長期的なメンテナンスコストも考える
この記事を読んだあなたが、希望がかなった理想の家を建てられることを祈っております!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
担当者コメント
予算に合わせた家づくりは非常に大切です。
しかし、長期的なコストを考えずに初期費用を抑えようとするのはキケンです。
「一番安い外壁を採用したけど、何度も修理や塗り替えが必要で、数百万円もかかってしまった…」と後悔している人、けっこういらっしゃるんです。
そんな後悔をしないためにも、注文住宅を建てる際は費用だけでなく、メンテナンス性や光熱費にかかわる断熱性なども総合的にチェックする必要があります。
家づくりで悩んだときは、客観的な視点からアドバイスをもらうのも一つの方法です。
オンライン相談の流れ・詳細おうちキャンバスの無料オンライン相談では、プロの注文住宅アドバイザーがあなたの家づくりをサポートします。
お悩みへのアドバイスや希望にピッタリなハウスメーカーの紹介も行なっているので、お気軽にご相談くださいね!