「木造住宅」と聞くと、どんな家を思い浮かべますか?
「外観からも木の温もりを感じる日本家屋のイメージ」
「地震や火事が不安な、災害に弱いイメージ」
など、良いイメージも悪いイメージもあるかと思います。
ただ、実はそんなイメージを良い意味で裏切ってくれるハウスメーカーもたくさん存在するんです!
今回はその中でもとくにオススメな木造住宅のハウスメーカーを24社ご紹介いたします!
「耐震性ってどうなの?」
「鉄骨よりも劣るんじゃないの?」
といった、木造住宅の気になるポイントも解説しておりますのでぜひ最後までご覧ください!
また、「サクッと自分に合うハウスメーカーを知りたい!」という方は、おうちキャンバスのハウスメーカー診断を試してみてくださいね。
ご要望や予算など、必要項目を入力するだけで日本全国に35,000社以上あるハウスメーカーの中から、あなたにぴったりの1社がわかりますよ♪
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家づくり専門アドバイザー
大学で材料工学・建築素材を研究、30歳でマイホーム購入を決意。コツコツと住宅知識を増やし、満足の家を建てた経験を持つ。現在は家づくりで役立つ情報をYouTube、SNSにて発信している。
木造住宅のハウスメーカー選びでチェックしたいポイント
さて、ただ「オススメ」と言っても、なんでオススメなのかわからないと納得してハウスメーカー選びができませんよね。
ですので、ここでは本記事で「オススメ」と判断したポイントをご紹介します!
ご自身でハウスメーカーを比較検討する際も活用できるポイントとなっておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
今すぐオススメハウスメーカーを知りたいという方はこちら
(ご紹介している見出しへ遷移します)
チェックポイントは8項目
断熱性・気密性をを追求したい
鉄骨住宅に比べて、木造住宅の方が断熱性を高めやすい傾向にあります!
どのハウスメーカー・商品でも必ず木造住宅の方が高いというわけではないため、ご注意ください。
生活しやすい広さで暮らしたい
ワンフロアの柱なしのリビングや一面窓の大開口などは実現できない可能性も…
生活しやすい広さ(20〜30畳程度)であれば実現可能です!
平屋〜2階建てを検討している
3階建て以上は対応できるハウスメーカーが限られる場合がございます。
平屋〜2階建てであれば実現可能かつコスパの良さが光りますよ!
予算を抑えたい
資材の都合上、鉄骨住宅よりも価格が抑えられる傾向にあります。
余裕を持ってローンを返済したい、教育費にもお金をしっかり使っていきたいという方には木造住宅がオススメです。
木と聞くと地震などで崩れてしまうのでは?と不安になりますよね。
現代の住宅では、一度の地震で倒壊してしまうおそれはほぼありません。
ただ、数値で見た方が安心できるのは確かですので、ここでは耐震性を表す指標や計算をご紹介いたします!
耐震等級
品確法に基づいて制定された「住宅性能表示制度」で定められている指標のこと。
等級1:極めて稀に(数百年に一回)発生する地震による力に対して建物が倒壊、崩壊等しない程度
=建築基準法がすべての建物に求めている最低基準
等級2:極めて稀に(数百年に一回)発生する地震による力の1.25倍の力に対して建物が倒壊、崩壊等しない程度
等級3:極めて稀に(数百年に一回)発生する地震による力の1.5倍の力に対して建物が倒壊、崩壊等しない程度
長期優良住宅の認定を受けるには耐震等級3を取得する必要があります。
現在、地域の工務店でも耐震等級3の取得が可能なところが増えており、耐震性は最高レベルを確保する動きが強まっています。
そのため、気になる方は「耐震等級3の取得」をハウスメーカー選びの一つの軸にするのも良いでしょう。
「耐震等級3相当」とは?
「耐震等級3」は住宅性能評価機関へ申請・検査を受ける必要があります。(型式適合認定は除く)
「耐震等級3相当」とは、「その審査は受けていないが、等級3に相当する性能はある」とする表現です。
審査にはお金がかかるため、都度申請をしないハウスメーカーもございます。
頼めば計算〜申請してくれる場合もありますので、気になる方は営業担当へ確認してみてくださいね。
耐震性の測り方
壁量計算:
地震力・風圧力など横にはたらく力によって倒壊しないかを検証する簡易的な計算方法。
建築基準法上は、2階建て以下、延べ面積500㎡以下、かつ高さ13m以下、軒高9m以下の木造建築物であれば壁量計算で問題ないとされています。
性能表示計算:
壁に加えて床・屋根と床に応じた横架材接合部の倍率を検証したもの。
耐震等級が定められる「住宅性能表示制度」で制定されており、この計算または許容応力度計算を行うと耐震等級が判断されます。
許容応力度計算:
建築物にかかる重さを想定して、柱や梁などの各部材が耐えられるかどうかを検証するもの。
この中では最も確実と言える計算方法。
型式適合認定:
大手ハウスメーカーの中には、国から「このハウスメーカーで建てる家なのであれば耐震性に申し分はない」という型式適合認定を受けているところも存在します。
そのため、型式適合認定があるメーカーでは上記計算を行っていない場合もあります。
木造では床下の基礎などからシロアリが侵入する可能性が…!
ひどい場合はシロアリによって家が倒壊してしまうというケースもありえなくないんです。
地中といった見えないところで発生する被害にどう対処しているのかも要チェックです。
シロアリ対策の種類
シロアリを寄せ付けない薬剤を建物の周囲に散布する方法。
匂いやシックハウスの懸念が多いものの、現在は揮発成分がないものや、ハウスメーカー側で建物内部に流れないような散布の手法が取られているため安心です。
防蟻剤の加圧注入:
木材自体に防蟻剤を染み込ませる方法。
木材の中の空気を抜き、高い圧力をかけながら防蟻材を染み込ませるため、長く高い予防効果を発揮できます。
木材の種類での対策:
ヒノキやヒバなど、含まれる成分からシロアリが好まない木材を使用することでそもそもシロアリを寄せ付けない家にする方法。
ベタ基礎(スラブ):
基礎にコンクリートを敷き詰めてシロアリの侵入経路を塞ぐ方法。
パッキン工法など床下換気:
基礎と土台の間に気密性の高いパッキンを設置して、床下の湿気を遮断し、シロアリが嫌う乾燥した環境を保つ方法。
それぞれ「絶対」とは言い切れないため、何個かの防蟻対策を組み合わせて行っているところがほとんどです。
また、建設時の対策だけではなく、その後の保証に関してもチェックしましょう!
木造にもどう建てるかといった工法が様々あります。
それによって間取りの自由度が変わってくるため、自分の間取りへの希望度合いと、その他耐震性なども踏まえて検討しましょう。
基本的な工法と特徴
最も多く採用されている工法。
柱・梁・筋交いという木材で点と点を繋ぐようにして組み立てていきます。
部材がそれぞれ独立しているため設計の自由度が高いですが、以下の構造に比べると耐震性は標準的です。
2×4・2×6工法・モノコック構法:
2インチ×4インチ、または2インチ×6インチの木材で組んだ枠組みに構造用面材と呼ばれる面を一体化させ、面で組み立てていく工法。
六面体の構造になるため耐震性が高いものの、六面体である分、壁をずらして部屋の広さを調整することが難しくなりがちです。
パネル工法:
床や壁などのパネルを工場で作成・現地で組み立てる工法。
強度があり広い開口部などを設けやすい一方、工場からの運搬になるため土地によっては建てられないことがあります。
木造住宅の長所であり、家の過ごしやすさに大きく関わる部分です!
また、エアコンや全館空調の設定温度などにも影響し、光熱費にも大きく関わるため、「ランニングコストを抑えたい」という方も要チェック!
断熱性・気密性を表す指標
室内の熱がどれだけ逃げやすいのかを表した指標です。
数が小さいほど高性能と言えます。
例)ZEH基準:0.60W/m2・K
2030年の新築の目標(HEAT20 G1):0.48W/m2・K
C値:相当隙間面積。
建物にどれだけ隙間があるのかを表した指標です。
こちらも数が小さいほど高性能と言えます。
明確な基準はありませんが、多くの専門家が1.0以下(家中の隙間面積がハガキ一枚分以下)を推奨しています。
高断熱って実はおトク?!
UA値は、補助金や減税制度の条件でもある「ZEH住宅」の基準にもなっています。
(地域によって基準の数値は変わります。例:東京なら0.6W/m2・K以下など)
ZEH住宅の認定を受けると、子育て世帯(または夫婦のどちらか一方が39歳以下)で80万円の補助金が出たり、3500万円まで住宅ローンの減税措置を受けられたりする可能性があるため、欠かさずチェックしましょう!
*補助金や減税措置には他にも条件がございます。
詳細はこちらの記事で紹介しておりましたので、気になる方は合わせてお読みください。
また、各性能や数値、補助金について、「自分の状況・希望の場合はどうなるんだろう?」とお悩みの方にはおうちキャンバスの無料オンライン相談がオススメです。
家づくりの基礎知識を丁寧に解説、現在のお悩みもヒアリングしてアドバイスさせていただきます!
その上であなたにピッタリのハウスメーカーもご紹介させていただきますのでぜひご参加ください!
【2024年最新版】木造住宅オススメハウスメーカー24選
では、お待ちかね木造住宅のオススメハウスメーカー24社をご紹介します!
ご予算感に合わせて、
高級感を出したい人向け「ゴージャスタイプ」
性能を追求したい人向け「テクノロジータイプ」
バランスの良い家にしたい人向け「グッドバランスタイプ」
コストを抑えたい人向け「リーズナブルタイプ」
の四つに分類してご紹介します!
気になるタイプの見出しへはこちらから飛んでご覧ください!
【木の高級質感を堪能】ゴージャスタイプ
【木の安らぎと高性能の安心感】テクノロジータイプ
【木と長く共存できてコスパ◎】グッドバランスタイプ
【木の温もりをお手頃価格で】リーズナブルタイプ
【木の高級質感を堪能】ゴージャスタイプ
*おうちキャンバス調べ
*各UA値は商品・間取り等によって変動する可能性があります。
また、数値は現在わかっている最低数値(最も断熱性・気密性が高いと考えられる数値)です。
*構造計算は標準で行う場合と、依頼があった場合に別途行う場合がございます。 詳しくは営業担当へご確認ください。
三井ホーム
参考価格(30坪2階建ての場合):3,810万円〜(税込)
ハウスメーカー界のおしゃれ番長と言っても過言ではない三井ホーム。
フルオーダーの住宅モデル、「MITSUI HOME ORDER」の中でも21種類の住宅コンセプトが魅力です。
木造住宅に「木の温もり」や「自然とのつながり」を求める方なら、木の雰囲気を楽しめるホテルライクな「LANGLEY」やインナーバルコニー・スカイラナイを楽しめる「Lucas」などがオススメ!
2×6工法をベースにした独自のプレミアム・モノコック工法で高い耐震性も誇っているハウスメーカーです。
ミサワホーム
参考価格(30坪2階建ての場合):2,781万円〜(税込)
遊び心も暮らしやすさも考えた間取りの実現幅が広いミサワホーム。
「蔵」という高さ1.4m以下の収納のラインナップが12種類もあるところが魅力です。
たとえば、「ガレージ蔵」であれば、ビルドインガレージにした上で上部の空いたスペースを収納用に使えます。
一定条件を満たせば床面積に算入されることもない(*)ため、土地の有効活用にオススメ!
*自治体により床面積に算入される場合もあります。
木質パネル接着工法で創業から現在まで地震の揺れが原因の倒壊がない実績があるハウスメーカーです。
住友林業
参考価格(30坪2階建ての場合):3,351万円〜(税込)
木造を全身で楽しめる、「木」を多様な形で捉える住友林業。
木質部材「PRIME WOOD」は国産ナラ・スギ・クリ・ヒノキ・ブラックウォルナット・マホガニーなど、選べる樹種が桁違いで、約15種類から選べるところが魅力です。
代表的な「My Forest BF」はもちろん、自然に包まれながら1.5階の「プラスカイ」で空間を有効活用できる平屋モデル「GRAND LIFE」がオススメ!
2041年完成予定の木造高層ビル(高さ350m・地上70階)や木造3階建に対応するなど、耐久性が高いため一般的な平屋〜2階建ならなおさら心配がいらないハウスメーカーです。
スウェーデンハウス
参考価格(30坪2階建ての場合):3,129万円〜(税込)
本場スウェーデンの気候に適したレベルの高断熱・高気密を誇るスウェーデンハウス。
アルミ・樹脂などのサッシが一般的なところ、より気密性が高いとされる木製サッシを採用しているところが魅力です。
「ヒュースエコゼロ」という標準仕様でZEH性能をクリアできる住宅モデルにすれば、より省エネで光熱費の引き下げが望めるためオススメ!
阪神淡路大震災の2倍に当たる振動をはじめ、震度6以上の振動を合計19回実物の家に与える実験を行っても有害な損傷を受けなかった実績を持つハウスメーカーです。
大和ハウス(木造住宅モデル)
参考価格(30坪2階建ての場合):3,261万円〜(税込)
該当商品:「xevo GranWood」「xevo Be Wood」「premium GranWood」
鉄骨も取り扱っており、オールマイティながら木造での施設や店舗などの大規模な建設実績もある大和ハウス。
鉄骨住宅も対応している大手ハウスメーカーの力で、天井高最大2.9m、開口幅7.28mの大空間・大開口を実現できるところが魅力です。
独自の計算システム「Farmotec」によって一邸ごとの緻密な構造計算を行ってくれるため、実数値で耐震性を確認しやすいハウスメーカーです。
積水ハウス(木造住宅モデル)
参考価格(30坪2階建ての場合):3,303万円〜(税込)
該当商品:「SHAWOOD」
鉄骨住宅でも「自然とのつながり」を演出することが特徴的な積水ハウス。
代表格である軒と天井を繋げて見せることで外と繋がった印象を持たせる「クリアビューデザイン」が魅力です。
揺れがきた際に構造体とは異なる動きで外壁が回転することでひび割れや落下を防ぐ「ロッキング式外壁取り付け工法」など、家全体の耐久力が考えられているハウスメーカーです。
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【木の安らぎと高性能の安心感】テクノロジータイプ
*おうちキャンバス調べ
*UA値は商品・間取り等によって変動する可能性があります。
また、数値は現在わかっている最低数値(最も断熱性・気密性が高いと考えられる数値)です。
*構造計算の取り扱いに関して詳しくは営業担当へご確認ください。
一条工務店
参考価格(30坪2階建ての場合):3,069万円〜(税込)
テクノロジーの中でも高断熱高気密に特化した大人気の一条工務店。
耐水害対策も徹底しており、洪水に見舞われた際も水を引き込む「床下注水ダクト」などで流されてしまうのを防いでくれるところが魅力です。
メンテナンスがかかりにくい外壁全面タイルなどが標準仕様でありながら、よりお手頃な価格を実現している「Hug me」がオススメ!
許容応力度計算や10年目・20年目の無償シロアリ予防工事を行ってくれるなど、木造の心配ポイントをしっかり解決してくれるハウスメーカーです。
【木と長く共存できてコスパ◎】グッドバランスタイプ
*おうちキャンバス調べ
*各UA値は商品・間取り等によって変動する可能性があります。
また、数値は現在わかっている最低数値(最も断熱性・気密性が高いと考えられる数値)です。
*構造計算は標準で行う場合と、依頼があった場合に別途行う場合がございます。 詳しくは営業担当へご確認ください。
住友不動産
参考価格(30坪2階建ての場合):2,736万円〜(税込)
高級マンションのようなラグジュアリーな空間づくりが得意な住友不動産。
ウッドパネル工法・2×4工法・2×6工法など、予算と希望に合わせて工法が選べる点が魅力です。
300万円相当のセラミックカウンターキッチンが100万円ほどのコスパで採用できるなど、高級感あふれる空間づくりを設備から演出していくのがオススメ!
耐震等級3かつ省令準耐火構造で安心なハウスメーカーです。
省令準耐火構造は火災保険料が一般の木造住宅に比べて半額程度に抑えられるため、安心感とランニングコストを両立できちゃうんですよ!
アイ工務店
参考価格(30坪2階建ての場合):2,682万円〜(税込)
1mm単位で間取り設計ができる自由度の高さが特徴のアイ工務店。
スキップフロアや、小屋裏・半地下なども得意で、収納力が高いところが魅力です。
お子様が2人以上いるご家庭では、今後確実に物が増えていくと予想されるため、収納力の高いアイ工務店は特にオススメ!
基礎の下に防蟻・防湿シートを敷いてその上にコンクリートを打つといった二重のシロアリ対策で、薬剤によるシックハウスなどがどうしても心配な方にはより安心なハウスメーカーです。
アキュラホーム
参考価格(30坪2階建ての場合):2,097万円〜(税込)
大空間や大開口を木造でもしっかり実現してくれるアキュラホーム。
鉄骨で大空間を実現したかったものの、予算などの理由で断念することになってしまった方の希望となってくれるところが魅力です。
できるメーカーが限られてくる30畳無柱の空間・天井高最大2.9mを実現しながら耐震性も安心できる「超空間の家」がオススメ!
木造軸組工法の接合部を強固にするメタルウッド工法に加え、独自開発の「8トン壁」で耐震性を追求し続けているハウスメーカーです。
ヤマト住建
参考価格(30坪2階建ての場合):2,706万円〜(税込)
耐震性や断熱性をバランスよく、コスパよく、高レベルで実現してくれるヤマト住建。
予算に合わせて断熱性を調整できるため、オーバースペックにならずコスパよく快適な環境づくりができるところが魅力です。
ZEH住宅や2030年目標のHEAT20 G1を上回るUA値0.28を誇るため、補助金の申請が通りやすく光熱費も抑えやすい「エネージュUW」がオススメ!
自動車で使われる特許技術を応用した制振ダンパー「エヴォルツ220」は1mmの歪みから揺れを感知・作動するため、小さな地震による内装材のひび割れ被害等も軽減できるハウスメーカーです。
アエラホーム
参考価格(30坪2階建ての場合):2,535万円〜(税込)
ミドルコストでハイグレードな高断熱・高気密を実現しているアエラホーム。
屋根まですっぽり包む外張りW断熱で、小屋裏や1.5階まで家中快適な温度・湿度を実現できるところが魅力です。
フルオーダーでコスパの高い「PRESTO」はもちろん、単身〜お二人暮らしご予定の方には少人数世帯向けコンパクト規格住宅もオススメ!
「ハイベストウッド」という耐力面材で揺れを受け止めて力を分散させてくれる上、気密性が高く東日本大震災の津波にも流されなかった実績もあるハウスメーカーです。
クレバリーホーム
参考価格(30坪2階建ての場合):2,655万円〜(税込)
メンテナンスフリーで重厚感のある邸宅が特徴のクレバリーホーム。
メンテナンスが少ない「瓦屋根」「タイル外壁」が標準仕様で揃っており、初期費用もランニングコストも抑えられるところが魅力です。
フルオーダーの大人気シリーズ「CXシリーズ」はもちろん、子育て世帯向けのコンセプトモデル「hapies」やペットがいる家庭向けのコンセプトモデル「inumo」など、ライフスタイルに合わせた住宅モデルもオススメ!
地震に弱くなってしまいがちなタイル外壁の弱点を、1階と2階を一体化させた「SPG構造」とモノコック構造のハイブリッド工法で克服、かつ強みにまで進化させているハウスメーカーです。
ウィザースホーム
参考価格(30坪2階建ての場合):2,754万円〜(税込)
関東でライフスタイルに合わせた家づくりを徹底サポートしてくれるウィザースホーム。
住宅モデルは持たず、「暮らし方」「機能・性能」「デザイン」の三つの観点で生活にフィットする家のコンセプトを組み立てられるところが魅力です。
アウトドア気分が楽しめる「ソラなかバルコニー」や子どもが自由に使える空間をリビング近くに設けてくれる「くつろぎプラス」といった、子育て世帯に向けた多様な空間設計がオススメ!
モノコック構造で地震に強い上、オプションの制振オイルダンパー「ウィザースMSダンパー」を採用すればより安心できるほか、「地震の安全性が損なわれる間取りは極力やらない」という姿勢で、むやみに要望を鵜呑みにせずしっかりとプロの目線で向き合ってくれるハウスメーカーです。
桧家住宅
参考価格(30坪2階建ての場合):2,646万円〜(税込)
コスパよく全館空調を導入でき、年中快適な生活をお手頃価格で提供してくれる桧家住宅。
自社製品で大人気の「Z空調」は、一般的な全館空調の初期費用が200〜300万円であるところ150万円ほどで導入できます。
また、電気代の年平均が4,721円*と光熱費も抑えられるためオススメ!
*オーナー宅の消費電力から算出した結果であり、電気代を保証するものではありません。
「EXハイパワーボード」という構造用耐力面材が耐震性を高めてくれ、揺れの力の分散で家を守ってくれるハウスメーカーです。
日本ハウスHD
参考価格(30坪2階建ての場合):2,463万円〜(税込)
「日本の木造建築」の優美さを堪能するなら日本ハウスHD。
国産檜の無垢材が標準で使用できる上、質の高い職人集団直営のため施工が丁寧です。
注文住宅の「輝」「雅」はもちろん、和モダンから都市型モダンスタイルまでさまざまに選べる上、耐震等級3も取得できる「匠の技 クレステージ28」もオススメ!
日本家屋としての雰囲気も演出する「檜」が構造体にも使用されていて耐震性が高い上、シロアリにも強い木材であることから木造の懸念点をしっかりカバーしてくれるハウスメーカーです。
セルコホーム
参考価格(30坪2階建ての場合):2,349万円〜(税込)
北米風のクラシカルで暖かい家を建てるならセルコホーム。
八角形の塔屋「アン」や屋根付きの玄関ポーチなど、北米風でドールハウスやお城のような見た目が好きな人にはフルオーダーの人気商品「SELCOHOME THE HOME」がオススメ!
モノコック構造で建物の変形や倒壊をしっかり防いでくれる上、「ハリケーンタイ」や「タルキック」と呼ばれる金具を屋根の形状に合わせて使用することで屋根と構造を強固に接合してくれているハウスメーカーです。
ヤマダホームズ
参考価格(30坪2階建ての場合):2,082万円〜(税込)
インテリアも含めたトータルコーディネートで統一感のある家を建てるならヤマダホームズ。
大塚家具も子会社化するなどトータルでの提案力に長けているところが魅力です。
とくに全居室にエアコン・照明・カーテンを設置してくれたり、ヤマダポイントで家具家電をまるごとサービスしてくれる「スーパーフル装備住宅」がオススメ!
柱と土台、梁などとの接合部に構造金物を使用して補強、さらに耐力面材を貼ることで耐震性をアップさせているハウスメーカーです。
「魅力がいろいろありすぎて、自分にはどれが合っているのかわからない…」という方にはおうちキャンバスのハウスメーカー診断がオススメ!
間取りや性能など、あなたが家に求めるポイントを整理して、ぴったりなハウスメーカーをお教えいたしますよ!
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お名前や住所の登録不要で気軽に診断できますので、ぜひ試してみてくださいね。
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【木の温もりをお手頃価格で】リーズナブルタイプ
*おうちキャンバス調べ
*各UA値は商品・間取り等によって変動する可能性があります。
また、数値は現在わかっている最低数値(最も断熱性・気密性が高いと考えられる数値)です。
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タマホーム
参考価格(30坪2階建ての場合):2,034万円〜(税込)
若いうちに満足できる家を建てておくならタマホーム。
コスパが良く、20代の若い世代でも家を建てやすいところが魅力です。
とくに、オール電化や多様なキッチン・サニタリー・エクステリアなどの設備の選択幅が広く取れる「大安心の家」がオススメ!
全棟に地盤調査を実施しており、地盤改良工事や基礎補強工事を徹底しているハウスメーカーです。
オープンハウス
参考価格(30坪2階建ての場合):1,290万円〜(税込)
土地探しを効率的に行いながらコスパよく家を建てるならオープンハウス。
選んだ土地に合う間取りの参考プランをもとに検討できるところが魅力です。
希望があればその間取りからカスタマイズしていくのがオススメ!
地盤調査・解析を行い、強度が不足している場合は地盤改良工事を行って安全性を確保してくれるハウスメーカーです。
飯田グループHD
参考価格(30坪2階建ての場合):1,500万円〜(税込)
コスパよく性能のバランスが整った家を建てるなら飯田グループHD。
住宅性能表示制度の5分野・7項目で最高等級を取得しており、住宅ローン「フラット35」の技術基準にも適合しているところが魅力です。
二世帯住宅を考えている人には、大容量の収納スペースやコミュニケーションが取りやすい対面型のキッチンなどを採用できる二世帯住宅型プランもオススメ!
床束と呼ばれる支持材に、サビ・シロアリを寄せ付けない鋼製のものを採用しているため、家の強度・シロアリ対策ともに安心できるハウスメーカーです。
アイダ設計
参考価格(30坪2階建ての場合):1,890万円〜(税込)
コスパよくランニングコストも抑えて長く暮らせるアイダ設計。
カフェやデイサービスといった施設の設計も多く担っている実績が魅力です。
とくに、ZEH基準を超えるUA値0.46W/m2・Kを誇り、高断熱を実現してくれる「ブラーボゼネクト」がオススメ!
震度7の耐震実験をクリアし、面全体で外力を受け止める工法となっているため、揺れによる歪みなどを出づらくしているハウスメーカーです。
アイフルホーム
参考価格(30坪2階建ての場合):1,956万円〜(税込)
子育てしやすい・子どもが過ごしやすい家が特徴的なアイフルホーム。
「キッズデザイン」の考え方で、窓のチャイルドロックや階段の段のすべりどめなど、細やかな配慮が魅力です。
とくに、さまざまなライフスタイルに合わせてコンセプトを選べる「FAVO」がオススメ!
変形量を一般住宅の約1/2にし、家をまるごと制振してくれる制振構造「EVAS」を導入しており、揺れを受け流す形で家を守ってくれるハウスメーカーです。
さて、ここまでオススメなハウスメーカーを24社をご紹介させていただきましたが、
「良いと思ったところ以外にも自分に合ったハウスメーカーはあるのかな?」
「自分はここが好きだけど、本当に合っていると言えるのかな?」
など、ご自分で気になったところを見るだけでは少し不安ですよね。
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木造住宅の手引き【鉄骨と比べると?】【メンテナンスは?】
さて、木造住宅にも魅力的なハウスメーカーが多数存在することがわかりましたね!
ただ、やはり気になるのが、ハウスメーカーの特徴以前の問題である「木造住宅そのもの」の特徴について。
「鉄骨住宅と比べるとどうなの?」
「メンテナンスはどれくらいかかるの?」
など、そもそも木造住宅で絞り込んでしまっていいのか引っかかっている方も少なくないはず。
ここでは、そんな木造住宅に関するよくある疑問とその答えをご紹介していきますね!
Q. 鉄骨と比べると性能は劣るの?
家づくりを始めた方が一番最初に気になさる点と言っても過言ではありません。
結論から申しますと、「どちらの方が性能が高い」とは言い切れません。
もちろんハウスメーカーや住宅商品ごとの性能にもよりますが、大体以下のようになっています。
耐震性
鉄骨住宅・木造住宅による違いはなし。
鉄と木であるため、鉄の方が頑丈であることに変わりはありません。
しかし、現在は鉄骨住宅でも木造住宅でも同様に最高レベルである「耐震等級3」も取得できます。
阪神淡路大震災の2倍の揺れでも損傷のない木造住宅を実現しているハウスメーカーもあるほど。
大地震が来た際の安全性に関しては木造住宅の方が劣ってしまう・崩れてしまい危険ということはないため、フラットに検討するのがベストです!
このような場合は、鉄骨住宅の方が安心で、木造住宅のハウスメーカーだと対応できないというパターンもあります。
無柱で空間を広く取るなど、家を支える部分が少ない場合は、どうしても頑丈な鉄骨でないと難しくなってしまいます。
たとえば「35帖のワンフロアのリビングがほしい」などといった場合は、鉄骨住宅の検討がオススメです。
断熱性・気密性
木造住宅の方が優れていることが多いです。
なぜなら鉄は木よりも熱を通しやすく、伸縮性も高い物質だから。
そのため、熱が逃げやすかったり、隙間が生まれやすかったりしてしまうんですね。
たとえば、以下のような差になることも。
UA値:0.75W/m2・K
C値:2㎠/㎡前後
UA値:0.39W/m2・K
C値:0.35㎠/㎡
*数が小さい方が断熱性・気密性が高い
もちろん、鉄骨住宅でもZEH基準をクリアした断熱性を誇るハウスメーカーもございます。
こちらもハウスメーカーや住宅商品によるところが大きいため、傾向の一つとして押さえていてくださいね!
Q. メンテナンスはかかる?耐久度って?
木造住宅のハウスメーカー選びのチェックポイントでお伝えしていた「シロアリ対策」など、木造住宅だとメンテナンスがかかるのではというのも気になるポイントの一つですよね。
結論、鉄骨住宅に比べるとメンテナンスがかかる部分はございます。
メンテナンスの気になるところは2点。
まずは「シロアリ対策」。
ハウスメーカーによって、対策を徹底しているとはいっても、被害が絶対に0になるとは言い切れません。
そのため、気になる場合は都度防蟻処理のメンテナンスをすることが必要になってきます。
このメンテナンスも、無償メンテナンスが何年・何回あるのかなどがハウスメーカーによって変わってくるため要チェックです。
次に「腐食」。
盲点なのですが、構造に使っている木材が腐ってしまうというのも注意したいポイントです。
壁と外の温度差で湿気が溜まったり雨水が構造に侵入したりしてしまうことで木の腐食が進んでしまうことが考えられます。
そのため、こちらは都度のメンテナンスよりも湿気を生まない断熱方法や防水対策・保証が強いかどうかをチェックしてみてくださいね。
Q.火事の時、被害が大きくなる?
「木」と聞くと、薪の要領で燃えやすいのでは?と不安になってしまいますよね。
でも、実は鉄骨よりも被害が少ない場合が多いと知っていましたか?
火事の際、火の熱で溶けてしまう鉄骨よりも、中が素早く炭化して強度が出る木造の方が崩れにくいんです!
こちらも、もちろん住宅自体の性能による部分もあるため注意が必要です。
また、家を建てるとなると気になるのが「防火地域」や「準防火地域」のこと。
建物が密集していて延焼しやすいと考えられるエリアや幹線道路沿いが指定されています。
「防火地域」や「準防火地域」では「耐火建築物」「準耐火建築物」「木造建築は外壁や軒裏、開口部などに一定の防火措置」があるものでないと建てられない場合があります。
階数や面積によって該当する建築物の指定が変わるため、今持っている土地やこれから買おうとしている土地が「防火地域」や「準防火地域」に該当しているのかもチェックしてみてくださいね。
「耐火建築物」「準耐火建築物」は木造住宅でも対応は可能です。
しかし、施工が難しく工期が長引くパターンや、まず「防火地域」や「準防火地域」での建築に対応していないハウスメーカーもあります。
そのため、「防火地域」や「準防火地域」で建築をする場合は、それを踏まえたハウスメーカー選びが重要です。
まとめ
さて、ここまで木造住宅のオススメハウスメーカーやチェックポイント、よくある疑問点について解説してまいりました!
ポイントは以下の通り!
・耐震性・・・
「耐震等級3」が最高レベル!
固執しないまでも、ハウスメーカー選びの基準の一つにするのがオススメ!
・メンテナンス・・・
シロアリは対策から保証まで要チェック!
・間取り自由度(工法)・・・
耐震はもちろん、間取りが希望通り取れるのかも確認しよう!
・断熱性・気密性・・・
断熱性はUA値・気密性はC値で表され、数が小さいほど優秀!
自分が求める家の暖かさや、申請したい補助金の条件などをチェック。
その上で必要な断熱性・気密性が取れるかを比較検討していくのがオススメ!
【木の高級質感を堪能】ゴージャスタイプ
【木の安らぎと高性能の安心感】テクノロジータイプ
【木と長く共存できてコスパ◎】グッドバランスタイプ
【木の温もりをお手頃価格で】リーズナブルタイプ
- 鉄骨と比べて、「性能は劣る」とは言い切れない!それぞれに特徴がある!
- メンテナンスは鉄骨よりもかかるかも……。「シロアリ対策」「防水対策」がキーワード!
- 火事の時は鉄骨よりも被害が少なく済みやすい!「防火地域」など特定の地域では対応が難しいこともあるため注意!
木造住宅や鉄骨住宅など、資材によってコストや性能などに違いが出ることもございます。
ただ、だからと言って「コストが低いから木造住宅」「性能が高いから鉄骨住宅」と決めてしまうのは危険です。
ご紹介した通り、木造住宅のコストと言っても幅広いですし、鉄骨住宅の方が必ず性能がいいとは言い切れません。
一番は「あなたがどういう家を建てたいか?」ということ。
あなたの希望を元に、それぞれの特徴を照らし合わせてハウスメーカーを検討してみてくださいね!
「ただ、なかなか自分で判断するのは不安…」
「どういう家にしたいかが自分でもまだわからない…」
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家づくりのプロがあなたの希望を整理して、木造住宅や鉄骨住宅、どちらが合っているのかなどあなたのお悩みに合わせたアドバイスをさせていただきますよ。
あなたのお家づくりが実りあるものとなることをお祈りしております。
最後までお読みいただきありがとうございました!
担当者コメント
木造と聞くと、おじいちゃんやおばあちゃんの家の平屋の日本家屋や、トトロの家を想像される方も多いかもしれません。
家づくり相談の流れ・詳細そのため、「地震に対して頑丈ではなさそう」「鉄骨よりもシンプルで優しい見た目にできそう」などといったイメージが膨らみがちです。
ただ、そのどれもが「イメージ」に過ぎないことがほとんど…。
ご紹介した通り、基本的な耐震性に問題はないことがほとんどですし、木造住宅=木の外観、鉄骨住宅=鉄の外観というわけでもありません。
それぞれの特徴を正しく理解して、木造・鉄骨以外のポイントも比較しながら、あなたのお家づくりが順調に進むことをお祈りいたします!
家づくりの進め方がわからない…
ハウスメーカーと話を進めているけど、詰まってしまった…
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大きな買い物だからこそ不安はつきもの。1人で抱え込まず、プロに相談するのも「家づくり」の一つです。
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